Zabbix Documentation 2.2

3.04.04.4 (current)| In development:5.0 (devel)| Unsupported:1.82.02.22.43.23.44.2Guidelines

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jp:manual:quickstart

4. クイックスタート

1 ログインとユーザーの設定

概要

このセクションでは、Zabbixにおけるログインとシステムユーザーを設定する方法を学ぶことができます。

ログイン

これが、Zabbixの「ようこそ」画面です。ユーザー名Adminとパスワードzabbixを入力して、Zabbixスーパーユーザーとしてログインします。

ログインした場合、ページの右下に「ユーザーAdminでログイン」が表示されます。[設定]メニューと[管理]メニューへのアクセスが許可されます。

総当たり攻撃からの保護

ログインの試行を5回連続で失敗した場合、Zabbixインターフェースは、総当たり攻撃や辞書攻撃を防ぐために、30秒間停止します。

ログインに成功後、ログイン試行に失敗したIPアドレスが表示されます。

ユーザーの追加

ユーザーに関する情報を表示する場合は、[管理]→[ユーザー]に進み、ドロップダウンリストでユーザーを選択します。

最初は、Zabbixには2つのユーザーだけが定義されています。

  • 「Admin」ユーザーは、Zabbixのスーパーユーザーであり、すべての権限を有しています。
  • 「guest」ユーザーは、特別な初期設定のユーザーです。ログインしていない場合、「guest」の権限でZabbixにアクセスします。初期設定では、「guest」はZabbixのオブジェクトに対して、何の権限も有していません。

新規ユーザーを追加する場合は、[ユーザーの作成]をクリックします。

新規ユーザーフォームにおいては、「Network administrators」などの既存のユーザーグループの1つにユーザーを追加することを確認してください。

デフォルトでは、新規ユーザーにはメディア(通知配信方法)が定義されていません。メディアを作成する場合は、[メディア]タブに進み、[追加]をクリックします。

このポップアップ画面で、ユーザーのメールアドレスを入力します。

メディアがアクティブになる期間を指定できます(フォーマットの説明については、期間指定のページを参照)。デフォルトでは、メディアは常にアクティブです。メディアがアクティブになるトリガーの深刻度レベルをカスタマイズすることもできますが、ここではすべて有効にしてください。

ユーザープロパティフォームで、[追加]をクリックしてから、[保存]をクリックします。ユーザーリストに新規ユーザーが表示されます。

権限の追加

デフォルトでは、新規ユーザーにはホストにアクセスする権限はありません。ユーザーの権限を許可するために、グループ列のユーザーグループ(画面の例では「Network administrators」)をクリックします。グループプロパティフォームにおいて、[権限]タブに進みます。

このユーザーは、Linux serversグループに対して読込専用アクセス権限のみ有しているため、[読込専用]リストボックスの下にある追加をクリックします。

このポップアップ画面で、「Linux servers」の隣にあるチェックボックスをマークし、[選択]をクリックします。Linuxサーバは、別のボックスで表示されます。ユーザーグループプロパティフォームで、[保存]をクリックします。

Zabbixにおいて、ホストへのアクセス権は、個別のユーザーではなく、ユーザーグループに割り当てられます。

これで完了です。新しいユーザーの認証を使ってログインを試してみることができます。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。

2014/09/12 08:30 · Miho Ejima

2 新規ホスト

概要

このセクションでは、新規ホストを設定する方法を学ぶことができます。

Zabbixのホストとは、監視したいネットワークで接続された物理または仮想のエンティティを言います。Zabbixでは、「ホスト」の定義は極めて柔軟です。物理的なサーバでもあるし、ネットワークスイッチの場合もあるし、仮想マシンやアプリケーションの場合もあります。

ホストの追加

Zabbixで設定されたホストについての情報は、[設定]→[ホスト]で確認できます。 「Zabbixサーバー」と呼ばれる、事前に定義されたホストが一つ存在しますが、もう一つのサーバーを追加する方法を学びます。

新規ホストを追加する場合は、[作成]をクリックします。これによって、ホスト設定フォームが表示されます。

ここに入力する最低限の情報は以下のとおりです。

ホスト名

  • ホスト名を入力します。英数字、空白、アンダースコアも使用できます。

グループ

  • 右側のセレクトボックスから一つ以上のグループを選択し、 [ « ] をクリックして、グループを「所属グループ」セレクトボックスに移動させます。
個別のホストではなく、ホストグループに、アクセスの許可が割り当てられます。そのため、ホストは少なくとも一つのグループに属している必要があります。

