Zabbix Documentation 2.2

2.23.03.4In development:4.0Unsupported versions:1.82.02.43.2

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jp:manual:config:items:item

1 アイテムの作成

概要

ZabbixのWebインターフェースでアイテムを作成するには、次のようにします。

  • [設定]→[ホスト]を選択
  • ホストの行の[アイテム]をクリック
  • 画面右上の[アイテムの作成]をクリック
  • フォーム内のアイテムのパラメータを入力

設定

アイテム属性:

パラメータ 説明
ホスト ホストまたはテンプレートを選択します。
名前 アイテムの名前を設定します
次のマクロを使用できます。
$1, $2…$9 -アイテムキーの第1、第2 … 第9パラメータを参照します。
例: Free disk space on $1
アイテムキーが「vfs.fs.size[/,free]」の場合、説明は自動的に「Free disk space on /」に変更されます。
タイプ アイテムのタイプです。それぞれのアイテムタイプのセクションを参照してください。
キー アイテムのキーです。
サポートされているアイテムキーは、それぞれのアイテムタイプのセクションに記載されています。
キーは、1つのホスト内で一意である必要があります。
キータイプが「Zabbixエージェント」、「Zabbixエージェント(アクティブ)」、「シンプルチェック」または「Zabbixアグリゲート」の場合、ZabbixエージェントまたはZabbixサーバがキーの値をサポートしている必要があります。
「正しいキーのフォーマット」も参照してください。
ホストインターフェース ホストインターフェースを選択します。このフィールドは、ホストレベルでアイテムを編集するときに利用できます。
データ型 変換実施後にデータベースに保存される際のデータ型です。
数値(整数) - 64ビット符号なし整数
数値(浮動小数) - 浮動小数点数
負の値も保存できます。
許容範囲(MySQLの場合):-
999999999999.9999~999999999999.9999(double(16,4))。
Zabbix 2.2から、科学的記数法による値の受信もサポートされています。例:1e+70、1e-70。
文字 - 255バイトに制限された文字(文字列)データ
ログ - ログファイル。キーlog[]に対して設定する必要があります。
テキスト - サイズに制限のないテキスト
データの形式 データの形式は、整数のアイテムに使用され、次のデータの形式を指定します。
ブール型 - 0または1に変換されるテキスト表現です。具体的には、「TRUE」は1として保存され、「FALSE」は0として保存されます。すべての値は、大文字と小文字の区別はありません。認識されている値は、次のとおりです。
TRUE - true、t、yes、y、on、up、running、enabled、available
FALSE - false、f、no、n、off、down、unused、disabled、unavailable
また、0でない数値はいずれもTRUEとみなされ、ゼロはFALSEとみなされます。
Octal -8進数のデータ
Decimal -10進数のデータ
Hexadecimal -16進数のデータ
Zabbixは、自動的に数値への変換を実施します。
単位 単位記号が設定されている場合、Zabbixは、受信した値に対する後処理を追加し、設定された単位のポストフィックスを添えて、その値を表示します。
デフォルトでは、未処理の値が1000を超える場合、1000で除算されて表示されます。例えば、bpsが設定され、881764という値が受信されると、 881.76 Kbpsと表示されます。
B(バイト)、Bps(1秒あたりのバイト数)という単位には、特殊な処理が使用され、1024で除算されます。具体的には、単位がBまたはBpsに設定されると、Zabbixは次のように表示します。
1 → 1B/1Bps
1024 → 1KB/1KBps
1536 → 1.5KB/1.5KBps
次の時間に関係する単位が使用されると、特殊な処理が使用されます。
unixtime -「yyyy.mm.dd hh:mm:ss」に変換されます。正しく変換するには、受信した値が数値(整数)データ型である必要があります。
uptime -「hh:mm:ss」または「N days, hh:mm:ss」に変換されます。
例えば、881764(秒)という値が受信されると、「10 days, 04:56:04」と表示されます。
s - 「yyy mmm ddd hhh mmm sss ms」に変換されます。パラメータは秒数として扱われます。
例えば、881764(秒)という値が受信されると、「10d 4h 56m」と表示されます。
「1m 15d 5h」または「2h 4m 46s」のように、上から3番目までの単位だけが示されます。表示する日数がない場合、「1m 5h」のように2つのレベルだけが表示されます(分、秒、ミリ秒は示されません)。値が0.001未満の場合は、「< 1 ms」に変換されます。
単位のブラックリストも参照してください。
乗数を使用 このオプションを有効にすると、受信した値すべてに対して、値フィールドで設定された整数値または浮動小数点値が乗じられます。
このオプションを使用して、KB、MBpsなどの単位で受信した値をB、Bpsに変換します。さもないと、Zabbixはプレフィックス (K、M、Gなど)を正しく設定できません。
Zabbix 2.2から、科学的記数法の使用もサポートされています。例:1e+70。
更新間隔(秒) このアイテムをN秒ごとに更新します。
注意:「0」に設定すると、ポーリングされません。ただし、例外の更新間隔」に0以外の値が存在する場合、例外の更新間隔中はポーリングされます。
例外の更新間隔 更新間隔に対して、例外を作成することができます。例:
更新間隔:10、期間:1-5,09:00-18:00 - 勤務時間中、10秒ごとにアイテムをチェックします。
更新間隔:0、期間:1-7,00:00-7:00 - 夜間、アイテムのチェックは無効になります。
アイテムを1日に1回、指定した時間(例えば12:00)にチェックするには、デフォルトの更新間隔を「0」に設定し、例外の更新間隔で60を指定し、期間を1-7,12:00-12:01のように指定します。
最大で7つまで例外の更新間隔を定義できます。複数の例外の更新間隔が重複する場合、重複する期間には、最小の更新間隔の値が使用されます。例外の更新間隔の外側では、このデフォルトの更新間隔が使用されます。
期間の説明については、期間の設定に関するページを参照してください。
例外の更新間隔が期間の長さに等しい場合、アイテムは厳密に1回チェックされることに注意してください。例外の更新間隔が期間より長い場合、アイテムは1回チェックされるか、まったくチェックされない可能性があるため、このような設定は適切ではありません。例外の更新間隔が期間の長さより短い場合、アイテムは少なくとも1回チェックされます。
例外の更新間隔が「0」に設定されると、アイテムは例外の更新間隔中はポーリングされず、その期間が終了すると、デフォルトの更新間隔に従ってポーリングが再開されます。
注意:Zabbixエージェントのアクティブなアイテムでは利用できません。
ヒストリの保存期間(日) 詳細なヒストリをデータベースに保存する日数です。古いデータは、データの保存期間により削除されます。
Zabbix 2.2から、この値を全体的に上書きできます。[管理]→[一般設定]→[データの保存期間]選択します。全体的な設定が存在する場合、次の警告メッセージが表示されます。

