What's new in Zabbix 7.4

「Zabbix 7.4 の新機能」ウェビナーにご参加ください！Zabbix 7.4 がどのように新たなユースケースを実現し、リソース検出、可視化、ユーザーエクスペリエンス（UX）の新機能によって監視ワークフローをさらに改善するのかをご紹介します。

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階層化したローレベルディスカバリ ホストプロトタイプを活用し、階層的なホスト検出を実現。

• ホストプロトタイプから検出されたホストでも、ローレベルディスカバリを利用してさらにホストを自動作成可能に
• 階層化したホストプロトタイプは、複数階層のエンティティを検出する際に便利
  例：サーバークラスターを検出し、各クラスター内の個別ノードも自動的に検出可能

新しいアイテムカードウィジェットを活用して、ダッシュボードにアイテムの詳細な情報を表示しましょう。

• 表示フィールドの可視性や順序をカスタマイズ可能
• アイテムカードウィジェットをアイテムナビゲーターウィジェットと連携させて、表示中のアイテムを動的に更新
• 最新の収集値を表示に加えて、スパークラインチャートで履歴を表示
• 関連するトリガー、インターフェース、エラーメッセージなどの情報も表示可能

ダッシュボード作成をより速く、より快適にすることを目指したさまざまな改善を導入。

• 新しいカラーパレットスキームがグラフのデータセットに使用可能となり、各アイテムの識別が容易に
• ウィジェットの設定変更が設定フォームを閉じることなく即時に反映されるように
• グローバルビューのデフォルトダッシュボードを改善

新しいUX/UIの改善により、日々のZabbixワークフローがさらにシンプルに。

• ユーザー設定内に新たに「通知」を追加し、現在のユーザーの通知設定をカスタマイズ可能に
• すべてのユーザーがデフォルトで自分のメディア管理を行えるように。これらの権限はユーザーロール設定で取り消し可能
• 保存前処理の結果を「クリップボードにコピー」ボタンで直接コピー可能に

• Vaultシークレットマクロは、ZabbixサーバーまたはZabbixプロキシのどちらでも解決可能に
• ICMP pingの応答を監視し、リトライ回数を変更できる新しいicmppingretryシンプルチェックを追加
• 新しいタイムスタンプ追跡のための履歴関数を追加
• アイテム値の時間追跡用の新しいマクロを複数追加
• シークレットテキストマクロは、間接参照時（例：{ITEM.KEY}、{LLDRULE.KEY}マクロなどの解決時）もマスクされたまま保持されるように

• Webインターフェースとサーバー間の通信暗号化を設定できる機能を追加
• ヒストリー同期プロセスのタイトルに、Zabbixサーバーおよびプロキシのヒストリー同期トランザクションの詳細統計情報を表示
• PHP 8.4をサポート
• history_cache_clear=target ランタイムコマンドで、特定のアイテムIDのヒストリーキャッシュを手動でクリア可能に
• 無効化されたアイテムはヒストリーキャッシュから即時に削除
• ヒストリーキャッシュを使い切った場合に、Zabbixサーバー／プロキシが自動的にヒストリーキャッシュ診断情報をログに記録