9 すぐに使えるテンプレート

概要

Zabbix には、監視対象の設定を簡素化し、迅速化するために、事前設定済みのテンプレートが数多く用意されています。

すぐに使用できるすべてのテンプレートは、データ収集 > テンプレートで利用できます。

Zabbixをアップグレードしても、テンプレートは自動的にはアップグレードされません。 これは、ユーザーが行ったカスタム変更が上書きされるのを防ぐためです。 テンプレートを手動でアップグレードまたは追加するには、以下のテンプレートのアップグレードセクションを参照してください。

特定のテンプレートの種類と操作要件に関する情報には、サイドバーからアクセスしてください。

関連項目:

テンプレートのアップグレード

単一のテンプレートをアップグレードまたは追加するには、次の手順を実行します。

1. Zabbix Gitリポジトリの templates ディレクトリを開きます。

2. Source ラベルの下で、使用しているZabbixのバージョンに一致するブランチを選択します(例:Zabbix 7.4の場合は release/7.4)。

3. 追加またはアップグレードするテンプレートを見つけます(例:MySQL by Zabbix agent)。

4. テンプレートファイルの内容(例:template_db_mysql_agent.yaml)をコピーし、ローカルファイルとして保存します。

5. Zabbixのユーザーインターフェースで、データ収集 > テンプレート に移動し、ローカルファイルをインポートします。

Webhookメディアタイプも同様にアップグレードできます。 media ディレクトリから取得し、アラート > メディアタイプ でインポートします。

複数のテンプレートをアップグレードまたは追加するには、次の手順を実行します。

1. Webサーバーに応じて、テンプレートバンドルのアーカイブをダウンロードします。

2. アーカイブを展開します。アーカイブには、それぞれ複数のテンプレートを含むYAMLファイルと、各YAMLファイルに含まれるテンプレートを一覧表示するインデックスファイルがあります。

3. Zabbixのユーザーインターフェースで、データ収集 > テンプレート に移動し、YAMLファイルを1つずつインポートします。

Webhookメディアタイプも同様にアップグレードできます。テンプレートバンドルのアーカイブから media_bundle-7.4-000.yaml ファイルを取得し、アラート > メディアタイプ でインポートします。

すべてのテンプレートを一度にアップグレードまたは追加するには、テンプレートバンドルのアーカイブに含まれる import_templates.sh スクリプトを使用できます。 このスクリプトには curl および jq ユーティリティが必要で、configuration.import Zabbix APIメソッドを使用します。 スクリプトの実行時には、YAMLファイルを含むディレクトリ、Zabbix APIのURL、および認証トークンを指定します。

import_templates.sh スクリプトは、既存のすべてのテンプレートを上書きします。テンプレートの変更を確認したり、元に戻したりするオプションはありません。

例:

/tmp/templates_bundles-7.4-2M-apache/import_templates.sh \
  /tmp/templates_bundles-7.4-2M-apache \
  https://example.com/zabbix/api_jsonrpc.php \
  d8d6b5c78ee2a8333db11bfcd3e448c49c239d8ce00702759e2b56f42e24dbe4

Host Wizardとのテンプレート互換性

現在Host Wizardと互換性のある、すぐに使用できるテンプレートの一覧については、hw_compatible_templates.txtを参照してください。

カスタムテンプレートをHost Wizardと互換性を持たせることもできます。

1. ZabbixのWebインターフェースで、データ収集 > テンプレートに移動し、カスタムテンプレートをエクスポートします。

2. エクスポートしたファイルを編集します。

3. ZabbixのWebインターフェースで、データ収集 > テンプレートに移動し、更新したテンプレートファイルをインポートします。