1 保存前処理のテスト

テスト

複雑な前処理パイプラインが期待通りの結果をもたらすことを確認するために、前処理ステップのテストは有用です。アイテム値が受信されて前処理されるのを待つ必要はありません。

テスト可能な内容:

  • 仮想値に対して
  • ホストからの実際の値に対して

各前処理ステップは個別にテストできるほか、すべてのステップをまとめてテストすることもできます。アクションブロックでそれぞれテストまたはすべてのステップをテストボタンをクリックすると、テストウィンドウが開きます。

仮想値のテスト

パラメータ 説明
ホストから値を取得 仮想値をテストする場合は、このチェックボックスをオフのままにします。
あわせて参照: 実際の値のテスト
テストする入力値を入力します。
パラメータフィールド内、または表示/編集ボタン をクリックすると、値またはコードブロックを入力するためのテキストエリアウィンドウが開きます。
未サポート 未サポートの値をテストするには、このチェックボックスをオンにします。
このオプションは、前処理ステップ 未サポート値を確認 のテストに便利です。
エラー エラーテキストを入力します。
このフィールドは、ホストから値を取得 がオフで、かつ 未サポート がオンの場合に有効になります。
ホストから値を取得 がオンの場合、このフィールドにはホストからの実際のエラーメッセージが自動的に入力されます(読み取り専用)。
時刻 入力値の時刻が表示されます: now(読み取り専用)。
前回の値 比較用の前回の入力値を入力します。
変化 および スロットリング の前処理ステップでのみ使用します。
前回の時刻 比較用の前回の入力値の時刻を入力します。
変化 および スロットリング の前処理ステップでのみ使用します。
デフォルト値は、アイテムの「更新間隔」フィールドの値に基づきます(たとえば 1m の場合、このフィールドには now-1m が入力されます)。何も指定されていない場合、またはユーザーにホストへのアクセス権がない場合のデフォルトは now-30s です。
マクロ マクロが使用されている場合、それらが値とともに一覧表示されます。値はテスト目的で編集できますが、変更はテストのコンテキスト内でのみ保存されます。
改行シーケンス 複数行の入力値に対する改行シーケンスを選択します:
LF - LF(ラインフィード)シーケンス
CRLF - CRLF(キャリッジリターン + ラインフィード)シーケンス。
前処理ステップ 前処理ステップが一覧表示され、テスト ボタンをクリックすると各ステップのテスト結果が表示されます。
テスト結果は、Webインターフェースに送信される際に最大 512KB に切り詰められます。テスト結果はコピーできます(ただし切り詰め後の 512KB まで)。結果が切り詰められた場合は警告アイコンが表示されます。警告の説明はマウスオーバーで表示されます。なお、512KB を超えるデータも Zabbixサーバー では引き続き完全に処理されます。
テスト中にステップが失敗した場合は、エラーアイコンが表示されます。エラーの説明はマウスオーバーで表示されます。
ステップに対して "Custom on fail" が指定され、そのアクションが実行された場合は、前処理テストステップの行の直後に新しい行が表示され、実行されたアクションとその結果(エラーまたは値)が示されます。
結果 すべてのステップをまとめてテストした場合(すべてのステップをテスト ボタンをクリックした場合)は、常に前処理ステップの最終結果が表示されます。
また、アイテムの値の型への変換種別も表示されます。たとえば Result converted to Numeric (unsigned) のように表示されます。
テスト結果は、Webインターフェースに送信される際に最大 512KB に切り詰められます。最終結果はコピーできます(ただし切り詰め後の 512KB まで)。結果が切り詰められた場合は警告アイコンが表示されます。警告の説明はマウスオーバーで表示されます。なお、512KB を超えるデータも Zabbixサーバー では引き続き完全に処理されます。

テスト をクリックすると、各前処理ステップ後の結果を確認できます。

テスト値は、個別ステップのテストでも全ステップのテストでも、テストセッション間で保持されます。 これにより、ユーザーは前処理ステップやアイテムの設定を変更した後でも、 情報を再入力することなくテストウィンドウに戻れます。 ただし、ページを更新すると値は失われます。

テストは Zabbixサーバー によって実行されます。Webインターフェース は対応する リクエストをサーバーに送信し、結果を待機します。リクエストには、 入力値と前処理ステップ(展開済みのユーザーマクロを含む)が含まれます。 変化 および スロットリング ステップでは、任意で前回の値と時刻を 指定できます。サーバーは各前処理ステップの結果を返します。

技術的なエラーまたは入力検証エラーはすべて、 テストウィンドウ上部のエラーボックスに表示されます。

実際の値のテスト

実際の値に対して前処理をテストするには、次のようにします。

  • Get value from host チェックボックスをオンにします
  • ホストのパラメータ(ホストアドレス、ポート、プロキシ名/プロキシなし)およびアイテム固有の詳細(SNMPv2コミュニティやSNMPv3セキュリティ認証情報など)を入力または確認します。これらのフィールドはコンテキストに応じて変化します。
    • 可能な場合は値が事前入力されます。たとえば、エージェントを必要とするアイテムでは、ホストの選択されたエージェントインターフェースの情報が使用されます
    • テンプレートのアイテムでは、値を手動で入力する必要があります
    • プレーンテキストのマクロ値は展開されます
    • フィールド値(または値の一部)がシークレットまたはVaultマクロである場合、そのフィールドは空になり、手動で入力する必要があります。いずれかのアイテムパラメータにシークレットマクロ値が含まれている場合は、次の警告メッセージが表示されます: 「Item contains user-defined macros with secret values. Values of these macros should be entered manually.」
    • アイテムタイプのコンテキスト上不要な場合、フィールドは無効になります(例: 計算アイテムではホストアドレスおよびプロキシのフィールドは無効になります)
  • 前処理をテストするには、Get value and test をクリックします

アイテム設定フォームで値のマッピング(「Show value」フィールド)を指定している場合、アイテムのテストダイアログには最終結果の後に、Result with value map applied という名前の別の行が表示されます。

ホストから実際の値を取得する際に固有のパラメータ:

Parameter Description
Get value from host ホストから実際の値を取得するには、このチェックボックスをオンにします。
Host address ホストアドレスを入力します。
このフィールドには、アイテムのホストインターフェースのアドレスが自動的に入力されます。
Port ホストのポートを入力します。
このフィールドには、アイテムのホストインターフェースのポートが自動的に入力されます。
Additional fields for SNMP interfaces
(SNMP version, SNMP community, Context name, etc.)
SNMPインターフェース(v1、v2、v3)の設定に関する追加の詳細は、SNMP監視の設定 を参照してください。
これらのフィールドには、アイテムのホストインターフェースから自動的に値が入力されます。
Proxy ホストがプロキシによって監視されている場合は、プロキシを指定します。
このフィールドには、ホストのプロキシ(存在する場合)が自動的に入力されます。
Value ホストから取得した値です。
パラメータフィールド内をクリックするか、表示/編集ボタン をクリックすると、値またはコードブロックのテキストエリアウィンドウが開きます。
値は最大512KBまでに切り詰められますが、これはWebインターフェース上のみです。結果が切り詰められた場合は、警告アイコンが表示されます。警告の説明はマウスオーバーで表示されます。512KBを超えるデータも、Zabbixサーバーでは引き続き完全に処理されることに注意してください。

その他のパラメータについては、上記の仮想的な値のテストを参照してください。