Zabbix 7.2 との互換性を保つ為には、Zabbix エージェントはバージョン 1.4 より古いものではなく、バージョン 7.2よりも新しいものではない必要があります。。
一部のパラメータが変更されているため、古いエージェントの設定を確認する必要がある場合があります。例えば、バージョン 3.0 より前のバージョンの logging に関連するパラメータなどです。
最新の機能、メトリクス、パフォーマンス向上、メモリ使用量削減を最大限に活用するには、サポートされている最新のエージェントを使用してください。
Windows XP に関する注意事項
バージョン4.4以降の古いZabbixエージェント2はZabbix7.2と互換性があります。 Zabbixエージェント2は7.2より新しいものであってはなりません。
Zabbixエージェント2バージョン4.4および5.0を使用する場合、サポートされていないアイテムの更新にはデフォルトの間隔である10分が使用されます。
最新の機能、メトリック、パフォーマンス向上、メモリ使用量削減の恩恵を受けるには、サポートされている最新のエージェント2を使用してください。
Zabbix 7.2 との完全な互換性を確保するには、プロキシがサーバーのメジャー バージョンと一致している必要があります。 Zabbix 7.2.x プロキシのみが Zabbix 7.2.x サーバーと完全に互換性があります。
古いプロキシは部分的にサポートされています。データの収集やスクリプトの実行は引き続き可能ですが、新しい項目などの構成の更新を受け取ることはできません。
Zabbixサーバーに対するプロキシは以下に大別されます:
例:
サーバーバージョン | 同じプロキシバージョン | 古いプロキシバージョン | 未サポートプロキシバージョン |
---|---|---|---|
6.4 | 6.4 | 6.0、6.2 | 6.0より古い、6.4より新しい |
7.0 | 7.0 | 6.0、6.2、6.4 | 6.0より古い、7.0より新しい |
7.2 | 7.2 | 7.0 | 7.0より古い、7.2 より新しい |
プロキシでサポートされる機能:
プロキシバージョン | データ更新 | 設定更新 | タスク |
---|---|---|---|
同じ | Yes | Yes | Yes |
古い | Yes | No | リモートコマンド (例: シェルスクリプト); アイテムの監視データの即時取得(例: 監視データ取得); Note: 保存前処理のテストはサポートされません。 |
未サポート | No | No | No |
互換性のないデーモン起動されたZabbixプロセスのバージョンがログに警告メッセージとして出力されます。
Zabbix 7.2では、バージョン 1.8より古いXMLファイルのインポートがサポートされています。
XMLエクスポート形式では、トリガーの依存関係は名前のみで保存されます。たとえば、深刻度と条件式が異なる同じ名前のトリガーが複数あり、依存関係が定義されている場合、それらをインポートすることはできません。このような依存関係はXMLファイルから手動で削除し、インポート後に再度追加する必要があります。