IPアドレス

  • ホストのIPアドレスを入力します。このIPアドレスが、ZabbixサーバーのIPアドレスである場合、Zabbixエージェントの設定ファイル内で「Server」として指定されている必要があります。

他のオプションは、この時点ではデフォルトのままでかまいません。

作業を終了した時点で、[保存]をクリックします。新規ホストが、ホストのリストに表示されます。

エージェントの状態の列のZアイコンが赤で点灯している場合、通信に何らかのエラーがある可能性があります。この場合は、カーソルを動かし、エラーメッセージを表示します。このアイコンが灰色の場合、状態の更新が行われていないことになります。Zabbixサーバーが起動していることを確認し、ページの更新を後で行います。

本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。

2014/09/12 08:31 · Miho Ejima

3 新規アイテム

概要

このセクションでは、アイテムを設定する方法を学ぶことができます。

アイテムは、Zabbixでデータを収集する基本となります。アイテムによって統計軸またはホストから取得するデータが定義されるため、ホストにアイテムが存在しない場合、データも存在しません。

アイテムの追加

すべてのアイテムは、ホストを中心にグループ化されます。そのため、サンプルのアイテムを設定する必要があり、[設定]→[ホスト]を開いてから、作成した「新規ホスト」を検索します。

「新規ホスト」行内の[アイテム]のリンクは、「0」とカウントしているものとします。リンクをクリックしてから、[アイテムの作成]をクリックします。これによって、アイテム設定フォームが作成されます。

サンプルのアイテムのために入力が不可欠な情報は次の通りです:

名前

  • [CPU Load]を値として入力します。この値がリストなどに表示される、アイテム名となります。

キー

  • [system.cpu.load]を値として入力します。この値は、収集する情報の種類を識別するアイテムの技術的名称となります。特定のキーは、Zabbixエージェントに提供される事前定義されたキー の一つです。

情報タイプ

  • [数値(浮動小数)]を選択します。この属性は、入力されるデータのフォーマットを定義します。
アイテムヒストリの保存日数を7日または14日に短縮したいと思われるかもしれません。こうすることによって、データベースに過去の値を保存する必要がなくなります。

他のオプションは、この時点ではデフォルトのままでかまいません。

作業を終了した時点で、[保存]をクリックします。新規アイテムは、アイテムリストに表示されます。何が実行されたかを表示するために、リストの上にある詳細をクリックします。

データの表示

アイテムが定義されていると、アイテムがデータを収集しているかどうか関心を持たれることでしょう。その場合、[監視]→[最新データ]を開き、+- その他 -をクリックすると、アイテムとデータが表示されます。

なお、最初のデータが届くまでに60秒かかる場合もあります。サーバが設定の変更を読み込む頻度や新しいアイテムを取得して実行する頻度が、デフォルトで、そのように設定されているからです。

[変更]列に値が表示されない場合は、受信している数値が一つだけである可能性があります。別の値が届くまでに、30秒待ちます。

スクリーンショットにアイテムに関する情報が表示されない場合は、以下の点を確認します。

  • スクリーンショットと全く同じように「キー」アイテムと「情報タイプ」フィールドを入力したこと。
  • エージェントとサーバの両方が起動していること。
  • ホストステータスが「監視」状態であり、エージェントの状態のアイコンが緑に点灯していること。
  • ホストのドロップダウンでホストが選択されており、アイテムがアクティブであること。

グラフ

一定時間アイテムを起動すると、データが視覚化されます。追加の設定をすることなく、監視している数値アイテムに対して、シンプルなグラフ を利用することができます。これらのグラフは実行時に生成されます。

グラフを表示する場合は、[監視][最新データ]を開き、アイテムの隣の「グラフ」リンクをクリックします。


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最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。

2014/09/12 08:32 · Miho Ejima

4 新規トリガー

概要

このセクションでは、トリガーを設定する方法を学ぶことができます。

アイテムだけがデータを収集します。受信データを自動的に評価するには、トリガーを定義します。トリガーにはデータの許容レベルのしきい値を定義する条件式が含まれます。

受信データがこのレベルを超えると、トリガーが「fire」または「障害」の状態になり、注意が必要なイベントが発生したことを知らせます。レベルが再び許容範囲になると、トリガーは「正常」の状態に戻ります。

