Zabbix Documentation 2.2

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jp:manual:appendix:triggers:functions

1 サポートされているトリガー関数

トリガー条件式の中でサポートされているすべての関数を、次に示します。:

関数 パラメータ サポートされている値のデータ型
定義
abschange 無視 浮動小数、整数、文字列、テキスト、ログ
最新値と前回値の差を、絶対値で返します。

数値の場合:
(最新値 - 前回値)の絶対値 = abschange
(5 - 1)の絶対値 = 4
(1 - 3)の絶対値 = 2
(-2.5 - 0)の絶対値 = 2.5

文字列の場合:
0 - 値が等しい
1 - 値が異なる
avg secまたは#num 浮動小数、整数
期間の平均値。最初のパラメータで期間を秒単位で設定するか、収集した値の数(ハッシュマーク#を先頭に付けます。例えば#5 - 5つの直近値)で設定します。
この関数は、2番目の選択可能なパラメータtime_shiftを受け付けます。現在の平均値と、time_shift秒遡った平均値を比較する必要がある場合に便利です。例えば、avg(3600,86400)は、1日前の1時間の平均値を返します。
パラメータtime_shiftはZabbix 1.8.2以降でサポートされています。
band secまたは#num 整数
アイテムの値とマスクとの「ビットAND」の値を返します。
最初のパラメータは、 last関数の最初のパラメータと同じです(sec - 無視、または、#num - N番目に直近の値)。
2番目のパラメータはmask(必須)です。これは64ビットの符号なし整数(0 ~ 18446744073709551615)です。
3番目のパラメータは、last関数の2番目のパラメータ(すなわち、time_shift)と同じです。
この関数は、Zabbix 2.2.0以降でサポートされています。
change 無視 浮動小数、整数、文字列、テキスト、ログ
最新値と前回値の差を返します。

