送信者

概要

Zabbix sender は、パフォーマンスデータを Zabbix サーバーに送信して処理させるために使用できるコマンドラインユーティリティです。

このユーティリティは通常、可用性データおよびパフォーマンスデータを定期的に送信する長時間実行のユーザースクリプトで使用されます。

結果を Zabbix サーバーまたはプロキシに直接送信するには、Zabbix trapper アイテムタイプを設定する必要があります。

関連項目:

Zabbix senderの実行

Zabbix UNIX senderを実行する例:

cd bin
./zabbix_sender -z zabbix -s "Linux DB3" -k db.connections -o 43

ここで:

  • z - Zabbixサーバーのホスト(IPアドレスも使用可能);
  • s - 監視対象ホストのテクニカル名(ZabbixのWebインターフェースに登録されている名前);
  • k - アイテムキー;
  • o - 送信する値。

空白を含むオプションは、二重引用符で囲む必要があります。

Zabbix senderは、入力ファイルから複数の値を送信するために使用できます。 詳細については、Zabbix senderのmanページを参照してください。

設定ファイルを指定すると、Zabbix senderはエージェントのServerActive設定パラメータで定義されているすべてのアドレスを使用してデータを送信します。 1つのアドレスへの送信に失敗した場合、senderは別のアドレスへの送信を試みます。 バッチデータの送信が1つのアドレスで失敗した場合、それ以降のバッチはそのアドレスには送信されません。

Zabbix senderは、ファイルの先頭にバイトオーダーマーク(BOM)がないUTF-8エンコーディングの文字列を受け入れます(Unix系システムとWindowsの両方)。

Windows上のZabbix senderも、同様に実行できます。

zabbix_sender.exe [options]

zabbix_senderのリアルタイム送信シナリオでは、短い間隔で渡された複数の値を収集し、1つの接続でサーバーに送信します。 直前の値との差が0.2秒以内の値は同じスタックに入れることができますが、最大ポーリング時間は1秒です。

指定した設定ファイルに無効なパラメータエントリ(parameter=value表記に従っていないエントリ)が存在する場合、Zabbix senderは終了します。

Zabbix senderを低レベルディスカバリで実行する

低レベルディスカバリ用のJSON形式の値を送信するためにZabbix senderを実行する例:

./zabbix_sender -z 192.168.1.113 -s "Zabbix server" -k trapper.discovery.item -o '[{"{#FSNAME}":"/","{#FSTYPE}":"rootfs"},{"{#FSNAME}":"/sys","{#FSTYPE}":"sysfs"}]'

これを機能させるには、低レベルディスカバリルールで Zabbix trapper のアイテムタイプを使用する必要があります(この例では、trapper.discovery.item キーを使用しています)。