7 外部チェック

概要

外部チェックは、Zabbix サーバーが シェルスクリプトの実行 またはバイナリの実行によって行うチェックです。ただし、ホストが Zabbix プロキシによって監視されている場合、外部チェックはプロキシによって実行されます。

外部チェックでは、監視対象のホスト上でエージェントを実行する必要はありません。

アイテムキーの構文は次のとおりです。

script[<parameter1>,<parameter2>,...]

各要素の意味は次のとおりです。

ARGUMENT DEFINITION
script シェルスクリプトまたはバイナリの名前。
parameter(s) 省略可能なコマンドラインパラメーター。

スクリプトにパラメーターを渡したくない場合は、次を使用できます。

script[] or
script

Zabbix サーバーまたはプロキシは、外部スクリプト用に指定されたディレクトリを検索し、コマンドを実行します(Zabbix サーバー/プロキシ 設定ファイルの ExternalScripts パラメーターを参照してください)。 コマンドは Zabbix サーバー/プロキシと同じユーザー権限で実行されるため、必要に応じて、アクセス権限や環境変数はラッパースクリプトで処理してください。 また、コマンドの権限は、そのユーザーが実行できるように設定されている必要があります。 指定されたディレクトリ内のコマンドのみが実行可能です。

外部チェックを過度に使用しないでください。各スクリプトの実行ごとに Zabbix サーバー/プロキシが fork プロセスを開始する必要があり、多数のスクリプトを実行すると Zabbix のパフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。

使用例

最初のパラメータ '-h' でスクリプト check_oracle.sh を実行します。2番目のパラメータは、ホストプロパティでの選択に応じて、IPアドレスまたはDNS名に置き換えられます。

check_oracle.sh["-h","{HOST.CONN}"]

ホストがIPアドレスを使用するように設定されていると仮定すると、Zabbixサーバー/プロキシは次のように実行します。

check_oracle.sh '-h' '192.168.1.4'

外部チェックの結果

外部チェックの戻り値は、チェックによって生成された標準出力と標準エラー出力です。

テキストを返すアイテム(文字、ログ、またはテキスト型の情報)は、標準エラー出力があってもサポート対象外にはなりません。

戻り値は 16MB に制限されます(末尾の空白は切り捨てられます)。データベースの制限 も適用されます。

要求されたスクリプトが見つからない場合、または Zabbix サーバー/プロキシにそれを実行する権限がない場合、アイテムはサポート対象外となり、対応するエラーメッセージが表示されます。

タイムアウトが発生した場合、アイテムはサポート対象外となり、対応するエラーメッセージが表示され、スクリプト用に fork されたプロセスは終了されます。