1 トリガーの設定
概要
トリガーを設定するには、次の手順を実行します。
- データ収集 > ホスト に移動します
- ホストの行にある トリガー をクリックします
- 右側の トリガーの作成 をクリックします(または、既存のトリガーを編集するにはトリガー名をクリックします)
- フォームでトリガーのパラメーターを入力します
トリガーとその計算時間については、一般情報も参照してください。
設定
トリガー タブには、トリガーのすべての重要な属性が含まれています。

必須の入力フィールドには、赤いアスタリスクが付いています。
| Parameter | Description |
|---|---|
| Name | トリガー名。 サポートされる マクロ は次のとおりです: {HOST.HOST}, {HOST.NAME}, {HOST.PORT}, {HOST.CONN}, {HOST.DNS}, {HOST.IP}, {ITEM.VALUE}, {ITEM.VALUE.AGE}, {ITEM.VALUE.DATE}, {ITEM.VALUE.TIME}, {ITEM.VALUE.TIMESTAMP}, {ITEM.LASTVALUE}, {ITEM.LASTVALUE.AGE}, {ITEM.LASTVALUE.DATE}, {ITEM.LASTVALUE.TIME}, {ITEM.LASTVALUE.TIMESTAMP}, {ITEM.LOG.*}, および {$MACRO} ユーザーマクロ。 $1, $2...$9 マクロを使用して、式の1番目、2番目...9番目の定数を参照できます。 注: $1-$9 マクロは、比較的単純でわかりやすい式で定数を参照する場合に正しく展開されます。たとえば、名前 "Processor load above $1 on {HOST.NAME}" は、式が last(/New host/system.cpu.load[percpu,avg1])>5 の場合、自動的に "Processor load above 5 on New host" に変わります。 |
| Event name | 定義すると、この名前が障害イベント名の作成に使用されます。デフォルトでは、イベント名はトリガー名と同じです。 イベント名は、障害データを含む意味のあるアラートを作成するために使用できます(例 を参照)。 トリガー名と同じマクロセットに加えて、{TIME}, {TIMESTAMP}, および {?EXPRESSION} 式マクロがサポートされます。 |
| Operational data | 運用データでは、マクロとともに任意の文字列を定義できます。マクロは Monitoring > 障害 で、リアルタイムデータに動的に展開されます。トリガー名内のマクロ(上記参照)は、障害発生時点の値に展開され、静的な障害名の基礎になりますが、運用データ内のマクロは最新情報を動的に表示し続けることができます。トリガーレベルで運用データが設定されていない場合は、式に含まれるすべてのアイテムの最新値が表示されます。 トリガー名と同じマクロセットがサポートされます。 |
| Severity | ボタンをクリックして、必要なトリガーの深刻度を設定します。 |
| Expression | 障害の条件を定義するための論理式です。 時間サフィックス と メモリサイズサフィックス がサポートされます。 式に含まれるすべての条件が満たされると、つまり式が TRUE と評価されると、障害が作成されます。Recovery expression に追加の復旧条件が指定されていない限り、式が FALSE と評価された時点で障害は解決されます。 |
| OK event generation | OK イベント生成オプション: Expression - 障害イベントと同じ式に基づいて OK イベントが生成されます。 Recovery expression - 障害式が FALSE と評価され、復旧式が TRUE と評価された場合に OK イベントが生成されます。 None - この場合、トリガーは自動的に OK 状態に戻りません。 |
| Recovery expression | 元の障害式がすでに FALSE と評価された後、障害を解決する前に満たす必要がある追加条件を定義する論理式(任意)です。 復旧式は、トリガーのヒステリシス に有用です。障害式がまだ TRUE の場合、復旧式だけで障害を解決することはできません。 このフィールドは、OK event generation で 'Recovery expression' が選択されている場合にのみ使用できます。 |
| PROBLEM event generation mode | 障害イベントの生成モード: Single - トリガーが最初に 'Problem' 状態になったときに1つのイベントが生成されます。 Multiple - トリガーが 'Problem' と評価されるたびにイベントが生成されます。 |
| OK event closes | OK イベントが閉じる対象を選択します: All problems - このトリガーのすべての障害。 All problems if tag values match - イベントタグの値が一致するトリガー障害のみ。 |
| Tag for matching | イベント相関に使用するイベントタグ名を入力します。 このフィールドは、OK event closes プロパティで 'All problems if tag values match' が選択されている場合に表示され、この場合は必須です。 |
| Allow manual close | このトリガーによって生成された障害イベントの手動クローズ を許可する場合にチェックします。手動クローズは、障害イベントを確認するときに可能です。 |
| Menu entry name | 空でない場合、ここで入力した名前(最大64文字)が、Menu entry URL パラメーターで指定されたトリガー URL のラベルとして、いくつかの Webインターフェース の場所で使用されます。空の場合は、デフォルト名 Trigger URL が使用されます。 トリガー名と同じマクロセットに加えて、{EVENT.ID}, {HOST.ID}, および {TRIGGER.ID} がサポートされます。 |
| Menu entry URL | 空でない場合、ここで入力した URL(最大2048文字)は、イベントメニュー のリンクとして、いくつかの Webインターフェース の場所で利用できます。たとえば、Monitoring > 障害 で障害名をクリックしたときや、ダッシュボードウィジェット 障害 で利用できます。 トリガー名と同じマクロセットに加えて、{EVENT.ID}, {HOST.ID}, および {TRIGGER.ID} がサポートされます。注: 秘密値を持つユーザーマクロは URL 内で展開されません。 |
| Description | このトリガーに関する追加情報を提供するためのテキストフィールドです。特定の障害を修正するための手順、担当者の連絡先などを含めることができます。 トリガー名と同じマクロセットがサポートされます。 |
| Enabled | 必要に応じて、このチェックボックスをオフにするとトリガーを無効にできます。 無効化されたトリガーの障害は Webインターフェース に表示されなくなりますが、削除されることはありません。 |
Tags タブでは、トリガーレベルのタグ を定義できます。このトリガーのすべての障害には、ここで入力した値のタグが付けられます。

さらに、Inherited and trigger tags オプションを使用すると、トリガーがそのテンプレート由来の場合に、テンプレートレベルで定義されたタグを表示できます。 同じタグを持つテンプレートが複数ある場合、これらのタグは1回だけ表示され、テンプレート名はカンマで区切られます。 トリガーはホストレベルのタグを「継承」して表示することはありません。
| Parameter | Description |
|---|---|
| Name/Value | トリガーイベントを識別するためのカスタムタグを設定します。 タグはタグ名と値のペアです。名前のみを使用することも、値と組み合わせることもできます。トリガーには、同じ名前で値が異なる複数のタグを持たせることができます。 イベントタグでは、ユーザーマクロ、コンテキスト付きユーザーマクロ、低レベルディスカバリマクロ、および {{ITEM.VALUE}}, {{ITEM.LASTVALUE}} を使用するマクロ関数 がサポートされます。低レベルディスカバリマクロは、マクロコンテキスト内で使用できます。{TRIGGER.ID} マクロはトリガータグ値でサポートされます。これは、トリガープロトタイプから作成されたトリガーを識別したり、たとえばメンテナンス中にこれらのトリガーからの障害を抑制したりするのに役立ちます。 展開後の値の合計長が255を超える場合、255文字に切り詰められます。 イベントタグでサポートされるすべてのマクロ を参照してください。 イベントタグ はイベント相関、アクション条件に使用でき、Monitoring > 障害 または Problems ウィジェットでも表示されます。 |
Dependencies タブには、トリガーのすべての依存関係 が含まれています。
新しい依存関係を追加するには、Add をクリックします。
既存のトリガーを開き、Clone ボタンを押してから別の名前で保存することでも、トリガーを設定できます。
式のテスト
受信した値に応じて、設定したトリガー式の結果がどうなるかをテストできます。
公式テンプレートの次の式を例として使用します。
avg(/Cisco IOS SNMPv2/sensor.temp.value[ciscoEnvMonTemperatureValue.{#SNMPINDEX}],5m)>{$TEMP_WARN}
or
last(/Cisco IOS SNMPv2/sensor.temp.status[ciscoEnvMonTemperatureState.{#SNMPINDEX}])={$TEMP_WARN_STATUS}
式をテストするには、式フィールドの下にある Expression constructor をクリックします。

Expression constructor では、個々の式がすべて一覧表示されます。テストウィンドウを開くには、式一覧の下にある Test をクリックします。

テストウィンドウでは、サンプル値(この例では '80'、'70'、'0'、'1')を入力し、Test ボタンをクリックして式の結果を確認できます。

個々の式の結果と、式全体の結果を確認できます。
"TRUE" は、指定した式が正しいことを意味します。この例の A では、"80" は {$TEMP_WARN} で指定された値、つまりこの例では "70" より大きくなります。予想どおり、"TRUE" の結果が表示されます。
"FALSE" は、指定した式が正しくないことを意味します。この例の B では、{$TEMP_WARN_STATUS} の "1" は、指定された値、つまりこの例では "0" と等しくなければなりません。予想どおり、"FALSE" の結果が表示されます。
選択した式の種類は "OR" です。指定した条件の少なくとも 1 つ(この場合は A または B)が TRUE であれば、全体の結果も TRUE になります。つまり、現在の値が警告値を超えており、障害が発生していることを意味します。