Zabbix認定スペシャリスト

Zabbix認定スペシャリストコースでは、3日間のトレーニングを通してZabbixの主要機能、インストール、設定、メンテナンス方法を習得することができます。演習を通してZabbixのインストールから監視の設定、Zabbixの動作の概念を短期間で習得することができ、Zabbixの構築や運用に必要となるスキルを効率よく身につけることが可能です。

トレーニングはZabbixの構築やサポート経験が豊富な講師が行います。トレーニング中の質問にも具体的な回答を得ることができ、Zabbixの内部的な仕組みや動作の詳細、実際の構築・運用で必要となる様々なノウハウも得ることができます。

対象製品 Zabbix 6.0
形式 少人数制。1人1台の実機を利用し、演習形式で実施します。
期間 3日間
コースの受講要件
  • オペレーティングシステムの基礎的な知識
  • Linuxの基本的なコマンド操作(シェル操作、エディタ操作)
  • Zabbix認定ユーザーコース修了相当の知識
前のレベル Zabbix認定ユーザー(Level 1)
次のレベル Zabbix認定プロフェッショナル (Level 3)

コースプログラム

1日目
  • Zabbixの動作環境
  • インストール環境の準備
  • Zabbixサーバー、Webインターフェース、エージェント2のインストール
  • ホストとホストグループの設定
  • アイテムの設定(基本設定、ヒストリとトレンド、アプリケーション、基本的な保存前処理、監視間隔のカスタマイズ)
  • Zabbixエージェントのアクティブチェック
  • ホストインベントリの自動登録
  • トリガーの設定とイベント(基本設定、条件式、正常イベント、手動クローズ、タグの基本、依存関係)
2日目
  • テンプレートの利用
  • ユーザー定義マクロ
  • XMLインポート/エクスポート
  • ローレベルディスカバリの概要
  • シンプルチェック (Ping, ポート監視)
  • Zabbixアグリゲート
  • 計算アイテム
  • SNMP監視
  • SNMPトラップ監視
  • ログファイルの監視(ログデータの収集、障害検知、正規表現)
  • Web監視の設定
  • HTTPエージェントによるアプリケーション監視
  • 依存アイテムと保存前処理
3日目
  • SSH/Telnetを利用したエージェントレス監視
  • カスタム監視 (ユーザーパラメータと外部チェック)
  • コマンドラインユーティリティとZabbixトラッパー
  • 障害通知とエスカレーションの設定 (メディアタイプ、アクション)
  • リモートコマンド
  • 障害通知のスクリプト実行
  • 内部イベント
  • ユーザーとユーザーグループ(基本設定、権限、タグ、認証設定)
  • 監視対象のメンテナンス(基本設定、エスカレーションとメンテナンス、タグ)
  • Zabbixサーバーの運用(パフォーマンス監視、プロセスとキャッシュ、キュー)
  • Zabbixサーバーのバックアップ
  • 認定試験

コース修了証明書

Zabbix認定スペシャリストコース修了証明書
*全日程の参加が必須となります。

認定書

Zabbix認定スペシャリスト証明書 (Zabbix Certified Specialist)
*トレーニングコース最終日に試験を実施し合格点を満たした場合に限り、認定書を後日郵送いたします。

申し込み方法

今後のセッションについては トレーニングスケジュール をご参照ください。