条件
概要
イベントが定義された条件のセットに一致する場合にのみ、アクションが実行されるように定義できます。条件は、アクションの設定時に指定します。
条件の一致では大文字と小文字が区別されます。
トリガーアクション
トリガーベースのアクションでは、以下の条件を使用できます。
| 条件タイプ | サポートされる演算子 | 説明 |
|---|---|---|
| ホストグループ | equals does not equal |
ホストグループまたは除外するホストグループを指定します。 equals - イベントがこのホストグループに属します。 does not equal - イベントがこのホストグループに属しません。 親ホストグループを指定すると、すべてのネストされたホストグループが暗黙的に選択されます。親グループのみを指定するには、すべてのネストされたグループをdoes not equal演算子で追加指定する必要があります。 |
| テンプレート | equals does not equal |
テンプレートまたは除外するテンプレートを指定します。 equals - イベントがこのテンプレートから継承されたトリガーに属します。 does not equal - イベントがこのテンプレートから継承されたトリガーに属しません。 |
| ホスト | equals does not equal |
ホストまたは除外するホストを指定します。 equals - イベントがこのホストに属します。 does not equal - イベントがこのホストに属しません。 |
| タグ名 | equals does not equal contains does not contain |
イベントタグまたは除外するイベントタグを指定します。 equals - イベントがこのタグを持ちます。 does not equal - イベントがこのタグを持ちません。 contains - イベントがこの文字列を含むタグを持ちます。 does not contain - イベントがこの文字列を含むタグを持ちません。 |
| タグ値 | equals does not equal contains does not contain |
イベントタグと値の組み合わせ、または除外するタグと値の組み合わせを指定します。 equals - イベントがこのタグと値を持ちます。 does not equal - イベントがこのタグと値を持ちません。 contains - イベントがこの文字列を含むタグと値を持ちます。 does not contain - イベントがこの文字列を含むタグと値を持ちません。 |
| トリガー | equals does not equal |
トリガーまたは除外するトリガーを指定します。 equals - イベントがこのトリガーによって生成されます。 does not equal - イベントがこのトリガー以外のトリガーによって生成されます。 |
| イベント名 | contains does not contain |
トリガーによって生成されたイベント名に含まれる文字列、または除外する文字列を指定します。デフォルトでは、イベント名はトリガー名と一致しますが、トリガー設定でカスタムイベント名が指定されている場合はその限りではありません。 contains - イベント名がこの文字列を含みます。 does not contain - この文字列がイベント名から除外されます。 注: 入力された値は、すべてのマクロが展開されたイベント名と比較されます。 |
| トリガーの深刻度 | equals does not equal is greater than or equals is less than or equals |
トリガーの深刻度を指定します。 equals - トリガーの深刻度と等しい。 does not equal - トリガーの深刻度と等しくない。 is greater than or equals - トリガーの深刻度以上。 is less than or equals - トリガーの深刻度以下。 |
| 時間帯 | in not in |
時間帯または除外する時間帯を指定します。 in - イベントの発生時刻が時間帯内。 not in - イベントの発生時刻が時間帯外。 書式の説明については時間帯の指定ページを参照してください。 ユーザーマクロがサポートされています。 |
| 問題が抑制されている | no yes |
ホストのメンテナンスにより問題が抑制(非表示)されているかどうかを指定します。 no - 問題は抑制されていません。 yes - 問題は抑制されています。 |
サービスアクション
サービスアクションでは、次の条件を使用できます。
| Condition type | Supported operators | Description |
|---|---|---|
| Service | equals does not equal |
サービス、または除外するサービスを指定します。 equals - イベントはこのサービスに属します。 does not equal - イベントはこのサービスに属しません。 親サービスを指定すると、すべての子サービスが暗黙的に選択されます。親サービスのみを指定するには、ネストされたすべてのサービスを追加で does not equal 演算子で設定する必要があります。 |
| Service name | contains does not contain |
サービス名に含める文字列、または除外する文字列を指定します。 contains - イベントは、名前にこの文字列を含むサービスによって生成されます。 does not contain - この文字列はサービス名に含まれていません。 |
| Service tag name | equals does not equal contains does not contain |
イベントタグ、または除外するイベントタグを指定します。サービスイベントタグは、サービス設定セクションの Tags で定義できます。 equals - イベントにはこのタグがあります。 does not equal - イベントにはこのタグがありません。 contains - イベントには、この文字列を含むタグがあります。 does not contain - イベントには、この文字列を含むタグがありません。 |
