4 インベントリ

概要

Zabbixでネットワークデバイスのインベントリを管理することができます。

Zabbixフロントエンドには特別なインベントリメニューがあります。しかし、初期状態ではそこにデータは表示されず、データを入力する場所でもありません。インベントリデータの構築は、ホストを設定するときに手動で行うか、自動配置オプションを使用して自動的に行われます。

インベントリの構築

手動モード

ホストの設定時に、インベントリタブで、デバイスの種類、シリアル番号、場所、担当者、URLなどの詳細情報を入力できます。これらのデータはインベントリ情報として登録されます。

ホストのインベントリ情報にURLが含まれており、そのURLが「http」または「https」で始まる場合、インベントリセクションでクリック可能なリンクとして表示されます。

自動モード

ホストのインベントリには、自動的にデータを入力することもできます。これを機能させるには、ホストの設定時に インベントリ タブのインベントリモードを 自動 に設定する必要があります。

その後、ホストのアイテムを設定して、アイテムの値を任意のホストインベントリフィールドに入力できます。アイテムの設定で、それぞれの属性(ホストインベントリフィールドに入力するアイテム と呼ばれます)を使用して入力先のフィールドを指定します。

自動インベントリデータ収集に特に役立つアイテム:

  • system.hw.chassis[full|type|vendor|model|serial] - デフォルトは [full]、root権限が必要
  • system.hw.cpu[all|cpunum,full|maxfreq|vendor|model|curfreq] - デフォルトは [all,full]
  • system.hw.devices[pci|usb] - デフォルトは [pci]
  • system.hw.macaddr[interface,short|full] - デフォルトは [all,full]、 interfaceは正規表現
  • system.sw.arch
  • system.sw.os[name|short|full] - デフォルトは [name]
  • system.sw.packages[regexp,manager,short|full] - デフォルトは [all,all,full]。
インベントリモードの選択

インベントリモードは、ホスト設定フォームで選択できます。

新しいホストのデフォルトのインベントリモードは、管理 > 一般 > その他デフォルトのホストインベントリモード設定に基づいて選択されます。

ネットワーク検出または自動登録アクションによって追加されたホストの場合、手動モードまたは自動モードを選択するホストインベントリモードを設定操作を定義できます。この操作は、デフォルトのホストインベントリモード設定より優先されます。

インベントリの概要

既存のすべてのインベントリデータの詳細は、インベントリ メニューで確認できます。

インベントリ > 概要 では、インベントリのさまざまなフィールドごとにホスト数を確認できます。

インベントリ > ホスト では、インベントリ情報を持つすべてのホストを確認できます。ホスト名をクリックすると、フォームにインベントリの詳細が表示されます。

概要 タブには、次の情報が表示されます。

パラメーター 説明
ホスト名 ホストの名前。
名前をクリックすると、ホストに定義されているスクリプトのメニューが開きます。
ホストがメンテナンス中の場合、ホスト名の横にオレンジ色のアイコンが表示されます。
表示名 ホストの表示名(定義されている場合)。
ホスト(エージェント、SNMP、JMX、IPMI)
インターフェース
ホストに設定されているインターフェースの詳細が表示されます。
OS ホストのオペレーティングシステムのインベントリフィールド(定義されている場合)。
ハードウェア ホストのハードウェアのインベントリフィールド(定義されている場合)。
ソフトウェア ホストのソフトウェアのインベントリフィールド(定義されている場合)。
説明 ホストの説明。
監視 このホストのデータを含む監視セクションへのリンク:Web最新データ障害グラフダッシュボード
設定 このホストの設定セクションへのリンク:ホストアイテムトリガーグラフディスカバリWeb
設定されているエンティティの数が各リンクの後に表示されます。

詳細 タブには、値が入力されている(空ではない)すべてのインベントリフィールドが表示されます。

インベントリマクロ

通知用にホストインベントリマクロ{INVENTORY.}が用意されています。例えば、

"{INVENTORY.LOCATION1}のサーバーに障害が発生しました。 責任者は{INVENTORY.CONTACT1}、電話番号は{INVENTORY.POC.PRIMARY.PHONE.A1}。"

詳細は、サポートしているマクロページをご覧ください。