Zabbix Documentation 1.8

2.23.04.04.2 (current)In development:4.4 (devel)Unsupported:1.82.02.43.23.4

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jp:manual:advanced_snmp

12 拡張SNMP監視

12.1 特別なOID

最もよく使用される一部のSNMPのOIDはZabbixによって自動的に数値表現に変換されます。たとえば、ifIndexは1.3.6.1.2.1.2.2.1.1に変換され、ifIndex.0は1.3.6.1.2.1.2.2.1.1.0に変換されます。

特別なOIDのリストを以下に示します。

特別なOID 識別子 説明
ifIndex 1.3.6.1.2.1.2.2.1.1 各インタフェースの一意な値。
ifDescr 1.3.6.1.2.1.2.2.1.2 インタフェースに関する情報を含むテキスト文字列。この文字列には、製造元の名前、製品名、およびハードウェアインタフェースのバージョンが含まれている必要があります。
ifType 1.3.6.1.2.1.2.2.1.3 インタフェースのタイプ。プロトコルスタックのネットワーク層の直下にある物理/リンクプロトコルによって区別されます。
ifMtu 1.3.6.1.2.1.2.2.1.4 インタフェースで送受信できる最大データグラムサイズ(オクテットで指定)。
ifSpeed 1.3.6.1.2.1.2.2.1.5 インタフェースの現在の推定帯域幅(ビット/秒)。
ifPhysAddress 1.3.6.1.2.1.2.2.1.6 プロトコルスタックのネットワーク層の直下にあるプロトコル層におけるインタフェースのアドレス。
ifAdminStatus 1.3.6.1.2.1.2.2.1.7 インタフェースの現在の管理状態。
ifOperStatus 1.3.6.1.2.1.2.2.1.8 インタフェースの現在の動作状態。
ifInOctets 1.3.6.1.2.1.2.2.1.10 インタフェースで受信された合計オクテット数(フレーミング文字を含む)。
ifInUcastPkts 1.3.6.1.2.1.2.2.1.11 上位層プロトコルに配信されたサブネットワークユニキャストパケット数。
ifInNUcastPkts 1.3.6.1.2.1.2.2.1.12 上位層プロトコルに配信された非ユニキャスト(つまり、サブネットワークブロードキャストまたはサブネットワークマルチキャスト)パケット数。
ifInDiscards 1.3.6.1.2.1.2.2.1.13 上位層プロトコルへの配信を防止する際にエラーが検出されていないにもかかわらず、破棄するように指定された着信パケット数。このようなパケットを破棄する1つの理由として、バッファ領域を解放することが考えられます。
ifInErrors 1.3.6.1.2.1.2.2.1.14 上位層プロトコルへの配信を防止する際にエラーが検出された着信パケット数。
ifInUnknownProtos 1.3.6.1.2.1.2.2.1.15 インタフェースを介して受信されたパケットのうち、不明なプロトコルまたはサポートされていないプロトコルが原因で破棄されたパケット数。
ifOutOctets 1.3.6.1.2.1.2.2.1.17 インタフェースから送信された合計オクテット数(フレーミング文字を含む)。
ifOutNUcastPkts 1.3.6.1.2.1.2.2.1.18 上位層プロトコルによってサブネットワークユニキャストアドレスに配信するように要求された合計パケット数(破棄されたパケットまたは送信されなかったパケットを含む)。
ifOutDiscards 1.3.6.1.2.1.2.2.1.19 配信を防止する際にエラーが検出されていないにもかかわらず、破棄するように指定された発信パケット数。このようなパケットを破棄する1つの理由として、バッファ領域を解放することが考えられます。
ifOutErrors 1.3.6.1.2.1.2.2.1.20 エラーが原因で配信されなかった発信パケット数。
ifOutQLen 1.3.6.1.2.1.2.2.1.21 出力パケットキューの長さ(パケット単位)。
2010/08/08 07:27

12.2 ダイナミックインデックスの使用

ダイナミックインデックスは、Zabbix バージョン1.5以降でサポートされています。

アイテムOID用の特別な構文を使用して動的データ(ネットワークインタフェースのランダムIDなど)を処理できます。構文は以下のとおりです。

<base OID of data>["index","<base OID of index>","<string to search for>"]

たとえば、CiscoデバイスのGigabitEthernet0/1インタフェースのifInOctetsを取得する場合、次のようなOIDを使用できます:

ifInOctets["index","ifDescr","GigabitEthernet0/1"]

パラメータ 説明
base OID of data データの取得に使用するベースOID。
index 処理方法。現在サポートされている方法は以下の1つです。\\index - インデックスを検索し、それをベースOIDに追加します。
base OID of index 文字列の検索に使用するOID。
string to search for 値との完全一致検索で使用する文字列。大文字と小文字が区別されます。

別の例として、Apacheプロセスのメモリ使用量を取得する方法を以下に示します。

HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem["index","HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPath", "/usr/sbin/apache2"]
...

HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPath.5376 = STRING: "/sbin/getty"
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPath.5377 = STRING: "/sbin/getty"
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPath.5388 = STRING: "/usr/sbin/apache2"
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPath.5389 = STRING: "/sbin/sshd"
...

該当するインデックスは 5388です。このインデックスは目的の値を取得するためにデータOIDに追加されます。

HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5376 = INTEGER: 528 KBytes
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5377 = INTEGER: 528 KBytes
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5388 = INTEGER: 31468 KBytes
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5389 = INTEGER: 31740 KBytes
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5390 = INTEGER: 32116 KBytes
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5391 = INTEGER: 30420 KBytes
HOST-RESOURCES-MIB::hrSWRunPerfMem.5392 = INTEGER: 32560 Kbytes

Zabbix1.6.3以降ではダイナミックインデックスはキャッシュされます。
Zabbix1.7までのバージョンではダイナミックインデックスを使用するとSNMPのクエリが増大します。Zabbixバージョン1.7以降、シングルコネクションにおけるダイナミックインデックス検索およびデータ取得が実行できるようになりました。
2010/08/08 07:27