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3 設定

3.1 ノードの設定

ノードのパラメータを以下に示します。

パラメータ 説明
名前 なノード名。
Id 一意なノードID。
タイプ ** ーカルl** – ローカルノード
リモート – リモートノード
タイムゾーン ノードのタ ムゾーン。ノード間で時間関連のデータを転送する際に、タイムスタンプは自動的にローカルのタイムゾーンに変換されます。
IPアドレス ノード IPアドレス。ZabbixトラッパーはこのIPアドレスで待ち受ける必要があります。
ポート ノー のポート番号。Zabbixトラッパーはこのポート番号で待ち受ける必要があります。デフォルトは10051です。
ヒストリの保存期間 (秒) ローカル以外のヒス リデータにのみ適用されます。ノードのヒストリを保存する期間(秒単位)を指定します。
トレンドの保存期間 (秒) ローカル以外のトレ ドデータにのみ適用されます。ノードのトレンドを保存する期間(秒単位)を指定します。

3.2 単純な設定

ここでは、中央ノード(ノード名: Central Node)と子ノード(ノード名: Child Node)から構成される単純な設定を例として説明します。

中央ノードは子ノードの設定を完全にコントロールします。子ノードは中央ノードにイベント、ヒストリ、およびトレンドをレポートします。

中央ノードのNodeIDは1、子ノードのNodeIDは2です。

中央ノードのIPアドレス: 192.168.3.2, ポート番号: 10051
子ノードのIPアドレス: 192.168.3.5, ポート番号: 15052

中央ノードの設定

ステップ1 Zabbixのインストール。

標準のインストール手順に従ってデータベースを作成し、Zabbixのフロントエンドとバイナリをインストールします。

ステップ2 サーバの設定ファイルにNodeIDを設定。

zabbix_server.confファイルに次の行を設定します:

NodeID=1

ステップ3 データベースデータの変換。

Zabbixサーバのバイナリを実行して、最初のノードが使用できるように一意なIDを変換します。

cd bin 
       ./zabbix_server -n 1 -c /etc/zabbix/zabbix_server.conf 
       Converting tables .................................................................. done.

変換完了です。

このコマンドは1回だけ実行する必要があります。ここで指定したオプションは、Zabbixサーバを起動する際に指定する必要はありません。

ステップ4 ノードパラメータの設定

ステップ5 子ノードの追加。

ステップ6 マスターノードの起動。

サーバのログファイルの起動メッセージに、設定したNodeIDが表示されることを確認します:

31754:20070629:150342 server #16 started [Node watcher. Node ID:1]
子ノードの設定

ステップ1 Zabbixのインストール。

標準のインストール手順に従ってデータベースを作成し、Zabbixのフロントエンドとバイナリをインストールします。

ステップ2 サーバの設定ファイルにNodeIDを設定。

zabbix_server.confファイルに次の行を設定します:

NodeID=2

ステップ3 データベースデータの変換。

Zabbixサーバのバイナリを実行して、最初のノードが使用できるように一意なIDを変換します。

cd bin 
       ./zabbix_server -n 2 -c /etc/zabbix/zabbix_server.conf 
       Converting tables .................................................................. done.

変換完了です。

このコマンドは1回だけ実行する必要があります。ここで指定したオプションは、Zabbixサーバを起動する際に指定する必要はありません。

ステップ4 ノードパラメータの設定

ステップ5 マスターノードの追加。

ステップ6 子ノードの起動。

サーバのログファイルの起動メッセージに、設定したNodeIDが表示されることを確認します:

27524:20070629:150622 server #9 started [Node watcher. Node ID:2]
動作確認

ノードを定義すると、有効なノードの選択肢として自動的に表示されます。

子ノードを監視するためのホストを追加して、マスターノードにイベントが送信されることを確認します。

3.3 より複雑な設定

ここでは、7個のノードで構成される設定例について説明します。各ノードはローカル(ローカルのウェブインタフェースを使用)で、またはそのマスターノードから設定できます。

この例では、Rigaという名前のノード(ノード4)が全ての子ノードからイベントを収集します。さらに、各ノードのヒストリ情報も収集するように設定することもできます。