Zabbixエージェントは、ダウンロード可能なPKGインストーラーパッケージを使用してmacOSにインストールできます。
Zabbixエージェントパッケージは、暗号化の有無にかかわらず利用できます。
エージェントは、グラフィカルユーザーインターフェースまたはコマンドラインからインストールできます。例えば:
コマンドで正しいZabbixパッケージバージョンを使用していることを確認してください。 ダウンロードしたパッケージの名前と一致している必要があります。
エージェントはインストールまたは再起動後に自動的に起動します。
必要に応じて、/usr/local/etc/zabbix/zabbix_agentd.conf の設定ファイルを編集できます。
エージェントを手動で起動するには、次のコマンドを実行します:
エージェントを手動で停止するには:
アップグレード時には、既存の設定ファイルは上書きされません。 代わりに新しい zabbix_agentd.conf.NEW ファイルが作成され、必要に応じて既存の設定ファイルの確認や更新に使用できます。 設定ファイルを手動で変更した後は、エージェントを再起動することを忘れないでください。
このセクションでは、Zabbixエージェントのインストールのトラブルシューティングや削除に使用できる便利なコマンドをいくつか紹介します。
Zabbixエージェントが実行中かどうかを確認します:
Zabbixエージェントがパッケージからインストールされているかどうかを確認します:
インストーラーパッケージからインストールされたファイルを表示します(このビューでは先頭の/は表示されません):
pkgutil --only-files --files com.zabbix.pkg.ZabbixAgent
Library/LaunchDaemons/com.zabbix.zabbix_agentd.plist
usr/local/bin/zabbix_get
usr/local/bin/zabbix_sender
usr/local/etc/zabbix/zabbix_agentd/userparameter_examples.conf.NEW
usr/local/etc/zabbix/zabbix_agentd/userparameter_mysql.conf.NEW
usr/local/etc/zabbix/zabbix_agentd.conf.NEW
usr/local/sbin/zabbix_agentdlaunchctlで起動したZabbixエージェントを停止します:
インストーラーパッケージでインストールされたファイル(設定ファイルやログを含む)を削除します:
sudo rm -f /Library/LaunchDaemons/com.zabbix.zabbix_agentd.plist
sudo rm -f /usr/local/sbin/zabbix_agentd
sudo rm -f /usr/local/bin/zabbix_get
sudo rm -f /usr/local/bin/zabbix_sender
sudo rm -rf /usr/local/etc/zabbix
sudo rm -rf /var/log/zabbixZabbixエージェントがインストールされたことを忘れさせます: