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2.5 アップグレード

2.5.1変更レベルのリリース

変更レベルのリリースでは、サーバのバイナリとフロントエンドのアップグレードが必要とされます。リリースノートに記述れさている場合は、幾つかのインデックスがデータベースのパフォーマンス改善のために追加されることがあります。アップグレードは1.8.1から1.8.3等へといくつかのバージョンへ簡単なステップで実行することができます。

2.5.2安定版のリリース

安定版リリースのアップグレード(1.4から1.6、または1.6から1.8へのアップグレード)はバイナリとフロントエンドのアップグレードに追加して、データベースのパッチが通常必要とされます。

2.5.3バージョンの互換性

ZABBIX 1.8では、Zabbix 1.0、Zabbix 1.1.x、Zabbix 1.4.x、およびZabbix 1.6の旧エージェントを使用することができます。エージェント側で設定を変更する必要はありません。

Zabbix 1.8ではバージョン1.6の旧Zabbixプロキシは利用できません。アップグレードを行う必要があります。

2.5.4重要:

  • すべてのホストは少なくとも1つのグループに所属する必要があります。
  • Linuxのキーsystem.cpu.utilのインデックスが0から始まります。
  • すべてのOSでキーvfs.fs.sizeはバイト数を返します。
  • キーvfs.fs.sizeはrootユーザアカウントに予約された領域を含めた値を返します。
  • 設定ファイルの最終行にコメントを書くことはできません(以前は数字のパラメータのみこの制限がありました)。

2.5.5システム要求の変更

システム要求の追加と増加:

  • PHP 4のサポートを削除。
  • PHPの最大メモリサイズを128MB以上に変更(memory_limitオプション)。
  • 最大PHP POSTサイズを16MB以上に変更(post_max_sizeオプション)

2.5.6既知の問題

  • Zabbix 1.8ではPHPのバージョンが5.2より低いとmbstringのチェックが失敗します。この問題を回避するためにはzabbix.conf.php.exampleファイルを zabbix.conf.phpにコピーし、データベースをアクセスするパラメータを修正します。
  • IPMIの機能を使用する場合はOpenIPMIバージョン2.0.13以降が必要になります。
  • Webインターフェースのソート機能は変数に対応していません(アイテム名に$1などを利用した場合など)。
  • すべてのアイテムでXMLエクスポートにSNMPやその他の情報が含まれます。
  • zabbix_senderを利用してファイルからデータを送信した際にスペースが含まれるホスト名を使用している場合は正常に動作しません。
  • データベースが正しく設定されていない場合、ネットワークマップのイメージのアップロードに失敗する場合があります。データベースのテーブルやフィールドは必ずUTF-8エンコードに設定してください。

2.5.7アップグレード手順

Zabbix 1.6.xから1.8にアップグレードするための手順を以下に示します。Zabbixデータベースのサイズによっては、これらの手順で数時間を要する場合があります。

2.5.7.1ZABBIXサーバの停止

データベースに新しいデータが保存されないようにZabbixサーバを停止します。

2.5.7.2現在のZABBIXデータベースのバックアップ

これは非常に重要な手順です。必ずデータベースのバックアップを作成してください。アップグレード手順が失敗した場合(ディスク容量不足、電源断、予期しない問題が発生した場合)に、このバックアップが必要になります。

2.5.7.3設定ファイル、PHPファイル、ZABBIXバイナリのバックアップ

設定ファイル、PHPファイル、およびZabbixバイナリのバックアップコピーを作成します。

2.5.7.4新しいサーババイナリのインストール

コンパイル済みバイナリを利用するか、自身でコンパイルを行ってください。

2.5.7.5サーバ設定パラメータのレビュー

1.8ではzabbix_server.confの一部のパラメータが変更され、新しいパラメータが追加されています。必要に応じて、新しいパラメータを確認してください。

  • Zabbixサーバとプロキシの設定ファイルから設定オプションStartDBSyncers削除されています
2.5.7.6データベースのアップグレード

このステップはバージョン1.6からアップグレードする場合にのみ実行します。バージョン1.8.xから別のバージョンにアップグレードする場合は省略します。

データベースのパッチを適用する場合は、事前に全てのZABBIXプロセスを停止する必要があります。

データベースのアップグレードを行う前には正しくバックアップが取れていることを確認して下さい。

アップグレードスクリプトを実行する前に、以下のインデックスを削除してください:

MySQL alter table dhosts drop index dhosts_1; alter table dservices drop index dservices_1; alter table httptest drop index httptest_2; alter table httptest drop index httptest_3; alter table history_log drop index history_log_2; alter table history_text drop index history_text_2; alter table actions drop index actions_1; alter table escalations drop index escalations_2; alter table graphs_items drop index graphs_items_1; alter table graphs_items drop index graphs_items_2; alter table services drop index services_1;

OracleまたはPostgreSQL drop index dhosts_1; drop index dservices_1; drop index httptest_2; drop index httptest_3; drop index history_log_2; drop index history_text_2; drop index actions_1; drop index escalations_2; drop index graphs_items_1; drop index graphs_items_2; drop index services_1;

インデックスが存在しない警告メッセージは無視してください!

データベースのアップグレードスクリプトは次のディレクトリに置かれています upgrades/dbpatches/1.8/<db engine>:

  • MySQL: upgrades/dbpatches/1.8/mysql/patch.sql
  • Oracle: upgrades/dbpatches/1.8/oracle/patch.sql
  • PostgreSQL: upgrades/dbpatches/1.8/postgresql/patch.sql

データベースのアップグレードには10〜15分程度かかります。PostgreSQLの場合、既存のヒストリデータの変換のために数時間を要する場合もあります。非本番環境でアップグレード手順をテストすることをお奨めします。

データベースをUTF-8に変換する場合は長時間を要します。

十分なパーミッション(create table、drop table、create index、drop index)があることを確認してください。また、ディスクに十分な空き容量があることを確認してください。

上記のスクリプトは、Zabbix 1.6.xを1.8にアップグレードする場合にのみ使用できます。以前のバージョンからアップグレードする場合もZabbix 1.6.xからのアップグレードスクリプトを使用してください。

Example usage: shell> cd mysql; mysql zabbix -u<username> -p<password> < patch.sql or shell> cd postgresql; psql -U <username> zabbix < patch.sql

2.5.7.7新しいZabbix GUIのインストール

インストール手順を参照してください。

2.5.7.8新しいZABBIXバイナリの起動

新しいバイナリを起動します。ログファイルをチェックして、バイナリが正常に起動されていることを確認します。

 
jp/1.8/manual/installation/upgrading.txt · Last modified: 2011/05/03 10:31 by kodai
 
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