Zabbix Documentation 2.2

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jp:manual:config:items:itemtypes:simple_checkes

5 シンプルチェック

5.1 概要

シンプルチェックは通常、サービスのリモートのエージェントレスチェックに使用します。

シンプルチェックにはZabbixエージェントは必要ありません。シンプルチェックの処理(外部接続を行うなど)は、Zabbixサーバの役割です。

シンプルチェックの使用例:

net.tcp.service[ftp,,155]
net.tcp.service[http]
net.tcp.service.perf[http,,8080] 
シンプルチェックアイテムの設定において、[ユーザー名]と[パスワード]フィールドはVMware監視アイテムに使用されます。それ以外は無視されます。

5.2 サポート対象のシンプルチェック

サポート対象のシンプルチェックのリスト:

以下も参照してください:

キー
説明 戻り値 パラメータ コメント
icmpping[<target>,<packets>,<interval>,<size>,<timeout>]
ICMP ping でサーバにアクセスできるかどうかチェックします。 0 - ICMP ping が失敗
1 -ICMP ping が成功
target - ホストのIPまたはDNS名
packets - パケット数
interval - 連続するパケットの間隔(ミリ秒)
size - パケットサイズ(バイト)
timeout - タイムアウト(ミリ秒)
例: icmpping[,4] - 4パケットのうち少なくとも1パケットが返った場合、アイテムは1を返します。

ICMP pingsの処理の詳細も参照してください。
icmppingloss[<target>,<packets>,<interval>,<size>,<timeout>]
ロスパケット率を返します。 パケットの損失(パーセント値) target - ホストのIPまたはDNS名
packets - パケット数
interval - 連続するパケットの間隔(ミリ秒)
size - パケットサイズ(バイト)
timeout - タイムアウト(ミリ秒)
ICMP pingsの処理の詳細も参照してください。
icmppingsec[<target>,<packets>,<interval>,<size>,<timeout>,<mode>]
ICMP ping の応答時間を返します。 秒数 target - ホストのIPまたはDNS名
packets - パケット数
interval - 連続するパケットの間隔(ミリ秒)
size - パケットサイズ(バイト)
timeout - タイムアウト(ミリ秒)
mode - min、max、avg(デフォルト)の何れか1つ
ホストが稼働していない場合(タイムアウトに達したとき)、アイテムは0を返します。
net.tcp.service[service,<ip>,<port>]
サービスが動作しているかどうかをチェックし、TCP接続を受け入れます。 0 - サービスは停止中
1 -サービスは動作中
service - ssh、 ntp、ldap、smtp、ftp、http、pop、nntp、imap、tcp、https、telnetの何れか1つ
ip - Zabbixのホストの定義のIPアドレス
port - ポート番号(デフォルトでは標準のサービスポート番号が使用されます)
例: net.tcp.service[ftp,,45]はTCPポート45のFTPサーバの稼働状況をテストできます。
tcpサービスではポートの指定は必須なので注意してください。
これらのチェックによって、システムデーモンのログファイル(SMTP と SSHのセッションは通常ログが記録されています)にメッセージが追加される場合がありますので注意してください。
ポート993のIMAPや、ポート番号995のPOPのように、暗号化されたプロトコルのチェックは現時点ではサポートされていません。回避策として、これらのチェックにはnet.tcp.service[tcp,<ip>,port]を使用してください。
telnetチェックは、プロンプト(最後の「:」)を探すので注意してください。
httpstelnetのサービスは、Zabbix 2.0以降サポートされています。
net.tcp.service.perf[service,<ip>,<port>]
サービスのパフォーマンスをチェックします。 0 - サービスは停止中
sec - サービスへの接続にかかった秒数
service - ssh、 ntp、ldap、smtp、ftp、http、pop、nntp、imap、tcp、https、telnetの何れか1つ
ip - Zabbixのホストの定義のIPアドレス
port - ポート番号(デフォルトでは標準のサービスポート番号が使用されます)
例: net.tcp.service.perf[ssh] はSSHサーバからの初動応答のスピードをテストできます。
tcpサービスではポートの指定は必須なので注意してください。
ポート993のIMAPや、ポート番号995のPOPのように、暗号化されたプロトコルのチェックは現時点ではサポートされていません。回避策として、これらのチェックにはnet.tcp.service.perf[tcp,<ip>,port]を使用してください。
telnetチェックは、プロンプト(最後の「:」)を探すので注意してください。
httpstelnetのサービスは、Zabbix 2.0以降サポートされています。Zabbix 2.0以前は、 tcp_perfを呼び出していました。
タイムアウト処理

Zabbixは、Zabbixサーバ設定ファイルで定義されているタイムアウト時間(秒)よりも長いシンプルチェックを処理しません。

5.3 ICMP pings

Zabbixは、外部ユーティリティfpingを使用してICMP pingを処理します。

このユーティリティはZabbixディストリビューションの一部ではないので、別途インストールしなければなりません。このユーティリティが存在しない場合、権限が正しく設定されていない場合、または、その場所がZabbixサーバ設定ファイル(「FpingLocation」パラメータ)で設定されている場所と一致しない場合は、ICMP pings(icmpping、icmppingloss、icmppingsec)は処理されません。

fpingは、ルートとして動作するZabbix デーモンのユーザーによって実行可能でなければなりません。正しい権限を設定するには、ユーザーrootとして以下のコマンドを実行します:

shell> chown root:zabbix /usr/sbin/fping
shell> chmod 4710 /usr/sbin/fping

ICMPチェックパラメータのデフォルト値:

パラメータ説明fpingフラグMinMax
packets 3 ターゲットへpingを送る-C110000
interval 1000 「fping」デフォルト(ミリ秒)-p20
size 56または68「fping」デフォルト(バイト); x86上で 56 バイト。x86_64上で68 バイト-b2465507
timeout 500 「fping」デフォルト(ミリ秒)-t50
警告:fpingのデフォルトは、プラットフォームとバージョンに応じて異なる場合があります。-疑わしい場合は、fpingの文書を確認してください。

Zabbixは、チェックするアドレスを一時ファイルに書き込み、これがfpingに渡されます。アイテムに異なるパラメータが存在する場合、同一のパラメータが存在するアイテムのみ、単一のファイルに書き込まれます。

fpingを1回呼び出せば、複数のICMP pingをチェックできるので、インターフェースが同じアイテムのICMPチェックを同時にスケジュールすることで、必要なfpingの呼び出し回数が減ります。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。