| Service tag value | equals does not equal contains does not contain |
イベントタグと値の組み合わせ、または除外するタグと値の組み合わせを指定します。サービスイベントタグは、サービス設定セクションの Tags で定義できます。 equals - イベントにはこのタグと値があります。 does not equal - イベントにはこのタグと値がありません。 contains - イベントには、これらの文字列を含むタグと値があります。 does not contain - イベントには、これらの文字列を含むタグと値がありません。 |
Alerts > Media types メニューで、Service actions 用の message templates を必ず定義してください。 定義しない場合、通知は送信されません。
ディスカバリアクション
以下の条件をディスカバリーベースのイベントで使用できます。
| 条件タイプ | サポートされる演算子 | 説明 |
|---|---|---|
| ホスト IP | 等しい 等しくない |
検出されたホストの IP アドレス範囲、または除外する範囲を指定します。 等しい - ホスト IP が範囲内にある。 等しくない - ホスト IP が範囲内にない。 以下の形式を使用できます。 単一の IP: 192.168.1.33 IP アドレスの範囲: 192.168.1-10.1-254 IP マスク: 192.168.4.0/24 リスト: 192.168.1.1-254, 192.168.2.1-100, 192.168.2.200, 192.168.4.0/24 リスト形式ではスペースも使用できます。 |
| サービスの種類 | 等しい 等しくない |
検出されたサービスのサービスの種類、または除外するサービスの種類を指定します。 等しい - 検出されたサービスと一致する。 等しくない - 検出されたサービスと一致しない。 使用可能なサービスの種類: SSH、LDAP、SMTP、FTP、HTTP、HTTPS、POP、NNTP、IMAP、TCP、Zabbix エージェント、SNMPv1 エージェント、SNMPv2 エージェント、SNMPv3 エージェント、ICMP ping、telnet。 |
| サービスのポート | 等しい 等しくない |
検出されたサービスの TCP ポート範囲、または除外する範囲を指定します。 等しい - サービスのポートが範囲内にある。 等しくない - サービスのポートが範囲内にない。 |
| ディスカバリールール | 等しい 等しくない |
ディスカバリールール、または除外するディスカバリールールを指定します。 等しい - このディスカバリールールを使用している。 等しくない - このディスカバリールール以外のディスカバリールールを使用している。 |
| ディスカリーチェック | 等しい 等しくない |
ディスカバリーチェック、または除外するディスカバリーチェックを指定します。 等しい - このディスカバリーチェックを使用している。 等しくない - このディスカバリーチェック以外のディスカバリーチェックを使用している。 |
| ディスカリーオブジェクト | 等しい | 検出されたオブジェクトを指定します。 等しい - 検出されたオブジェクト(デバイスまたはサービス)と等しい。 |
| ディスカバリーステータス | 等しい | Up - 「ホストが稼働中」および「サービスが稼働中」イベントに一致します。 Down - 「ホストが停止」および「サービスが停止」イベントに一致します。 Discovered - 「ホストを検出」および「サービスを検出」イベントに一致します。 Lost - 「ホストを消失」および「サービスを消失」イベントに一致します。 |
| 稼働時間/停止時間 | 以上 以下 |
「ホストが稼働中」および「サービスが稼働中」イベントでは稼働時間。「ホストが停止」および「サービスが停止」イベントでは停止時間です。 以上 - 指定値以上。パラメータは秒単位で指定します。 以下 - 指定値以下。パラメータは秒単位で指定します。 |
| 受信値 | 等しい 等しくない 以上 以下 含む 含まない |
ディスカバリールール内のエージェント(Zabbix、SNMP)チェックから受信した値を指定します。文字列比較です。ルールに複数の Zabbix エージェントまたは SNMP チェックが設定されている場合、それぞれの受信値がチェックされます(各チェックによって新しいイベントが生成され、そのイベントがすべての条件と照合されます)。 等しい - 値と等しい。 等しくない - 値と等しくない。 以上 - 値以上。 以下 - 値以下。 含む - 部分文字列を含む。パラメータは文字列として指定します。 含まない - 部分文字列を含まない。パラメータは文字列として指定します。 |
| プロキシ | 等しい 等しくない |
プロキシ、または除外するプロキシを指定します。 等しい - このプロキシを使用している。 等しくない - このプロキシ以外のプロキシを使用している。 |
| プロキシグループ | 等しい 等しくない |
プロキシグループ、または除外するプロキシグループを指定します。 等しい - このプロキシグループを使用している。 等しくない - このプロキシグループ以外のプロキシグループを使用している。 |
ディスカバリーイベントを生成するディスカバリールール内のサービスチェックは、同時には実行されません。そのため、アクションの Service type、Service port、または Received value 条件に複数の値が設定されている場合、それらは一度に 1 つのディスカバリーイベントと比較され、複数のイベントと同時に比較されることはありません。
その結果、同じチェックタイプに複数の値を指定したアクションが正しく実行されない場合があります。
自動登録アクション
アクティブエージェントの自動登録に基づくアクションでは、次の条件を使用できます。
| 条件タイプ | サポートされている演算子 | 説明 |
|---|---|---|
| ホストメタデータ | contains does not contain matches does not match |
