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3 管理

3.1 一般設定

3.1.1 イベント

このスクリーンでは、イベント関連の設定を定義します。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
イベントの対応コメント Zabbixインタフ ースでイベントの認知を有効にするかどうかを定義します。
イベントの表示期間(日) [トリガーのステ タス]スクリーンにイベントを表示する日数を定義します。デフォルトは7日です。
トリガーあたりのイベント表示の最大数 トリガーのステータス画面で各トリガ に対して表示するイベントの最大数を定義します。デフォルトは100です。
3.1.2 Housekeeper

housekeeperは、Zabbixサーバによって定期的に実行されるプロセスです。古くなった情報やユーザが削除した情報をシステムから削除します。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
アクションの保存期間(日) 実行されたアクション メール、jabber、SMSなど)のヒストリをデータベースに保存する日数を定義します。保存日数を超えたアクションは削除されます。
イベントの保存期間(日) イベントのヒストリ データベースに保存する日数を定義します。保存日数を超えたイベントは削除されます。
3.1.3 イメージ

イメージのリスト

イメージの定義

Zabbixのイメージはデータベースに保存されます。イメージには以下の2種類があります。

  • アイコン
  • 背景

アイコンは、システムマップの項目を表示する際に使用します。

背景はシステムマップの背景イメージとして表示します。

イメージの属性を以下に示します。

パラメータ 説明
名前 ージの一意な名前。
タイプ ** イコンまたは背景**のいずれか
アップロード Zabbi にアップロードするローカルファイル(PNG、JPEG)の名前

アップロードできるイメージのサイズに制限はありませんが、サイズが1.5MBを超えるイメージはマップに表示できない可能性があります。その場合は、php.iniのmax_memory_sizeの値を増やします。

3.1.4 テーマ

Zabbixでは、Zabbixフロントエンドの外観と操作感をカスタマイズするためのテーマがサポートされています。

使用可能なパラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
[デフォルトのテーマ] 全てのユーザに対 て使用されるテーマ。デフォルトのテーマは[Original blue]です。ユーザは、ユーザプロファイルでデフォルトのテーマを上書きできます。
3.1.5 値のマッピング

値のマッピングを使用すると、数値に文字列を割り当てることができます。

値のマッピングは、Zabbixフロントエンドに表示されるデータおよびメール/jabber/SMS/その他の手段によって送信する情報に使用できます。

たとえば、アイテムが値として「0」または「1」を取る場合、以下のように値のマッピングを定義すると、ユーザが読みやすい文字列で表現することができます。

  • ‘0’ => ‘Not Available’
  • ‘1’ => ‘Available’

値のマッピングを使用できるのは、タイプが「数値(整数)」のアイテムだけです。

値のマッピングの定義

値のマッピングのパラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
名前 マッピングの一意な名前。
マッピング マッピン のリスト。
新規マッピング 追加するマッ ング。
3.1.6 ワーキングタイム

[ワーキングタイム]は、ワーキングタイムを定義するパラメータで、システム全体から参照されます。

現在、ワーキングタイムはグラフのみに白背景で表示され、非ワーキングタイムは灰色背景で表示されます。

ワーキングタイムは次の形式で指定します:

dd-dd,hh:mm-hh:mm;dd-dd,hh:mm-hh:mm,…
フォーマット 説明
dd 曜日:
1 - 月曜日、2 - 火曜日、...、7 - 日曜日
hh 時間: 00-24
mm 分: 00-59

何も指定しない場合、「01-07,00:00-23:59」が設定されたものとみなされます。

例:
1-5,09:00-18:00
1-5,09:00-18:00;6-7,10:00-16:00

3.1.7 その他

取得不可アイテムの更新間隔(秒) ユーザパラメータのエラーやエージェントによってサポートされていないなどの理由で取得不可になるアイテムがあります。

Zabbixでは、設定によって、取得不可アイテムを定期的にアクティブにすることができます。

データベースウォッチドッグ Zabbixサーバの可用性は、バックエンドデータベースの可用性にほぼ依存しています。データベースが動作しなければ、Zabbixサーバは機能しません。

データベースウォッチドッグはZabbixサーバの特別なプロセスで、致命的な障害が発生したことをZabbix管理者に通知します。

データベースが停止すると、ウォッチドッグからユーザグループに通知が送信されます。Zabbixサーバは停止しませんが、データベースが復旧して処理を続行できるようになるまで待機します。

