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Zabbix Summit 2022
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1 Red Hat Enterprise Linux/CentOS

概要

Red Hat Enterprise Linux、CentOS、および Oracle Linux の公式 Zabbix 6.0 LTS パッケージは、Zabbix Web サイト で入手できます。

パッケージは、MySQL/PostgreSQL データベースと Apache/Nginx Web サーバーのいずれかをサポートしています。

Zabbix エージェント パッケージとユーティリティ Zabbix get および Zabbix sender は、Zabbix 公式リポジトリで入手できます。 RHEL 9 RHEL 8 RHEL 7 RHEL 6 RHEL 5

Zabbix 公式リポジトリでは、fpingiksemellibssh2 パッケージも提供しています。 これらのパッケージは サポートされていない ディレクトリにあります。

インストール時の注意事項

インストール方法 については、ダウンロードページのプラットフォームごとの情報を参照してください。

  • リポジトリのインストール
  • server / agent / フロントエンドのインストール
  • 初期データベースの作成、初期データのインポート
  • Zabbix server 用のデータベースの設定
  • Zabbix フロントエンドのPHP設定

Zabbix agent をrootで実行したい場合は、Running agent as rootを参照してください。

定期的なレポート生成scheduled report generationに使用される
Zabbix Web サービスプロセスには、Google Chromeブラウザが必要です。
Google Chromeブラウザはパッケージに含まれていないため、手動でインストールする必要があります。

TimescaleDBによるデータのインポート

TimescaleDBでは、PostgreSQLのインポートコマンドに加えて、さらに以下のコマンドを実行します:

# cat /usr/share/zabbix-sql-scripts/postgresql/timescaledb.sql | sudo -u zabbix psql zabbix

TimescaleDBはZabbix server でのみサポートされています。

PHP 7.2

Zabbixフロントエンドの動作には、PHPバージョン 7.2以降 が必要です。

SELinuxの設定

Zabbix は socket ベースのプロセス間通信を使用します。
SELinux が有効なシステムでは、Zabbix が SocketDir ディレクトリに UNIX ドメイン socket を作成/使用するための
SELinux ルールを追加する必要がある場合があります。
現在、socket ファイルは server(アラーター、プリプロセッシング、IPMI) と proxy(IPMI)で使用されています。
socket ファイルは永続的であり、プロセスの実行中は常に存在することを意味します。

さらに、Zabbix は
RHEL 8
RHEL 7 のソース RPM パッケージの一部として
zabbix-selinux-policy パッケージも提供しています。
本パッケージは SELinux の基本的なデフォルトポリシーを提供し、Zabbix が socket を作成、使用できるようにし、
httpd から PostgreSQL(フロントエンドで使用)に接続できるようにするなど、Zabbix コンポーネントをすぐに使用できるようにするものです。

ソース zabbix_policy.te ファイルには、以下のルールが含まれています:

module zabbix_policy 1.2;
       
       require {
         type zabbix_t;
         type zabbix_port_t;
         type zabbix_var_run_t;
         type postgresql_port_t;
         type httpd_t;
         class tcp_socket name_connect;
         class sock_file { create unlink };
         class unix_stream_socket connectto;
       }
       
       #============= zabbix_t ==============
       allow zabbix_t self:unix_stream_socket connectto;
       allow zabbix_t zabbix_port_t:tcp_socket name_connect;
       allow zabbix_t zabbix_var_run_t:sock_file create;
       allow zabbix_t zabbix_var_run_t:sock_file unlink;
       allow httpd_t zabbix_port_t:tcp_socket name_connect;
       
       #============= httpd_t ==============
       allow httpd_t postgresql_port_t:tcp_socket name_connect;

本パッケージは、設定の複雑さを理由にユーザが SELinux をオフにすることを防ぐために作成されました。
このパッケージには、Zabbix の導入と設定を高速化するのに十分なデフォルトポリシーが含まれています。
セキュリティレベルを最大限に高めるには、カスタム SELinux の設定を行うことをお勧めします。

