アラートの送信において既存のメディアタイプに適合していない場合、別の方法があります。通知を自分の方法で処理するスクリプトを作成できます。これらのスクリプトは、Zabbixサーバの設定ファイルのAlertScriptsPath変数で定義されるディレクトリに置かれます。アラートスクリプトを実行すると、3つのコマンドライン変数を取得します(それぞれ、$1、$2、$3として)。
受信者(「宛先」)は、ユーザーメディアプロパティで指定されます。
以下はアラートスクリプトの例です。
#!/bin/bash to=$1 subject=$2 body=$3 cat <<EOF | mail -s "$subject" "$to" $body EOF
環境変数はスクリプトのために保存されない、または、作成されないため、明確に処理する必要があります。
メディアタイプとして、カスタムアラートスクリプトを設定する場合:
メディアタイプの属性:
パラメータ | 説明 |
---|---|
説明 | メディアタイプの名前を設定します。 |
タイプ | タイプとして、[スクリプト]を選択します。 |
スクリプト名 | スクリプトの名前を入力します。 |
カスタムアラートスクリプトをユーザーに割り当てるには:
ユーザーメディア属性:
パラメータ | 説明 |
---|---|
タイプ | カスタムアラートスクリプトのメディアタイプを選択します。 |
送信先 | アラートを受信する受信者を指定します。 |
有効な時間帯 | アラートスクリプトが実行される時間を、例えば、営業日のみ(1-5,09:00-18:00)に制限できます。 フォーマットの説明については、期間の設定のページを参照してください。 |
指定した深刻度のときに使用 | アラートスクリプトをアクティブ化したいトリガーの深刻度のチェックボックスをマークします。 |
ステータス | ユーザーメディアのステータスを設定します。 有効化 - 使用中。 無効化 - 使用中ではない。 |
本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。