パラメータ 説明
取得不可アイテムの更新間隔(秒) 取得不可アイテムをアクティ にする間隔(秒単位)を指定します。0を指定すると、自動でアクティブにする処理は行われません。
プロキシでは、取得不可アイテムは10分間隔でチェックされます。このパラメータをプロキシに対して設定することはできません。
データベース停止メッセージの送信先グループ アラームメッセージの送信先ユーザグループ たは[なし]を設定します。

Zabbix 1.8.2まで、データベースウォッチドッグはMySQLのみサポートしています。1.8.2以降ではすべてのデータベースがサポートされています。

管理タブは、特権管理者のユーザのみが使用できます。

3.2 認証

3.2.1 HTTP

このスクリーンは、Apacheベースの(HTTP)認証を有効にするために使用します。認証では、ユーザ名とパスワードがチェックされます。ユーザはZabbixにも存在する必要がありますが、そのユーザのZabbixパスワードは使用されません。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
HTTP認証を有効 Apac eベースの認証を有効にするかどうかを定義します。

<note important>注意!このパラメータをオンにする前に、Apache認証が設定され、適切に動作していることを必ず確認してください。 :::

Apache認証では、全てのユーザ([GUIアクセス]が[インターナル]に設定されているユーザを含む)がZABBIXではなくApacheによって承認されま<す。

3.2.2 LDAP

このスクリーンは、外部LDAP認証を有効にするために使用します。認証では、ユーザ名とパスワードがチェックされます。ユーザはZabbixにも存在する必要がありますが、そのユーザのZabbixパスワードは使用されません。

Zabbix LDAP認証を動作させるには、少なくともMicrosoft Active DirectoryとOpenLDAPが必要です。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
LDAPホスト LD Pサーバの名前。例: ldap://ldap.zabbix.com
セキュリティで保護されたLDAPサーバの場合は、以下のようにldapsプロトコル
...を使用します。ldaps://ldap.zabbix.com
ポート LD Pサーバのポート。デフォルトは389です。
セキュリティで保護されたLDAP接続のポート番号は通常636です。
Base DN ou=Users、ou=system
Search Attribute uid
Bind DN uid=Admin、ou=system
Bind Password LDAPサーバへのバインド用のパスワード。
LDAP認証を有効 LDAP 証を有効にします。
テスト認証 -
ログイン テスト ーザの名前。ユーザはLDAPに存在する必要があります。
ユーザパスワード テストユーザの DAPパスワード。テストユーザを認証できない場合は、LDAP認証は有効になりません。

一部のユーザグループは引き続きZabbixによって承認できます。これらのグループに対しては、GUIアクセスがインターナルに設定されている必要があります。

3.3ユーザ

3.3.1 ユーザ

このスクリーンは、Zabbixユーザを管理するために使用します。ユーザのリスト ユーザのリストが表示されます。

表示されるデータを以下に示します:

パラメータ 説明
アカウント名 ユーザの省 名(つまり、ログイン名)。
名前 ザ名。
名字 ザの名字。
ユーザの種類 ユーザの種 。以下のいずれかです:
Zabbixユーザ
Zabbix管理者
Zabbix特権管理者
グループ ユーザ 属する全てのグループのリスト。
ログイン状態 ユーザのロ イン状態。
GUIアクセス GUI のアクセス(ユーザグループの設定に依存):
システムデフォルト - Zabbix、HTTP認証、LDAP認証が使用されます
インターナル - ユーザはシステム設定に関係なくZabbixによって認証されます
無効 - GUIアクセスは対象のユーザに制限されます。
ステータス ユーザの テータス(ユーザグループの設定に依存):
有効 - ユーザは有効です
無効 - ユーザは無効です。ユーザはZabbixで無視されます。
アクション

ユーザの設定

このスクリーンにはユーザの詳細が表示され、ユーザ属性を変更できます。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
アカウント名 ユーザの省 名(つまり、ログイン名)。一意である必要があります。
名前 ザ名。
名字 ザの名字。
ユーザの種類 ユーザの種 。以下のいずれかです:
Zabbixユーザ - 監視タブにのみアクセスできます。
Zabbix管理者 - 監視および設定タブにアクセスできます。
Zabbix特権管理者 - 管理タブを含む全ての情報にアクセスできます。
グループ ユーザ 属する全てのグループのリスト。
メディア 全ての ディアのリスト。メディアは、Zabbixで通知を送信するために使用されます。
言語 Z bbix GUIの言語。
テーマ GU の表示形式を定義します:
システムデフォルト - システム設定が使用されます。
Original blue - 標準の青のテーマが使用されます
Black & Blue - 代替のテーマが使用されます。
自動ログイン(1ヶ月) Zabbixに グイン情報を記憶させる場合に有効にします。そのためにブラウザのCookieが使用されます。
自動ログアウト(0 - 無効) ユーザがN秒間何 操作しないと、自動的にログアウトします。自動ログアウトを無効にするには、0に設定します。
ログイン後のURL ログインが 常に完了すると、このURLが自動的に表示されます。
更新(秒) グラ 、スクリーン、プレーンテキストデータなどを対象とした更新間隔。無効にするには、0に設定します。

