障害検知

様々な方法でデータが収集されると、Zabbixは監視データの評価を即座に開始します。監視対象ホストから収集されたデータは、評価ルールまたはトリガー設定に従い、障害の状態が定義されます。収集データがトリガーの閾値を超えたとき、トリガーステータスは「正常」から「障害」に変わり、データが再び閾値以下に戻ると、トリガーステータスが「正常」に戻ります。

柔軟な閾値設定

Zabbixは非常に柔軟でインテリゲントな閾値設定方法を用意しています。トリガーの閾値設定として、「xより大きい」といった簡単な比較式のみならず、すべての論理演算(四則演算、比較演算、AND/ORの論理式)の条件設定が可能です。

一つまたは複数の監視項目/ホストの参照

更に、他の監視対象ホストの監視項目をトリガーの条件として設定することもできます。これによりきめ細やかなトリガー設定ができ、誤検知を最小限に抑え管理者は真の問題に取り組むことができます。

タイムシフト監視

Zabbixは現在のステータスを、過去のデータと比較することが出来ます。今週の月曜日のデータと先週の月曜日のデータ比較や、本日午後のデータと2週前のデータの比較など、過去の同じ曜日や同じ時刻のデータと比較が可能です。この機能は、監視対象サーバーの負荷が一定していない時や月曜の朝と火曜の午後の比較だけでは重要な情報が得られない場合にとても便利です。

ヒステリシス(履歴)

ヒステリシスは、監視項目データが閾値の近辺を変動するプラッピングという現象を防止する機能です。ヒステリシスには上限と下限値があり、監視項目データが上限値に達するとトリガーを障害状態とし、その後下限値を下回るとトリガーの状態を正常状態とします。

依存関係

どのようなIT環境でも、あるノードの障害がその環境の他の部分も障害とみなされてしまうと言う依存関係が多く存在します。データベースを実行しているシステムでディスクの容量不足はOSの障害と判断されますが、これには多岐にわたる依存関係があります。ディスクの容量不足が発生した時、CRM、CMS、BPMS、およびその他のビジネスアプリケーションは処理を継続できなくなるかもしれません。依存関係を考慮していない監視システムではこのような場合、無数の障害を検知してすべてのシステムが危機に瀕していると言う内容の障害通知メールが大量に送信されることになります。代替策として、依存関係を上手く利用するとディスクの容量不足と言う障害通知だけで、他の全ての通知を省くことができます。

深刻度の設定

トリガーの深刻度は全て同じではありませんので、6段階のなかから一つを選択して設定します。深刻度のレベルに合わせてトリガーは視覚的に色で表示され、問題発生時に適切な対処が可能になります。

深刻度
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