除外するホストメタデータまたはホストメタデータを指定します。 contains - ホストメタデータに文字列が含まれている場合。 does not contain - ホストメタデータに文字列が含まれていない場合。 ホストメタデータは、エージェント設定ファイルで指定できます。 matches - ホストメタデータが正規表現に一致する場合。 does not match - ホストメタデータが正規表現に一致しない場合。 |
| ホスト名 | contains does not contain matches does not match |
除外するホスト名またはホスト名を指定します。 contains - ホスト名に文字列が含まれている場合。 does not contain - ホスト名に文字列が含まれていない場合。 matches - ホスト名が正規表現に一致する場合。 does not match - ホスト名が正規表現に一致しない場合。 |
| プロキシ | equals does not equal |
除外するプロキシまたはプロキシを指定します。 equals - このプロキシを使用している場合。 does not equal - このプロキシ以外のプロキシ(またはサーバー)を使用している場合。 |
| プロキシグループ | equals does not equal |
除外するプロキシグループまたはプロキシグループを指定します。 equals - このプロキシグループを使用している場合。 does not equal - このプロキシグループ以外のプロキシグループを使用している場合。 |
内部イベントアクション
内部イベントに基づくアクションには、次の条件を設定できます。
| タイプ | オペレータ | 説明 |
|---|---|---|
| イベントタイプ | 等しい | アイテムが"取得不可"の状態 - アイテムが'通常'から'サポートされていない'に移行するイベントに一致します ローレベルディスカバリが"取得不可"の状態 - ローレベルディスカバリルールが'通常'から'サポートされていない'に移行するイベントに一致します トリガーが"不明"の状態 - トリガーが'通常'から'不明'に移行するイベントに一致します |
| ホストグループ | 等しい 等しくない |
ホスト グループまたは除外するホスト グループを指定。 等しい - イベントはこのホスト グループに属します。 等しくない - イベントはこのホスト グループに属しません。 |
| タグ名 | 等しい 等しくない 含む 含まない |
イベント タグまたは除外するイベント タグを指定。 等しい - イベントにこのタグがある 等しくない - イベントにこのタグが無い 含む - イベントにこの文字列を含むタグがある 含まない** - イベントにこの文字列を含むタグがない |
| タグの値 | 等しい 等しくない 含む 含まない |
タグと値の組み合わせ、または除外するイベント タグと値の組み合わせを指定します。 等しい - イベントにこのタグと値がある 等しくない - イベントにこのタグと値がない<br >含む - イベントにこれらの文字列を含むタグと値がある 含まない - イベントにこれらの文字列を含むタグと値がない |
| テンプレート | 等しい 等しくない |
テンプレートまたは除外するテンプレートを指定します。 等しい - イベントはこのテンプレートから継承されたアイテム/トリガー/ローレベルディスカバリルールに属する 等しくない - イベントはこのテンプレートから継承されたアイテム/トリガー/ローレベルディスカバリルールに属さない |
| ホスト | 等しい 等しくない |
ホストまたは除外するホストを指定します。 等しい - イベントはこのホストに属する 等しくない - イベントはこのホストに属さない |
計算タイプ
条件の計算には、以下のオプションがあります。
- And - すべての条件を満たす必要があります
複数のトリガーが Trigger= 条件として選択されている場合、それらの間で "And" 計算を使用することはできません。
アクションは、1つのトリガーのイベントに基づいてのみ実行できます。
- Or - 1つの条件を満たせば十分です
- And/Or - 2つの組み合わせです。異なる条件タイプでは AND、同じ条件タイプでは OR になります。例えば:
ホストグループ が Oracle servers と等しい
ホストグループ が MySQL servers と等しい
イベント名 に 'Database is down' が含まれる
イベント名 に 'Database is unavailable' が含まれる
これは次のように評価されます。
(ホストグループが Oracle servers と等しい or ホストグループが MySQL servers と等しい) and (イベント名に 'Database is down' が含まれる or イベント名に 'Database is unavailable' が含まれる)
- Custom expression - アクション条件を評価するためのユーザー定義の計算式です。すべての条件 (大文字の A、B、C、... で表されます)を含める必要があり、スペース、タブ、括弧 ( )、and(大文字小文字を区別)、or(大文字小文字を区別)、not(大文字小文字を区別)を含めることができます。
前述の And/Or の例は (A or
B) and (C or D) と表されますが、カスタム式では他にもさまざまな計算方法を使用できます。
(A and B) and (C or D)
(A and B) or (C and D)
((A or B) and C) or D
(not (A or B) and C) or not D
など。
アクションで使用されているオブジェクトの削除
アクションの条件/操作で使用されているオブジェクトを削除しようとすると、ユーザーには対応するエラーメッセージが表示されます。
アクションの条件または操作が以下の場合、アクションは無効になりません。
- 削除されたオブジェクトがある場合
- 低レベルディスカバリで検出されなくなり、(失われたリソースの削除期間後に)削除されたオブジェクトがある場合
アクションの条件/操作に欠落しているオブジェクトがある場合、それらは削除されません。代わりに、削除されたオブジェクトは削除されたホストグループ、削除されたホスト、削除されたトリガーなどとして表示されます。アクションリストの「情報」列には、「このアクションには削除されたオブジェクトを参照する条件または操作があります。」というメッセージ付きの警告アイコンが表示されます。