トリガーの追加

アイテムにトリガーを設定する場合、[設定]→[ホスト]を開き、「新規ホスト」と検索し、隣に表示される[トリガー]と[トリガーの作成]をクリックします。これによって、トリガーの定義フォームが表示されます。

トリガーで入力が不可欠な情報は以下のとおりです。

名前

  • 「CPU Load too high on 'New host' for 3 minutes」と入力します。これがリストなどに表示される、トリガー名となります。

条件式

  • 「{New host:system.cpu.load.avg(180)}>2」を入力します。

これがトリガーの条件式です。条件式が最後の記号まで正しく入力されていることを確認します。アイテムキー(system.cpu.load)は、アイテムを参照するために使用します。この特定の条件式は、3分間のCPU負荷の平均値が2を超えている場合に、障害のしきい値を超過していることを知らせます。トリガー条件式の構文で、詳細な情報を知ることができます。

作業を終了した時点で、[保存]をクリックします。新規トリガーは、トリガーのリストに表示されます。

トリガーのステータスを表示する

トリガーが定義されると、トリガーのステータスを確認したいと思われることでしょう。

その場合は、[監視]→[トリガー]を開きます。3分の平均値を評価するように依頼されているため、3分程度経過してから、トリガーが表示されるようになり、「ステータス」列に「OK」が点滅します。

この点滅は、トリガーのステータスが、30分以内の変更など、最近変更が行われたことを示しています。

「障害」と赤で点滅している場合は、CPU負荷が、明らかに、トリガーに定義したしきい値レベルを超えています。


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2014/09/12 08:33 · Miho Ejima

5 障害通知の受信

概要

このセクションでは、Zabbixにおいて、通知という形式の中で警告を設定する方法を学びます。

データを収集しているアイテムや、障害の状況に対して「fire」と表示するよう設定したトリガーとともに、ZabbixのWebインターフェースを直接見ていなくても、重要なイベントを通知する警告の仕組みを備えていると便利です。

これが、通知で行う作業です。障害通知で最も利用される方法はメールです。ここでは、メール通知を設定する方法を学びます。

メール設定

Zabbixには、複数の事前定義された通知の配信方法があります。メールもその1つです。

メールの設定を設定する場合、[管理]→[メディアタイプ]に進み、事前定義されているメディアタイプのリストでメールアドレスをクリックします。

メール設定の定義フォームが表示されます。

[SMTPサーバー]と[SMTP helo]の値を設定し、環境に合った[送信元メールアドレス]も設定します。

送信元メールアドレスは、Zabbixから送信される通知の「送信先」アドレスとして使用されます。

準備ができた時点で、保存を押します。

「メール」が、使用するメディアタイプとして設定されました。特定の通知先アドレスを定義することによって、メディアタイプをユーザーにリンクさせる必要があります(新規ユーザーの設定と同様の方法で行います)。リンクを行わないと、メディアタイプは使用されません。

新しいアクション

通知の送信は、Zabbixが行うアクションの一つです。そのため、通知を設定する場合は、 [設定]→[アクション]に進み、[アクションの作成]をクリックします。

このフォームで、アクションの名前を入力します。

{TRIGGER.STATUS}と{TRIGGER.NAME}のマクロ(変数)が[デフォルトの件名]と[デフォルトのメッセージ]フィールドに表示されますが、実際のトリガーの状態とトリガー名の値に置き換わります。

もっとも単純なケースとして、特定の条件を追加しない場合、トリガーが「OK」から「障害」に変わった場合にアクションが実行されます。

アクションが行う処理を定義する必要がありますが、その設定は、[アクションの実行内容]タブで行います。[新規]をクリックすると、新規実行内容フォームが開きます。

[ユーザーに送信]ブロック内の[追加]をクリックし、定義したユーザーを選択します。[次のメディアのみ使用]の値として「メール」を選択します。この操作を終了後、[追加]をクリックします。

シンプルなアクション設定は、これで終了ですので、アクションフォームの [保存] をクリックします。

通知の受信

通知の配信設定を使って、実際に1つ受信してみましょう。トリガーが「fires」になり、障害通知を受け取れるように、意図的にホストの負荷を上げます。

ホスト上のコンソールを開き、以下を実行します。

cat /dev/urandom | md5sum

これらのプロセスを1つ、または複数実行します。

[監視]→[最新データ]を選択し、「CPU負荷」の値がどの程度増加したかを確認します。思い出してください。ここでトリガーが「fire」になるには、3分間「CPU負荷」の値が「2」を超えることでしたね。トリガーが「fire」になったら:

