2 RHELパッケージでのセットアップ

概要

次の情報は、RHELパッケージでインストールした場合のZabbix Java ゲートウェイセットアップに役立ちます。

Javaゲートウェイの設定と実行

Zabbix Javaゲートウェイの設定パラメータは、次のファイルで調整できます。

/etc/zabbix/zabbix_java_gateway.conf

詳細については、Zabbix Javaゲートウェイ設定パラメーターを参照してください。

Zabbix Javaゲートウェイを起動するには :

# service zabbix-java-gateway restart

起動時に Zabbix Java ゲートウェイを自動的に起動するには :

RHEL 7 以降 :

# systemctl enable zabbix-java-gateway

RHEL 7 以前 :

# chkconfig --level 12345 zabbix-java-gateway on

Javaゲートウェイで使用するためのサーバー設定

Javaゲートウェイが稼働している状態で、Zabbixサーバーに Zabbix Javaゲートウェイの場所を伝える必要があります。 これはサーバー設定ファイルでJavaGatewayおよびJavaGatewayPortパラメーターを指定することによって行われます。 JMXアプリケーションが実行されているホストがZabbixプロキシによって監視されている場合は、代わりにプロキシ設定ファイルで接続パラメータを指定します。

JavaGateway=192.168.3.14
       JavaGatewayPort=10052

デフォルトでは、サーバーは JMXモニタリングに関連するプロセスを開始しません。 使用する場合は、事前にフォークされたJavaポーラーのインスタンスの数を指定する必要があります。 これは通常のポーラーとトラッパーを指定するのと同じ方法で行います。

StartJavaPollers=5

設定が完了したら、サーバーまたはプロキシを再起動してください。

Javaゲートウェイのデバッグ

Zabbix Javaゲートウェイのログファイルは次のとおりです。

/var/log/zabbix/zabbix_java_gateway.log

ログの内容を増やしたい場合は、下記ファイルを編集します。

/etc/zabbix/zabbix_java_gateway_logback.xml

level="info"を"debug"または"trace"に変更します (詳細なトラブルシューティング用):

<configuration scan="true" scanPeriod="15 seconds">
       [...]
             <root level="info">
                     <appender-ref ref="FILE" />
             </root>
       
       </configuration>

JMX モニタリング

詳しくはJMX モニタリングページをご覧ください。