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1 アイテムキー

1.1 引数つきパラメータと引数なしパラメータ

引数つきパラメータには、引数を渡すことができます。例えば、vfs.fs.size[*] では、アスタリスク「*」は引数パラメータを示します。「*」は、パラメータの引数として渡される任意の文字列です。正しい定義の例:

  • vfs.fs.size[/]
  • vfs.fs.size[/opt]

1.2 キーのフォーマット

キーパラメータを含むアイテムキー形式は、構文規則に従う必要があります。以下の図は、サポートされている構文を絵にしたものです。このラインにしたがって、各ポイントで使用可能な要素と文字を決定できます。ラインにしたがってブロックに当たった場合、その項目や文字は使用可能で、当たらない場合は使用できません。

有効なアイテムキーを構築するには、キー名を指定することから始めます。それから、上記の絵で2つの線で示しているように、パラメータを持たせるか、持たせないかを選択します。

キー名

キーの名前に使用できる文字の範囲は限られており、各文字が他の文字に続きます。使用可能な文字は次の通りです:

0-9a-zA-Z_-

具体的には以下のようになります:

  • 全ての数字
  • 全ての小文字の文字
  • 全ての大文字の文字
  • アンダースコア(_)
  • ダッシュ(-)
  • ドット(.)

キーのパラメータ

アイテムキーでは、複数のパラメータをカンマ区切りで使用できます。

それぞれのキーのパラメータは、引用符つき文字列、引用符なし文字列、または配列のいずれかになります。

パラメータを空のままにすると、デフォルト値を使用します。その場合、追加のパラメータを指定するときは、適切な数のカンマを追加する必要があります。例えば、アイテムキー icmpping[,,200,,500]と指定した場合、ping同士の間隔は200ミリ秒、タイムアウトは500ミリ秒、その他のパラメータはデフォルト値のままとなります。

パラメータ - 引用符つき文字列

キーのパラメータが引用符つきの文字列の場合、Unicode文字はすべて使用可能ですが、二重引用符(”)を含む場合はバックスラッシュエスケープする必要があります。

パラメータ - 引用符なし文字列

キーのパラメータが、引用符なし文字列の場合、カンマ(,)と右角括弧(])以外のUnicode文字が使用可能です。

パラメータ - 配列

キーのパラメータが配列の場合、角括弧で再度囲みます。各パラメータの後に、ルールと構文を指定する複数のパラメータが続きます。

1.3 使用可能なエンコード

パラメータ「encoding」は、対応するアイテムチェックを処理するためのエンコードを指定するので、取得されたデータは破損しません。サポートされているエンコードのリスト(コードページ識別子)が必要な場合は、libiconv のドキュメント(GNU Project)や、「Code Page Identifiers」に関するMicrosoft Windows SDK ドキュメンテーションなど、各ドキュメントを参照してください。空白の「encoding」パラメータが渡された場合、Windowsシステム固有の拡張子がついたANSI、またはUTF-8(比較的新しいUnix/Linuxディストリビューション用のデフォルトのロケール、使用しているシステムの設定を参照)がデフォルトとして使用されます。


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