  • [監視]→[トリガー]で、「障害」の状態が点滅しているトリガーを確認できます。
  • メールで障害通知を受信します。
通知が機能しない場合は、
  • メール設定と、アクションが適切に設定されているか、もう一度検証してください。
  • ユーザーの追加のステップで説明した通り、作成したユーザーは、イベントを作成した、ホストに対して読込権限があることを確認してください。「Network administrators」グループの一員として、ユーザーは、ホストが属する「Linuxservers」ホストグループへの読込アクセス権を有している必要があります。
  • また、 [管理] → [監査] を開き、右上部に位置するドロップダウンで [アクション] を選択することによって、アクションログを確認できます。

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2014/09/12 08:33 · Miho Ejima

6 新規テンプレート

概要

このセクションでは、テンプレートを設定する方法を学ぶことができます。

前のセクションでは、アイテム、トリガー、ホストの障害通知の取得の設定方法を学びました。

これらを利用することでさまざまなことができますが、1,000個程度のホストに処理を行うなど多くの作業が必要になる場合は、テンプレートを利用することで自動化が容易になります。

テンプレートによって便利なアイテム、トリガーや他のエンティティをグループ化できるため、ワンステップでテンプレートをホストに適用し、何度も再利用することができます。

テンプレートをホストにリンクさせると、ホストはテンプレートのすべてのエンティティを継承します。基本的に、事前に準備されたチェックを迅速に実施できます。

テンプレートの追加

テンプレートとの連携を開始するために、テンプレートを1つ作成する必要があります。テンプレートを作成する場合は、[設定]→[テンプレート]で、[作成]をクリックします。これによって、テンプレート設定フォームが作成されます。

ここで、入力が必要なパラメーターは以下の通りです。

テンプレート名

  • テンプレート名を入力します。英数字、スペース、アンダースコアも許可されます。

グループ

  • 右側のセレクトボックスから1つ以上のグループを選択し、 [ « ] をクリックして、グループを [所属グループ] セレクトボックスに移動させます。テンプレートはグループに属している必要があります。

作業を終了した時点で、 [保存] をクリックします。新規テンプレートが、テンプレートのリストに表示されます。

しかし、テンプレートが表示されていても、テンプレートには、アイテム、トリガーなどのエンティティは存在しません。

テンプレートにアイテムを追加

テンプレートにアイテムを追加する場合、「新規ホスト」のアイテムリストを開きます。[設定]→[ホスト]で、「新規ホスト」の隣の[アイテム]をクリックします。

その後、

  • リスト内の「CPU負荷」アイテムのチェックボックスにマークをつけます。
  • リストの下にあるドロップダウンリストで [選択をコピー] を選択し、 [次へ] をクリックします。
  • アイテムをコピーするテンプレートを選択します。

  • [コピー] をクリックします。

[設定]→[テンプレート]に進むと、「新規テンプレート」には、新しいアイテムが1つ含まれます。

一つのアイテムの追加で終了しておきますが、特定の目的(OSの監視、単一アプリケーションの監視)のエンティティの設定が終了するまで、他のアイテム、トリガー、他のエンティティを同様の方法で追加することもできます。

テンプレートをホストにリンクする

テンプレートの準備ができたら、テンプレートをホストに追加するだけです。テンプレートをホストに追加する場合は、 [設定]→[ホスト]を開いてから、[新規ホスト]をクリックし、プロパティフォームを開き、[テンプレート]タブを開きます。

[追加]をクリックし、作成したテンプレート(「新規テンプレート」)をマークし、[選択]をクリックします。この時点で、フォーム内にテンプレートが表示されます。

フォーム内で [保存] をクリックして、変更を保存します。エンティティが含まれた状態で、テンプレートがホストに追加されます。

この追加方法は、その他のホストにも適用できます。テンプレートレベルでのアイテム、トリガー、およびその他のアイテムへの変更は、テンプレートがリンクしているホストに反映されます。

事前定義されたテンプレートをホストにリンクする

Zabbixには、さまざまなOS、デバイスやアプリケーション向けの事前定義されたテンプレートが提供されています。監視をすぐに開始するために、適切なテンプレートをホストにリンクできますが、テンプレートを環境に合わせて微調整する必要があることに注意してください。不必要なチェックが存在する場合や、ポーリング間隔が短すぎる場合もあります。

テンプレートについて、さらに多くの情報があります。


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2014/09/12 08:34 · Miho Ejima

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