ユーザの権限の表示をクリックすると、ユーザの権限が表示されます。ここでユーザの権限を変更することはできません。権限はユーザグループのメンバーシップに依存します。この情報は読み取り専用です。

3.3.2 ユーザグループ

このスクリーンは、Zabbixユーザグループを管理するために使用します。

ユーザグループのリスト

ユーザグループのリストが表示されます。

表示されるデータを以下に示します:

パラメータ 説明
名前 トグループ名。一意である必要があります。
ユーザの状態 **有効* - ユーザは有効です
無効 - グループの全てのユーザが無効です
GUIアクセス ユーザ 認証方法が表示されます。
システムデフォルト - デフォルトの認証が使用されます
インターナル - Zabbix認証が使用されます
無効 - Zabbix GUIへのアクセスは禁止されます
メンバー グルー メンバーのリスト。

ユーザグループの設定

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
グループ名 一意なグ ープ名。
ユーザ この ループに属するメンバーのリスト。
GUIアクセス グルー のユーザの認証方法。
システムデフォルト - デフォルトの認証が使用されます
インターナル - Zabbix認証が使用されます
無効 - Zabbix GUIへのアクセスは禁止されます
ユーザの状態 グループメ バーのステータス:
有効 - ユーザは有効です
無効 - ユーザは無効です
権限 ホストパーミッションの3つのリスト:
読書可能 - 読み書き可能なアクセス権を持つホストグループ
読込専用 - 読み取り専用のアクセス権を持つホストグループ
拒否 - アクセスが拒否されているホストグループ。

ユーザの権限の(表示)をクリックすると、ユーザグループが持つパーミッションが表示されます。

3.4 メディアタイプ

3.4.1 メディアタイプ

このスクリーンは、Zabbixメディアタイプを管理するために使用します。

メディアタイプのリスト

メディアタイプのリストが表示されます。メディアタイプは、ユーザ通知の配信方法です。

表示されるデータを以下に示します:

パラメータ 説明
タイプ メデ アタイプ:
メール - メール通知
SMS - シリアルGSMモデムを使用して送信されるSMS通知
Jabber - Jabber通知
スクリプト - スクリプトベースの通知
説明 メ ィアの名前。
詳細 設 の詳細(メディアタイプに依存)。

メディアの設定

このスクリーンにはメディアの詳細が表示され、メディア属性を変更できます。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
説明 なメディア名。
タイプ メデ アタイプ:
メール - メール通知
SMTPサーバ - サーバ名
SMTP helo - hello文字列(通常はドメイン名)
送信元メールアドレス - 送信元メールアドレス
SMS - シリアルGSMモデムを使用して送信されるSMS通知
GSMモデム - GSMモデムのシリアルデバイス名
Jabber - Jabber通知
JabberID - Jabber IDパスワード - Jabber IDのパスワード
スクリプト - スクリプトベースの通知
スクリプト名 - カスタムスクリプトの名前

3.5 スクリプト

このスクリーンは、ユーザ定義のスクリプトを管理するために使用します。スクリプトはZabbixサーバサイドで実行されます。ホストがプロキシで監視される場合でも同様です。

スクリプトのリスト Zabbixで認識されているスクリプトのリストが表示されます。Zabbixユーザは、パーミッションに応じて、特定のスクリーンでホストをクリックすることでフロントエンドからスクリプトを実行できます。

表示されるデータを以下に示します:

パラメータ 説明
名前 なスクリプト名。
コマンド 実行さ るコマンド。
ユーザグループ ユーザグルー のメンバーのみがスクリプトを使用できます。
ホストグループ ホストグルー のホストのみがスクリプトを使用できます。
ホストアクセス 読込 - ユーザには、スクリプトを実行するホストに対する読み取りパーミッションが必要です
書込 - ユーザには、スクリプトを実行するホストに対する書き込みパーミッションが必要です。

