1 ログインとユーザー設定

概要

このセクションでは、Zabbixにログインしてシステムユーザーを設定する方法を学習します。

ログイン

これはZabbixのウェルカム画面です。ユーザー名にAdminパスワードにzabbixと入力して、Zabbixのスーパーユーザーとしてログインします。 このユーザでは全てのメニューへのアクセスが可能です。

ブルートフォース攻撃からの保護

ログイン試行が5回連続して失敗した場合、Zabbixインターフェースはブルートフォース攻撃と辞書攻撃を防ぐために30秒間一時停止します。

失敗したログイン試行のIPアドレスは、ログイン成功時に表示されます。

ユーザーの追加

ユーザーに関する情報を表示するには、ユーザー → ユーザーに移動します。

新しいユーザーを追加するには、ユーザーの作成をクリックします。

新しいユーザーフォームで、必ず既存のユーザーグループの1つにユーザーを追加してください。 例: Zabbix administrators

すべての必須入力フィールドは、赤いアスタリスクでマークされています。

デフォルトでは、新規ユーザーにはメディア(通知配信方法)がありません。 作成するには、'メディア'タブに移動し、追加をクリックします。

このポップアップで、ユーザーの電子メールアドレスを入力します。

メディアがアクティブになる期間を指定できます (入植形式については期間の指定ページを参照してください)。 デフォルトでは、メディアは常にアクティブです。 メディアがアクティブになるトリガーの重大度レベルをカスタマイズすることもできますが、現時点ではすべてを有効のままにしておきます。

追加をクリックしてメディアを保存し、権限タブに移動します。

権限タブには、必須フィールドユーザーの役割があります。 このユーザーの役割は、ユーザーが表示できるフロントエンド要素と、ユーザーが実行できるアクションを決定します。 選択を押してリストからユーザーの役割の1つを選択します。 たとえばAdmin roleを選択して、すべてのZabbixフロントエンドセクションへのアクセスを許可します。 後で権限を変更したり、より多くのユーザーロールを設定することも可能です。 ユーザーの役割を選択すると、権限が同じタブ内に表示されます。

user_permissions.png

ユーザープロパティフォームの追加をクリックして、ユーザーを保存します。 新しいユーザーがユーザーリストに表示されます。

権限の追加

デフォルトでは、新しいユーザーにはホストとテンプレートにアクセスするための権限がありません。 権限を付与するにはグループ列のグループをクリックします。(この場合-'Zabbix administrators') グループプロパティフォームでホスト権限タブに移動し、ホストグループに権限を付与します。

このユーザーはLinux serversグループへの読み取り専用アクセス権を持っているため、ユーザーグループ選択フィールドの横にある選択をクリックします。

このポップアップで、'Linux servers'の横にあるチェックボックスをオンにして選択をクリックするとLinux serversが選択フィールドに表示されます。 '読み取り'ボタンをクリックしてアクセス許可レベルを設定し、追加をクリックしてグループをアクセス許可のリストに追加します。 ユーザーグループのプロパティフォームで、更新をクリックします。

テンプレートに権限を付与するには、テンプレート権限タブに切り替えて、テンプレートグループを指定する必要があります。

Zabbixでは、ホストとテンプレートへのアクセス権は個々のユーザーではなく、ユーザーグループに割り当てられます。

以上で新しいユーザーの資格情報を使用してログインを試みることができます。