ユーザー権限ロール

概要

ユーザー > ユーザーロール セクションでは、ユーザーロールを作成できます。

ユーザーロールを使用すると、最初に選択したユーザータイプ(ユーザー管理者スーパ管理者)に基づいて、きめ細かな権限を作成できます。

ユーザータイプを選択すると、このユーザータイプに利用可能なすべての権限が付与されます(デフォルトでチェックされています)。

権限は、ユーザータイプで利用可能なサブセットからのみ取り消すことができ、ユーザータイプで利用可能な範囲を超えて拡張することはできません。

利用できない権限のチェックボックスはグレー表示されます。この要素への直接URLをブラウザに入力しても、ユーザーはその要素にアクセスできません。

一部のUI要素へのアクセスを制限しても、そのページを開くことだけが防止され、インターフェースの他の部分で基礎となるデータにアクセスする機能が削除されるわけではありません。

ユーザーロールはシステムユーザーに割り当てることができます。各ユーザーには1つのロールしか割り当てることができません。

デフォルトのユーザーロール

デフォルトでは、Zabbixには4つのユーザーロールが設定されており、あらかじめ定義された権限セットが割り当てられています。

  • ゲストロール
  • ユーザーロール
  • 管理者ロール
  • スーパ管理者ロール

これらはZabbixの主なユーザータイプに基づいています。 それぞれのロールに割り当てられているすべてのユーザーのリストが表示されます。無効なグループに含まれるユーザーは赤色で表示されます。ゲストロールは、いくつかのフロントエンドセクションを閲覧する権限のみを持つユーザータイプのロールです。

デフォルトのスーパ管理者ロールは、Zabbixに無制限の権限を持つスーパ管理者ユーザーが少なくとも1人存在する必要があるため、変更や削除はできません。スーパ管理者タイプのユーザーは、自分のロールの設定を変更できますが、ユーザータイプは変更できません。

設定

新しいロールを作成するには、右上隅にある Create user role ボタンをクリックします。既存のロールを更新するには、ロール名をクリックして設定フォームを開きます。

利用可能な権限が表示されます。特定の権限を取り消すには、
そのチェックボックスの選択を解除します。

利用可能な権限と、Zabbix の各事前設定済みユーザーロールのデフォルト値については、以下で説明します。

デフォルトの権限

UI要素へのアクセス

メニューセクションへのデフォルトのアクセス権は、ユーザータイプによって異なります。詳しくは、権限ページを参照してください。

Webインターフェース設定ファイル$ZBX_FEATURE_FLAGS['modules_config_enabled']機能フラグがfalseに設定されている場合、モジュールへのアクセスセクションは非表示になります。

その他のオプションへのアクセス

パラメータ 説明 デフォルトのユーザーロール
スーパーユーザーロール 管理者ロール ユーザーロール ゲストロール
新しいUI要素へのデフォルトアクセス このオプションでは、Zabbixのアップグレード後に新しいメニューセクションへどのようにアクセスできるかを指定します。モジュールの既存のメニューセクションには影響しません。 はい はい はい はい
サービスへのアクセス
サービスへの読み書きアクセス サービスへの読み書きアクセスを選択します。
なし - アクセスなし
すべて - すべてのサービスへの読み書きアクセス
サービスリスト - 読み書きアクセスを許可するサービスを選択

読み書きアクセスが許可されている場合、読み取り専用アクセスの設定より優先され、子サービスに動的に継承されます。
すべて すべて なし なし
タグによるサービスへの読み書きアクセス タグ名と、必要に応じて値を指定し、そのタグに一致するサービスへの読み書きアクセスを追加で許可します。
このオプションは、サービスへの読み書きアクセスパラメータでサービスリストが選択されている場合に使用できます。
読み書きアクセスが許可されている場合、読み取り専用アクセスの設定より優先され、子サービスに動的に継承されます。
サービスへの読み取り専用アクセス サービスへの読み取り専用アクセスを選択します。
なし - アクセスなし
すべて - すべてのサービスへの読み取り専用アクセス
サービスリスト - 読み取り専用アクセスを許可するサービスを選択