スクリプトの設定

このスクリーンにはスクリプトの詳細が表示され、スクリプト属性を変更できます。

設定パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
名前 なスクリプト名。
コマンド ユーザ 要求によって実行するコマンドのフルパス。コマンドはZABBIXサーバサイドで実行されます。
ここでは以下のマクロがサポートされています:
{HOST.CONN}
{HOST.DNS}
{IPADDRESS}
例:
/bin/ping-c 3 {HOST.CONN}
IPMIコマンドの場合は、以下の特別な構文を使用する必要があります:
IPMI <ipmi control> [value]
例:
IPMI power off
ユーザグループ ユーザグルー のメンバーのみがスクリプトを使用できます。
ホストグループ ホストグルー のホストのみがスクリプトを使用できます。
ホストアクセス 読込 - ユーザには、スクリプトを実行するホストに対する読み取りパーミッションが必要です
書込 - ユーザには、スクリプトを実行するホストに対する書き込みパーミッションが必要です。

3.6 監査

このスクリーンは、フロントエンドの監査レコードとユーザに送信された通知のリストを表示するために使用します。

監査ログ

表示されるデータを以下に示します:

パラメータ 説明
時間 ションが実行されたタイムスタンプ。
ユーザ ユー 名。
リソース 影響を けたオブジェクト:
アプリケーション
グラフ
ホスト
アイテム
ユーザ
アクション 実行され アクション:
追加
ログイン
ログアウト
削除
更新
詳細 ションの詳細情報。

監査アクション

このスクリーンには、通知とリモートコマンドの履歴が表示されます。

表示されるデータを以下に示します:

パラメータ 説明
時間 ションが実行されたタイムスタンプ。
タイプ 実行 れたオペレーションのタイプ:
通知
リモートコマンド
ステータス ステータ :
未送信
送信済
リトライの残り回数 リトライの残り回
送信先 送信 のリスト。
メッセージ 通知に使 されるメッセージ。
エラー 通知 送信されなかった場合のエラー。

3.7 キュー

キューによってZabbixのパフォーマンスに関する情報が提供されます。

概要

各アイテムタイプについて、以下のデータが表示されます。

パラメータ 説明
アイテム アイテ のタイプ。
5秒 ータは5~10秒間遅延しています。
10秒 ータは10~30秒間遅延しています。
30秒 ータは30~60秒間遅延しています。
1分 ータは1~5分間遅延しています。
5分 ータは5~10分間遅延しています。
10分以上 デー は10分以上遅延しています。

プロキシごとの概要

このビューには、Zabbixサーバおよびプロキシのパフォーマンスに関する詳細情報が表示されます。

各プロキシおよびローカルZabbixサーバについて、以下のデータが表示されます。

パラメータ 説明
プロキシ プロキ 名またはサーバサーバは最後に表示され、ローカルサーバの統計情報が示されます。

詳細

このビューには、遅延アイテムに関する詳細情報が表示されます。

以下の詳細を含むアイテムのリストが表示されます。

パラメータ 説明
次のチェック 次のデータ 得の予想タイムスタンプ。常に過去のタイムスタンプが表示されます。
ホスト ホス 名。
説明 テム名。

3.8 通知

各ユーザに送信された通知の数をメディアタイプ別にグループ化したレポートです。

各ユーザに対する通知の数がメディアタイプ別に表示されます。

3.9 ロケール

[ロケール]には、Zabbixフロントエンドの翻訳を簡単に編集できる機能が用意されています。

ロケールの選択

処理が必要なロケールを選択します。

パラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
デフォルトロケールの選択 選択したロケールが基準 して使用されます。
作成するロケール 改善する言語を 択します。
新規エントリ **追加し い** - 項目が翻訳されていない場合は無視されます
空白のまま - 項目が翻訳されていない場合は空白のままになります
デフォルト値を表示 - 項目が翻訳されていない場合はデフォルト値が翻訳として使用されます。

翻訳フォーム

このフォームでは、Zabbixフロントエンドで使用される語句を翻訳できます。左側にはデフォルトの言語が表示され、右側には翻訳後の語句が表示されます。

翻訳が終了したら、「ダウンロード」ボタンをクリックして翻訳ファイルを取得します。この翻訳ファイルでinclude/locales内のファイルを置換します。

3.10 インストレーション

このスクリーンでは、Zabbixフロントエンドの設定ファイルを作成できます。