On this page
10 バリューキャッシュ
概要
トリガー式、計算アイテム、一部のマクロの計算を高速化するために、Zabbix server ではバリューキャッシュオプションがサポートされています。
このインメモリキャッシュを利用すると、直接データベースへSQLを発行せずに過去のデータへアクセスすることができます。 過去の値がキャッシュに存在しない場合、不足分をデータベースから取得し、キャッシュの更新を行います。
アイテムの値は、次のいずれかの状態になるまでバリューキャッシュに残ります:
- アイテムが削除された場合 (キャッシュされた値は、次の構成同期後に削除されます)
- アイテムの値が、トリガーもしくは計算アイテム式で指定された時間またはカウントの範囲外になった場合 (キャッシュされた値は、新しい値を受信した時に削除されます)
- トリガー/計算アイテム式で指定された時間またはカウント範囲が変更され、計算に必要なデータが少なくなった場合 (不要なキャッシュされた値は24時間後に削除されます)
バリューキャッシュの状態は、サーバーの ランタイム コントロール でオプション
diaginfo (または diaginfo=valuecache) を実行し、診断情報のバリューキャッシュセクションを調べることで確認できます。
これは、誤って構成されたトリガーまたは計算アイテムを特定する場合に役立ちます。
バリューキャッシュ機能を有効にするために、オプションの ValueCacheSize パラメータが Zabbix server の 設定ファイル でサポートされています。
バリューキャッシュを監視するには、以下の2つの内部チェックアイテムが利用できます。 zabbix[vcache,buffer,<mode>] zabbix[vcache,cache,<parameter>] 詳細は、内部チェックを参照してください。