2012年2月1日
Zabbix SIAはZabbix 1.9.9 (Zabbix 2.0の4番目のベータリリース)のリリースをアナウンスすることを光栄に思います。
Zabbixはオープンソースで配布されるエンタープライズモニタリングソリューションです。ZabbixはGPLライセンスの元で配布されているため、商用、非商用問わず無償で利用することができます。ライセンスの詳細については、http://www.gnu.org/copyleft/gpl.txtを参照してください。
このドキュメントはZabbix 1.9.9のリリースノートを含みます。ダウンロードはこちらから行えます。 http://www.zabbix.com/download.php
このリリースは大きな機能追加といくつかの改善、バグフィックスが含まれます。
このリリースは正式バージョンではありません。ベータリリースです!
まだすべての機能は実装されておらず、2.0バージョンで予定している機能のすべてが含まれているわけではありません。小さな改善が行われる可能性があります。
以下にリリースの詳細を示します。これは最新の情報を提供し、主要なドキュメントの補足となります。
新しいSNMPトラップ監視機能によって高性能なトラップ収集を行えるようになりました。SNMPTTなどのプリプロセッサも同様に使用できます。
マップとマップ要素は要素の種別 (ホスト、ネットワーク機器、スイッチ、など) によって自動的にアイコンを選択するよう設定できます。
マップ編集画面でマクロ展開を有効にするオプションを追加しました。
ホストプロファイルはより一般的な「ホストインベントリ」に名称変更されました。
データベースのリクエスト数を削減するためにトリガー関連のデータがキャッシュされます。これによりZabbixサーバの全体的なパフォーマンスが向上します。
ハードウェアとソフトウェアの詳細情報をエージェントから自動的に収集し、ユーザが定義したパラメータを利用して拡張することができます。
HTTPSとTelnetのチェックによるディスカバリを追加し、ディスカバリ設定フォームを見直しました。
通常のホスト名に加えて、Webインターフェースで表示するために利用できる表示名を設定することができます。表示名を利用するマクロも追加しています。
(エージェント、IPMI、SSHを利用した)リモートコマンドをより簡単かつ柔軟に設定することができます。
ZabbixのJMX監視は、JavaアプリケーションやJBoss、WehSphere、WebLogicなどの一般的なミドルウェアのネイティブで安全なリモート監視を行うことができます。
Booleanデータ型は、2つの状態を持つものとJMXカウンタの監視に使用できます。
新しいアイコンセットにより見栄えの良いマップを作成することができます。
トリガー名に、{IPADDRESS}、{HOST.DNS}、{HOST.CONN}のマクロを利用することができます。
標準および拡張のホストプロファイルを統合しました。全てのプロファイルのフィールドを参照するためのマクロを追加しました。
1つのホストに複数のネットワークインターフェイスを割り当てることができます。これによりそれぞれのIPアドレスに対して異なるチェックを行うことが可能です。
ZabbixのWebインターフェイスの翻訳にGNU gettextモジュールを利用しました。
パッシブチェックによる監視対象ホストの自動登録機能を追加しました。クラウド環境を監視のために非常に便利に使うことができます。
ZabbixのWebインターフェイスで不明なトリガーとイベントが表示されなくなります。トリガーやイベントの状態について確信が無い場合は特別なフラグが表示されます。
手動で設定を行わなくても、Zabbixはファイルシステムやネットワークインターフェース、SNMPインターフェースを自動的に検知します。ひとつのテンプレートを、異なるデバイスが接続された複数のホストに利用することができます。保持期間の設定に基づいて、データが取得できない場合は自動的に削除することができます。
より効率的に動作するようにエスカレーションの処理を改善しました。
グラフの凡例をオプションで無効にすることができます。
テンプレートにスクリーン設定を含めることができ、設定のメンテナンスとホスト用パフォーマンスグラフの一覧画面の表示の容易性が向上します。ホストをクリックしたときのポップアップからスクリーンを表示することができます。
データベースのスキーマを大幅に改善し、一貫性、設定とヒストリデータのセキュリティを向上しました。
ヒストリデータにナノ秒単位で時間を保存することができます。1.8.xからマイグレーションを行った場合、このオプションはデフォルトで無効になります。新規でセットアップを行った場合に有効になります。
マップの要素に複数の外部URLリンクを設定することができます。
ZabbixやIPMIのエージェントを利用して監視しているサーバ上で任意のコマンドを実行するためにユーザスクリプトを利用することができます。
Zabbix Webインターフェースから標準のトリガーの重要度の表示を別の名前や色にカスタマイズすることができます。
ログイン画面を再設計し見た目を改善しました。
新しい設定画面は見た目とユーザビリティがより改善されています。
マップレベルで異なるタイプのマップアイコンごとにラベルのフォーマットを設定することができます。
Zabbix Webインターフェースは、それぞれのマップごとにグリッドオプションを保存することができます。マップのインポート/エクスポートが新しいグリッド関連の属性をサポートするように拡張しました。
Zabbixは新規に自動検出され自動登録されたデバイスに対してDNS名を自動的に入力します。
Zabbix Webインターフェースで表示できるイベントをマウスクリックでCSVファイルにエクスポートできます。
ZabbixサーバやZabbix WebインターフェースでSQLite3を利用できます。組み込み環境や低スペックのハードウェアに役に立つかもしれません。
2つの新しいオプション(ALL, ANY)はAPIレベルでのフィルタリング制御に利用できます。
マップ上の領域にホストグループに所属するすべてのホストを表示することができます。
オプションでメディアタイプを無効にすることができます。
BSDを含む複数のプラットフォームでこのアイテムが利用できます。
テンプレートからホストへの依存関係がサポートされます。
詳細はZabbixマニュアルを参照してください。
ZabbixバイナリのリコンパイルとWebインターフェースのPHPファイルのアップデートが必要です。Zabbix 1.8.xからマイグレーションする場合はデータベースのパッチ適用を行ってください。詳細なアップグレード手順はZabbixマニュアルを参照してください。
Zabbixサーバは以下のプラットフォームでテストを行っています。
- Ubuntu Linux, AMD64, kernel 2.6.11, MySQL 5.x
- Ubuntu Linux, Intel, kernel 2.6.15, MySQL 5.0.22, PostgreSQL 8.3
- RedHat EL 5.3, Intel, kernel 2.6.18, Oracle 11gR2
- Slackware Linux, x86, kernel 2.6.29.6, MySQL 5.1.x
Zabbixエージェントは以下のプラットフォームでコンパイルとテストを行っています。
- AIX 5.2
- FreeBSD 4.x, 5.x, 6.x
- HP-UX 10.x, 11.x
- Linux 2.4.x, 2.6.x
- Linux CentOS
- NetBSD 2.0
- OS/X 10.2
- Solaris 8, 9, 10
- Tru64 5.1B
- Windows XP, 2000, 2003, 2008, Vista
一部のプラットフォームとバージョンに限られますが、コンパイル済みのエージェントをhttp://www.zabbix.com/download.phpからダウンロードすることができます。
Zabbix SIAはプロフェッショナルサービスを全面的に提供しています。また、私たちはトラブルフリーで簡単にZabbix 1.8以前のバージョンから移行するためのアップグレードサービスも提供しています。価格やより詳細な情報については営業までお問い合わせください。
- Zabbix 1.8マニュアル
- Zabbixフォーラム (http://www.zabbix.com/forum)
- Zabbixサポート (http://www.zabbix.com/support.php)












