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10 Telnetチェック

10.1 概要

Telnetチェックは、エージェントレスの監視に使用されます。TelnetチェックにZabbixエージェントは必要ありません。

10.2 設定可能なフィールド

実行する実際のコマンド(1つまたは複数)は、アイテム設定の「実行するスクリプト」フィールドに配置する必要があります。

コマンドごとに行を変えることで、複数のコマンドを連続して実行することができます。この場合、戻り値も複数の行という形式になります。

プロンプトの最後に付く文字としては、次のものがサポートされています。

  • $
  • #
  • %

これらの文字の1つで終わるtelnetのプロンプト行は、戻り値から削除されますが、コマンドリストの最初のコマンドだけ、すなわち、telnetセッションの最初の部分のみが対象です。

キー 説 コメン
telnet.run[<unique short description>,<ip>,<port>,<encoding>] telnet接続を使用して、リモートデバイスでコマンドを実行します。

telnetチェックが非ASCII文字列で非UTF8エンコードの値を返す場合は、そのキーの<encoding>パラメータを正しく指定する必要があります。詳細については、戻り値のエンコード のページを参照してください。

10.3 実行可能スクリプト

処理に時間のかかるスクリプトを処理する場合は、レスポンスタイムの制限が適用されるため、注意して使用する必要があります。サーバやエージェントの設定において、タイムアウトパラメータにより大きな値を設定すると、返されるデータの不安定さが緩和されることがあります。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
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