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5 アップグレード手順

概要

このセクションでは、Zabbix 2.0.xから2.2へのアップグレードを滞りなく行うために必要なステップを示します。 多くのイベントがある場合、データベースのバージョン2.2へのアップグレードは、長時間かかる場合があります。手動でイベントテーブルを削減して、アップグレードプロセスを速めることができます。

必ずアップグレードノートを読んでから、アップグレードを開始してください。

1 Zabbixサーバの停止

Zabbixサーバを停止して、新しいデータがデータベースに挿入されないようにします。

2 既存のZabbixデータベースのバックアップ

これは非常に重要なステップです。データベースのバックアップが存在することを確認してください。これは、アップグレード手順が失敗した場合に(ディスク容量の不足、電源オフ、その他予期せぬ問題)役立ちます。

3 設定ファイル、PHPファイル、Zabbixバイナリのバックアップ

Zabbixバイナリ、設定ファイル、PHPファイルのバックアップを作成します。

4 新しいZabbixサーバのバイナリをインストール

あらかじめコンパイルされたバイナリを使うことも、自分でコンパイルすることも可能です。

5 サーバの設定パラメータを確認

zabbix_server.confの一部のパラメータは、2.0から変更されたり、新しいパラメータが追加されている場合があります。それらを確認してください。

6 新しいZabbixバイナリの開始

新しいZabbixバイナリを開始します。ログファイルを参照して、バイナリが問題無く開始したかどうか確認してください。

Zabbixサーバは、データベースを自動的にアップグレードします。

サーバを起動する前に次のことを行います。

  • データベースのユーザーに十分な権限(テーブルの作成、テーブルの削除、インデックスの作成、インデックスの削除)が与えられていることの確認
  • 十分な空きディスク容量があることの確認

Zabbixサーバがデータベースを自動的にアップグレードするのは、Zabbix 2.0.xから2.2への場合のみです。それより前のバージョンからのアップグレードについては、2.0またはそれ以前のZabbixの文書を参照してください。

7 新しいZabbix Webインターフェースのインストール

インストールの説明に従ってください。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。