読み取り専用アクセスは読み書きアクセスより優先されず、子サービスに動的に継承されます。
すべて すべて
タグによるサービスへの読み取り専用アクセス タグ名と、必要に応じて値を指定し、そのタグに一致するサービスへの読み取り専用アクセスを追加で許可します。
このオプションは、サービスへの読み取り専用アクセスパラメータでサービスリストが選択されている場合に使用できます。
読み取り専用アクセスは読み書きアクセスより優先されず、子サービスに動的に継承されます。
モジュールへのアクセス
<モジュール名> 特定のモジュールへのアクセスを許可または拒否します。有効なモジュールのみがこのセクションに表示されます。現在無効になっているモジュールへのアクセスを許可または制限することはできません。 はい はい はい はい
新しいモジュールへのデフォルトアクセス このオプションでは、Zabbixのアップグレード後に新しいモジュールおよびウィジェットへどのようにアクセスできるかを指定します。管理 > 一般 > モジュールセクションで追加されたモジュールおよびウィジェットにも適用されます。
APIへのアクセス
有効 APIへのアクセスを有効または無効にします。 いいえ いいえ いいえ いいえ
APIメソッド 検索フィールドで指定したAPIメソッドを許可するには許可リストを、拒否するには拒否リストを選択します。一部のAPIメソッドを許可し、他のAPIメソッドを拒否することはできません。

検索フィールドにメソッド名の入力を開始し、オートコンプリートリストからメソッドを選択します。
選択ボタンをクリックして、このユーザータイプで使用可能な完全なリストからメソッドを選択することもできます。アクションへのアクセスブロックで特定のアクションのチェックを外している場合、そのアクションに関連するAPIメソッドをユーザーは使用できません。

ワイルドカードを使用できます。例:dashboard.*dashboard. APIサービスのすべてのメソッド)、*(任意のメソッド)、*.export(すべてのAPIサービスにおける.exportという名前のメソッド)。

メソッドが指定されていない場合、許可/拒否リストのルールは無視されます。
アクションへのアクセス
ダッシュボードの作成と編集 このチェックボックスをクリアすると、対応する要素に対する.create.update.delete APIメソッドを使用する権限も取り消されます。 はい はい はい いいえ
マップの作成と編集
メンテナンスの作成と編集 いいえ
障害コメントの追加 このチェックボックスをクリアすると、event.acknowledge APIメソッドによって対応するアクションを実行する権限も取り消されます。 はい
深刻度の変更
障害の承認
障害の抑制
障害のクローズ
スクリプトの実行 このチェックボックスをクリアすると、script.execute APIメソッドを使用する権限も取り消されます。
APIトークンの管理 このチェックボックスをクリアすると、すべてのtoken. APIメソッドを使用する権限も取り消されます。
スケジュールレポートの管理 このチェックボックスをクリアすると、すべてのreport. APIメソッドを使用する権限も取り消されます。 いいえ
SLAの管理 SLAを管理する権限を有効または無効にします。
読み取り専用ホストで「今すぐ実行」を実行 読み取り専用ホストのアイテムについて、最新データで「今すぐ実行」オプションを使用できるようにします。 はい
障害の順位の変更 障害の順位を原因から症状へ、または症状から原因へ変更できるようにします。
自分のメディアの作成と編集 自分のメディアを作成および編集できるようにします。
ユーザーメディアの作成と編集 ユーザーのメディアを作成および編集できるようにします。このオプションはスーパーユーザーのみに使用できます。 いいえ いいえ
新しいアクションへのデフォルトアクセス このオプションでは、Zabbixのアップグレード後に新しいアクションへどのようにアクセスできるかを指定します。 はい はい

関連項目: