8 VMwareテンプレートの操作

概要

Zabbix には、VMware vCenter および ESXi ハイパーバイザー向けに設計された、仮想マシン監視 用のすぐに使える各種テンプレートが含まれています。利用可能なテンプレートは、2 つの別個のテンプレートセットに含まれています。

  • VMware - 対応するマクロに UUID データを使用します
  • VMware FQDN - 対応するマクロに FQDN データを使用します

VMware vCenter または ESXi ハイパーバイザーの監視用に設計されたこれらのテンプレートには、仮想環境を監視するためのさまざまな組み込みチェックに加えて、事前設定済みのローレベルディスカバリルールが含まれています。

VMware FQDN テンプレートを正しく機能させるには、監視対象の各仮想マシンが、FQDN のルールに準拠した一意の OS 名を持っている必要があります。 さらに、VMware Tools/Open Virtual Machine Tools をすべてのマシンにインストールする必要があります。 これらの前提条件が満たされている場合は、VMware FQDN テンプレートの使用を推奨します。 VMware FQDN テンプレートは、カスタムインターフェースを持つホストを作成できる機能の導入に伴い、Zabbix 5.2 以降で利用可能です。

従来の VMware テンプレートも利用可能であり、FQDN の要件を満たせない場合に使用できます。 ただし、VMware テンプレートには既知の問題があります。 検出された仮想マシン用のホストは、vCenter に保存されている名前(たとえば "VM1"、"VM2" など)で作成されます。 これらのホストに Zabbix エージェントがインストールされており、アクティブ Zabbix エージェントの自動登録が有効になっている場合、 自動登録プロセスは、起動時に登録されたホスト名(たとえば "vm1.example.com"、"vm2.example.com" など)を読み取ります。 その結果、既存の仮想マシンに対して新しいホストが作成される可能性があり(名前の一致が見つからないため)、異なる名前を持つ重複ホストが発生します。

以下の点に注意してください。

  • テンプレート VMware Hypervisor は、ホストに手動でリンクすることも、ディスカバリで使用することもできます。
  • テンプレート VMware Guest は、ホストに手動でリンクしてはいけません。使用できるのはディスカバリのみです。

ホストマクロの設定

VMwareシンプルチェックを使用するには、ホストで以下のユーザーマクロを定義する必要があります。

  • {$VMWARE.URL} - VMwareサービス(vCenterまたはESXiハイパーバイザー)のSDK URL(https://servername/sdk
  • {$VMWARE.USERNAME} - VMwareサービスのユーザー名
  • {$VMWARE.PASSWORD} - VMwareサービスの{$VMWARE.USERNAME}ユーザーのパスワード