数値の場合:
最新値 - 前回値 = change
5 - 1 = +4
1 - 3 = -2
-2.5 - 0 = -2.5

文字列の場合:
0 - 値が等しい
1 - 値が異なる
count secまたは#num 浮動小数、整数、文字列、テキスト、ログ
期間内に収集された値の数。最初のパラメータで期間を秒単位で設定するか、値の数(ハッシュマーク#を先頭に付けます)で設定します。
関数は、2番目の選択可能なpatternパラメータ、3番目のoperatorパラメータ、4番目のtime_shiftパラメータを受け付けます。
pattern:整数アイテム -完全一致;浮動小数アイテム - 値が0.000001以内にあれば一致
サポートされている演算子 *:
eq - 等しい
ne - 等しくない
gt - より大きい
ge - 以上
lt - 未満
le - 以下
like - 値にパターンが含まれれば一致
band - ビットAND。この演算子は、Zabbix 2.2.0以降ではcountでサポートされています。
bandの2番目のパラメータは、2つの数字を「/」で区切って指定できます:number_to_compare_with/mask
countは、その値からmaskとの「ビットAND」を計算し、結果をnumber_to_compare_withと比較します。「ビットAND」の結果がnumber_to_compare_withと等しければ、その値がカウントされます。
number_to_compare_withmaskが等しければ、maskのみを指定できます(「/」なし)。
*整数アイテム:演算子 eq(デフォルト)、negtgeltlebandがサポートされています。
*浮動小数アイテム:演算子 eq(デフォルト)、negtgeltleがサポートされています。
*文字列アイテム、テキストアイテム、ログアイテム: 演算子like(デフォルト)、eqneがサポートされています。
例:
count(600) - 直近10分間の値の数
count(600,12) - 直近10分間の「12」に等しい値の出現回数。
count(600,12,"gt") - 直近10分間の「12」より大きい値の出現回数。
count(#10,12,"gt") - 直近10個の値の中、「12」より大きい値の出現回数。
count(600,12,"gt",86400) - 24時間前までの直近10分間の「12」より大きい値の出現回数。
count(600,6/7,"band") - 直近10分間で、3つの最下位ビットが「110」(二進数)をとる値の出現回数。
count(600,,,86400) - 24時間前までの直近10分間の値の出現回数。
#numパラメータは、Zabbix 1.6.1以降でサポートされています。
time_shift パラメータと文字列の演算子は、Zabbix 1.8.2以降でサポートされています。time_shift の使用例については、avg関数を参照してください。
date 無視 すべて
現在日付をYYYYMMDD形式で返します。
例:20031025
dayofmonth 無視 すべて
1~31日までの日付を返します。
この関数は、Zabbix 1.8.5以降でサポートされています。
dayofweek 無視 すべて
1~7までの範囲で曜日を返します。月曜 - 1、日曜 - 7
delta secまたは#num 浮動小数、整数
期間内の最大値と最小値の差分を返します( 「max」-「min」)。最初のパラメータで期間を秒単位で設定するか、収集した値の数(ハッシュマーク#を先頭に付けます)で設定します。
Zabbix 1.8.2以降では、この関数は、2番目の選択可能なパラメータ time_shift をサポートしています。使用例については、avg() 関数を参照してください。
diff 無視 浮動小数、整数、文字列、テキスト、ログ
以下の値を返します:
1 - 最新値と前回値が異なる
0 - それ以外
fuzzytime sec 浮動小数、整数
タイムスタンプ(アイテムの値)とZabbixサーバ時刻の差が N 秒以内なら1、それ以外なら0を返します。
通常は system.localtime と組み合わせて、ローカル時刻とZabbixサーバのローカル時刻が同期しているかどうかをチェックします。
iregexp 1番目 - 文字列、2番目 - secまたは#num 文字列、ログ、テキスト
この関数はregexpに類似していますが、大文字と小文字は区別されません。
last secまたは#num 浮動小数、整数、文字列、テキスト、ログ
最新(直近)値。パラメータ:
sec - 無視
#num - N番目の直近値。
想像がつくように、ここでの#numは他の多くの関数とは違った働きをしますので、注意してください。
例:
last(0) は常にlast(#1)と等しくなります。
last(#3) - 3番目に新しい値(3つの新しい値ではありません)。
この関数は、2番目の選択可能な time_shiftパラメータ もサポートしています。例えば、
last(0,86400)は1日前の直近の値を返します。
ヒストリの1秒以内に2つ以上の値が存在する場合、Zabbix は値の正確な順序を保証しません。
パラメータ #num は、Zabbix 1.6.2 以降でサポートされています。
パラメータ time_shift は、Zabbix 1.8.2以降でサポートされています。使用例については、avg() 関数を参照してください。
logeventid 文字列 ログ
最新ログのエントリのイベントIDが正規表現に一致するかどうかをチェックします。パラメータで。POSIX拡張形式の正規表現を定義します。
以下の値を返します:
0 - 一致しない
1 - 一致する
この関数は、Zabbix 1.8.5以降でサポートされています。
logseverity 無視 ログ
最終ログエントリの深刻度を返します。パラメータは無視されます。
0 - デフォルトの深刻度
N - 深刻度(整数、Windowsイベントログの場合に役に立つ:1 - 情報、2 - 警告、4 - エラー、7 -監査の失敗、8 -成功の監査、9 - クリティカル、10 – Verbose)。ZabbixはWindowsイベントログの情報フィールドからログの深刻度を取得します。
logsource 文字列 ログ
最終ログエントリの「ソース」がパラメータと一致するかどうかをチェックします。
0 - 一致しない
1 - 一致する
通常は、Windowsイベントログに使用します。例:logsource("VMware Server").
max secまたは#num 浮動小数、整数
期間内の最大(最高)値。最初のパラメータで期間を秒単位で設定するか、収集した値の数(ハッシュマーク#を先頭に付けます)で設定します。
Zabbix 1.8.2以降では、この関数は、2番目の選択可能なパラメータ time_shift をサポートしています。使用例については、avg() 関数を参照してください。
min secまたは#num 浮動小数、整数
期間内の最小(最低)値。最初のパラメータで期間を秒単位で設定するか、収集した値の数(ハッシュマーク#を先頭に付けます)で設定します。
Zabbix 1.8.2以降では、この関数は、2番目の選択可能なパラメータ time_shift をサポートしています。使用例については、avg() 関数を参照してください。
nodata 秒数 すべて
以下の値を返します:
1 - 期間内(秒)にデータを1つも受信しない場合。期間は30秒以上であることが必要です。
0 - それ以外
now 無視 すべて
エポック(1970年1月1日00時00分00秒UTC)を起点とした経過秒数を返します。
prev 無視 浮動小数、整数、文字列、テキスト、ログ
前回値を返します。パラメータは無視されます。
last(#2)と同じ
regexp 1番目 - 文字列、2番目 - secまたは#num 文字列、ログ、テキスト
最新(直近)値が正規表現と一致するかどうかをチェックします。パラメータでPOSIX拡張形式の正規表現を定義します。
2番目の選択可能なパラメータは、秒数または分析する収集値の数です。この場合、複数の値が処理されます。
この関数では大文字と小文字は区別されます。
以下の値を返します:
1 - 見つかった
0 - それ以外
str 1番目 - 文字列、2番目 - secまたは#num 文字列、ログ、テキスト
最新(直近)値で文字列を検索します。パラメータは検索する文字列を定義します。大文字と小文字は区別されます。
2番目の選択可能なパラメータは、秒数または分析する収集値の数です。この場合、複数の値が処理されます。
以下の値を返します:
1 - 見つかった
0 - それ以外
strlen secまたは#num 文字列、ログ、テキスト
文字数(バイトではありません)としての最新(直近)値の長さ。
パラメータは「last」関数と同じように機能します(この表の上の方を参照してください)。
例:
strlen(0) - strlen(#1) と同じです。
strlen(#3) - 直近3番目の値の長さ
strlen(0,86400) - 1日前の直近値の長さ
この関数は、Zabbix 1.8.4以降でサポートされています。
sum secまたは#num 浮動小数、整数
期間内に収集された値の合計値。最初のパラメータで期間を秒単位で設定するか、値の数(ハッシュマーク#を先頭に付けます)で設定します。
Zabbix 1.8.2以降では、この関数は、2番目の選択可能なパラメータ time_shift をサポートしています。使用例については、avg() 関数を参照してください。
time 無視 すべて
現在の時刻をHHMMSS形式で返します。例:123055

1) すべての関数は、数値型の値のみを返します。例えば、文字列との比較はサポートされていません。
2) いくつかの関数は非数値型のパラメータでは使用できません。
3) 文字列の引数は二重引用符で囲みます。そうしないと、誤って解釈される可能性があります。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。