記録された値を保存する日数はできるだけ短くして、データベースにおける値のヒストリのサイズを低減することをお奨めします。値のヒストリを長期間保存する代わりに、トレンドのデータをより長く保存できます。
トレンドの保存期間(日) 集計された(毎時間の最小、最大、平均、個数)詳細なヒストリをデータベースにN日間保存します。古いデータは、データの保存期間により削除されます。
Zabbix 2.2から、この値を全体的に上書きできます。[管理]→[一般設定]→[データの保存期間]と選択します。全体的な設定が存在する場合、次の警告メッセージが表示されます。

注意:トレンドの保存は、文字列、ログ、テキストといった非数値データには利用できません。
保存時の計算 なし - 前処理なし
差分/時間 - 値を (value-prev_value)/(time-prev_time) として評価します。
value -現在の値
value_prev -前に受信した値
time -現在のタイムスタンプ
prev_time -前の値のタイムスタンプ
この設定は、定常的に増加していく値について、1秒あたりの増加スピードを取得するのに非常に便利です。
注意:現在の値が前の値より小さい場合、その差は破棄され(何も保存されません)、別の値を待ちます。これにより、例えば32ビットSNMPカウンターの終了(オーバーフロー)の際、適正に動作するようになります。
差分 - 値を (value-prev_value) として評価します。
value -現在の値
value_prev -前に受信した値
値のマッピングの使用 このアイテムに値のマッピングを適用します。値のマッピングは、受信した値を変更しません。データ表示専用です。
整数のアイテムでのみ動作します。
例えば、「Windowsサービスステータス」です。
ログの時間の形式 タイプがログのアイテムにのみ利用できます。サポートされるプレスホルダー
* y: 年(0001~9999)
* M: 月(01~12)
* d: 日(01~31)
* h: 時間(00~23)
* m: 分(00~59)
* s: 秒(00~59)
空白のままにすると、タイムスタンプが解析されません。
例えば、Zabbixエージェントのログファイルから次の行を検討してみます。
「23480:20100328:154718.045 Zabbix agent started.Zabbix 1.8.2 (revision 11211).」
6文字のPIDのポジションから始まり、続いて日付、時間、その他が並びます。
この行におけるログの時間の形式は、「pppppp:yyyyMMdd:hhmmss」となります。
「p」および「:」の文字は、単なるプレスホルダーであり、「yMdhms」以外なら何でも構いません。
アプリケーションの作成 このアイテム用の新しいアプリケーションの名前を入力します。
アプリケーション アイテムを1つまたは複数の既存のアプリケーションにリンクさせます。
ホストインベントリフィールドの自動設定 アイテムの値が投入されるホストのインベントリフィールドを選択できます。ホストへの自動インベントリ投入が有効な場合に動作します。
説明 アイテムの説明を入力します。
有効 チェックボックスにマークを入れてアイテムを有効にすると、処理が実行されます。

また、アイテムも作成できます。そうするには、既存のアイテムを開いて、[複製]ボタンをクリックして、続いて異なる名前で保存します。

ホストレベルで既存のテンプレートレベルのアイテムを編集するときは、フィールドの多くは読込専用になります。編集不可フィールドの変更が必要な場合は、フォームのヘッダーにあるリンクを使用して、テンプレートレベルに移動して変更を行ってください。ただし、テンプレートレベルでの変更により、そのテンプレートがリンクされているすべてのホストに対するアイテムが変更されることに注意してください。

単位のブラックリスト

デフォルトでは、あるアイテムに対して単位を指定すると、乗数のプレフィックスが追加されることになります。例えば、値2048に単位Bが付いているものは、2KBと表示されます。これは、次の所定のハードコード化された単位のリストでは行われません。

  • ms
  • RPM
  • rpm
  • %

小文字と大文字どちらのrpmrpmRPM)の文字列も、ブラックリストに入っていることに注意してください。

取得不可のアイテム

何らかの理由で値を取得できない場合は、アイテムは取得不可となります。そのようなアイテムは、決められた間隔で再チェックされます。これは、[管理]セクションで設定できます。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。