プロキシのインストール

必要なリポジトリが追加されたら、次を実行することでZabbix プロキシをインストールできます。

# dnf install zabbix-proxy-mysql zabbix-sql-scripts

コマンドの'mysql'を'pgsql'に置き換えて PostgreSQL を使用するか、'sqlite3'に置き換えて SQLite3 (プロキシのみ) を使用します。

パッケージ'zabbix-sql-scripts'には、Zabbix サーバーと Zabbix プロキシの両方でサポートされているすべてのデータベース管理システムのデータベース スキーマが含まれており、データのインポートに使用されます。

データベースの作成

Create Zabbix proxy用に別のデータベースを作成します。

Zabbix serverとZabbix proxyは、同じデータベースを使用することはできません。
両者が同じホストにインストールされている場合、proxy用データベースはserver用データベースと
別の名前で作成する必要があります。

データのインポート

初期スキーマのインポートには、以下のコマンドラインを実行します:

# cat /usr/share/zabbix-sql-scripts/mysql/proxy.sql | mysql -uzabbix -p zabbix

PostgreSQL (または SQLite)を使用するproxy用には、以下のコマンドラインを実行します:

# cat /usr/share/zabbix-sql-scripts/postgresql/proxy.sql | sudo -u zabbix psql zabbix
# cat /usr/share/zabbix-sql-scripts/sqlite3/proxy.sql | sqlite3 zabbix.db

Zabbix プロキシのデータベースを構成する

zabbix_proxy.conf を編集します:

# vi /etc/zabbix/zabbix_proxy.conf
       DBHost=localhost
       DBName=zabbix
       DBUser=zabbix
       DBPassword=<password>

Zabbix プロキシの DBName は、Zabbix サーバーとは別のデータベースを使用します。

MySQLの場合はDBPassword に Zabbix データベース パスワードを使用します。 PostgreSQLの場合はPostgreSQLユーザーのパスワードを使用します。

PostgreSQL では DBHost= を使用します。 デフォルト設定の DBHost=localhost (または IP アドレス) を使用したい場合もありますが、その場合、 PostgreSQL が Zabbix への接続にネットワーク ソケットを使用することになります。 手順についてはSELinux 設定 を参照してください。

Zabbix proxy プロセスの起動

Zabbixプロキシプロセスを起動し、システムブート時に起動させる場合:

# service zabbix-proxy start
# systemctl enable zabbix-proxy

フロントエンドの設定

Zabbix proxyはフロントエンドを持たず、Zabbix serverとのみ通信を行います。

Java gateway のインストール

JMXアプリケーションを監視する場合のみ、Java gatewayをインストールする必要があります。
Javaゲートウェイは軽量で、データベースを必要としません。

必要なリポジトリが追加されたら、以下のコマンドラインを実行することでZabbix Javaをインストールできます:

# dnf install zabbix-java-gateway

Java gatewayの設定と実行の詳細については、setup を参照してください。

debuginfo パッケージのインストール

Debuginfo パッケージは現在、RHEL/CentOS バージョン 7、6、5 で利用可能です。

debuginfo リポジトリを有効にするには、/etc/yum.repos.d/zabbix.repo ファイルを編集します。
zabbix-debuginfo リポジトリの enabled=0enabled=1 に変更します。

[zabbix-debuginfo]
       name=Zabbix Official Repository debuginfo - $basearch
       baseurl=http://repo.zabbix.com/zabbix/5.5/rhel/7/$basearch/debuginfo/
       enabled=0
       gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-ZABBIX-A14FE591
       gpgcheck=1

これにより、zabbix-debuginfo パッケージをインストールすることができます。

# yum install zabbix-debuginfo

このパッケージには、すべてのZabbixコンポーネントのデバッグ情報が含まれています。