1 テンプレートの設定
概要
テンプレートの設定は、まずテンプレートを作成し、その一般的なパラメータを定義し、次にエンティティ(アイテム、トリガー、グラフなど)を追加する必要があります。
テンプレートの作成
テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。
- データ収集 > テンプレート に移動します。
- テンプレートの作成 をクリックします。
- テンプレートの属性を編集します。
Template タブには、テンプレートの一般的な属性が含まれます。

必須入力フィールドには、赤いアスタリスクが付いています。
テンプレートの属性:
| Parameter | Description |
|---|---|
| Template name | 一意のテンプレート名。 英数字、スペース、ドット、ダッシュ、アンダースコアを使用できます。 先頭および末尾のスペースは使用できません。 |
| Visible name | この名前を設定すると、一覧、マップなどで表示される名前になります。 |
| Templates | このテンプレートに1つ以上のテンプレートをリンクします。リンクされたテンプレートから、すべてのエンティティ(アイテム、トリガーなど)が継承されます。 新しいテンプレートをリンクするには、Templates フィールドにその名前を入力します。すると、一致するテンプレートのドロップダウンリストが表示されます。あるいは、Select をクリックして Templates ポップアップを開きます。初期状態ではテンプレートは表示されません。リストを表示するには、Template group フィールドにテンプレートグループ名を入力して候補一覧から1つ選択するか、Template group フィールドの横にある Select ボタンをクリックして Template groups ポップアップを開きます。テンプレートグループを選択すると、Templates ポップアップがそのグループに属するテンプレートを表示するように更新されます。選択したテンプレートは、設定の保存または更新時にリンクされます。 テンプレートのリンクを解除するには、Templates ブロックで次の2つのオプションのいずれかを使用します。 Unlink - テンプレートのリンクを解除しますが、そのエンティティ(アイテム、トリガーなど)は保持します。 Unlink and clear - テンプレートのリンクを解除し、そのすべてのエンティティ(アイテム、トリガーなど)を削除します。 |
| Template groups | テンプレートが属するテンプレートグループ。 |
| Description | テンプレートの説明。 |
| Vendor and version | テンプレートのベンダーとバージョン。テンプレート設定にその情報が含まれている場合にのみ、既存テンプレートの更新時(Zabbixが提供する標準テンプレート、インポートされたテンプレート、またはTemplate API によって変更されたテンプレート)に表示されます。 Zabbix Webインターフェースでは変更できません。 標準テンプレートでは、バージョンは次の形式で表示されます。Zabbixのメジャーバージョン、区切り文字 ("-")、リビジョン番号(テンプレートの新しいバージョンごとに増加し、Zabbixのメジャーバージョンごとにリセットされます)。例: 7.0-0、7.0-5、8.0-0、8.0-3。 |
Tags タブでは、テンプレートレベルのタグを定義できます。
このテンプレートにリンクされたホストのすべての問題には、ここで入力した値がタグとして付与されます。

Inherited and template tags オプションを選択すると、テンプレートが継承するリンク済みテンプレートのタグも表示できます。

便宜上、各テンプレートへのリンクも表示されます。
タグでは、ユーザーマクロ、{INVENTORY.*} マクロ、{HOST.HOST}、{HOST.NAME}、{HOST.CONN}、{HOST.DNS}、{HOST.IP}、{HOST.PORT}、{HOST.ID} マクロがサポートされています。
Macros タブでは、テンプレートレベルのユーザーマクロを名前と値のペアとして定義できます。
マクロ値は、プレーンテキスト、シークレットテキスト、または Vault シークレットとして保持できます。
説明の追加もサポートされています。

Inherited and template macros オプションを選択すると、テンプレートが継承するリンク済みテンプレートおよびグローバルマクロのマクロと、そのマクロが解決される値も表示できます。

便宜上、各テンプレートへのリンクと、グローバルマクロ設定へのリンクも表示されます。
リンク済みテンプレートのマクロまたはグローバルマクロをテンプレートレベルで編集することもでき、その場合はテンプレート上にマクロのコピーが作成されます。
Value mapping タブでは、値マッピングでアイテムデータを人間に分かりやすい形式で表示するように設定できます。
ボタン:
![]() |
テンプレートを追加します。追加されたテンプレートは一覧に表示されます。 |
![]() |
既存テンプレートのプロパティを更新します。 |
![]() |
現在のテンプレートのプロパティを基に、別のテンプレートを作成します。これには、リンク済みテンプレートから継承されたエンティティ(アイテム、トリガーなど)と現在のテンプレートに直接関連付けられたエンティティの両方が含まれますが、複製されたテンプレートを元のテンプレートと区別できるように、現在のテンプレートのベンダーとバージョンは含まれません。 |
![]() |
テンプレートを削除します。テンプレートのエンティティ(アイテム、トリガーなど)はリンクされたホストに残ります。 |
![]() |
テンプレートと、そのすべてのエンティティをリンクされたホストから削除します。 |
![]() |
テンプレートプロパティの編集をキャンセルします。 |
アイテム、トリガー、グラフの追加
アイテムは、まずテンプレートに追加する必要があります。 トリガーとグラフは、対応するアイテムがなければ追加できません。
テンプレートにアイテムを追加する方法は 2 つあります。
-
新しいアイテムを作成するには、アイテムの作成 の手順に従います。
-
既存のアイテムをテンプレートに追加するには:
- データ収集 > ホスト(または テンプレート)に移動します。
- 必要なホスト/テンプレートの行にある アイテム をクリックします。
- テンプレートに追加したいアイテムのチェックボックスを選択します。
- アイテム一覧の下にある コピー をクリックします。
- アイテムのコピー先となるテンプレート(またはテンプレートグループ)を選択し、コピー をクリックします。
選択したすべてのアイテムがテンプレートにコピーされます。
トリガーとグラフの追加も同様の手順で行います(それぞれトリガー一覧、グラフ一覧から操作します)。ただし、必要なアイテムが先に追加されている場合にのみ追加できることに注意してください。
ダッシュボードの追加
Data collection > Templates でテンプレートにダッシュボードを追加するには、次の手順を実行します。
- テンプレートの行にある Dashboards をクリックします。
- ダッシュボードの設定 のガイドラインに従ってダッシュボードを設定します。
テンプレートのダッシュボード(グローバルダッシュボードではなく)でウィジェットを設定する場合、ホスト関連のパラメータは使用できず、一部のパラメータはラベルが異なります。 これは、テンプレートのダッシュボードが、そのテンプレートがリンクされているホストのデータのみを表示するためです。 たとえば、Problems ウィジェットのパラメータ Host groups、Exclude host groups、Hosts は使用できず、 Host availability ウィジェットのパラメータ Host groups は使用できません。また、パラメータ Show hosts in maintenance は Show data in maintenance に名称が変更されます。などです。 テンプレートのダッシュボードウィジェットで使用できるパラメータの詳細については、各 ダッシュボードウィジェット の個別のパラメータを参照してください。
テンプレートのダッシュボードから作成されたホストのダッシュボードへのアクセス方法の詳細については、ホストのダッシュボード セクションを参照してください。
ローレベルディスカバリルールの設定
マニュアルのローレベルディスカバリのセクションを参照してください。
Webシナリオの追加
データ収集 > テンプレート でテンプレートに web シナリオを追加するには、次の手順を実行します。
- テンプレートの行で Web をクリックします。
- 通常の web シナリオの設定 方法に従って web シナリオを設定します。





