Zabbix Documentation 2.2

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1 プロキシ

概要

Zabbixプロキシは、Zabbixサーバの代わりに、パフォーマンスと稼動状況のデータを収集することができます。この方法により、プロキシは、データを収集する負荷の一部を引き受け、Zabbixサーバの負荷を軽減することができます。

また、すべてのエージェントとプロキシが1つのZabbixサーバに対してレポートを通知したり、すべてのデータが集中的に収集される場合は、プロキシの使用は、集中監視および分散監視を実装する最も簡単な方法です。

Zabbixプロキシは次のような目的に使用します。

  • 遠隔地の監視
  • 通信の信頼性が低い地域の監視
  • 数千のデバイスを監視する場合のZabbixサーバの負荷軽減
  • 分散監視のメンテナンスの簡素化

プロキシは、ZabbixサーバへのTCP接続を1つだけ必要とします。このため、1つのファイアウォールルールを設定するだけで、容易にファイアウォールを回避できます。

Zabbixプロキシは、切り離されたデータベースを使用する必要があります。プロキシのデータベースをZabbixサーバのデータベースに向けた場合、設定を壊すことになります。

プロキシにより収集されるすべてのデータは、サーバへ配信される前にローカルに保存されます。このため、サーバとの一時的な通信障害のために、データが失われることはありません。プロキシ設定ファイル内のProxyLocalBufferパラメータとProxyOfflineBufferパラメータで、どのくらいの期間、ローカルにそのデータを保存するかをコントロールします。

Zabbixプロキシは、データを収集するものです。トリガーやプロセスのイベントの計算をおこなったり、警告を通知することはありません。プロキシの機能の概要については、次の表を参照してください。

関数 キシによるサポート
アイテム
Zabbixエージェントチェック Yes
Zabbixエージェントチェック(アクティブ) Yes 1
シンプルチェック Yes
トラッパーアイテム Yes
SNMPチェック **Y s**
SNMPトラップ **Y s**
IPMIチェック **Y s**
JMXチェック **Y s**
ログファイル監視 Yes
内部チェック **Yes *
SSHチェック **Y s**
Telnetチェック **Y s**
外部チェック **Yes *
組み込みのWeb監視 **Yes*
ネットワークディスカバリ Yes
ローレベルディスカバリ Yes
計算トリガー No
イベントの処理 No
アラートの送信 No
リモートコマンド No

[1] エージェントがプロキシ(サーバではなく)に、アクティブチェックを実行しているかを確認ためには、エージェントの設定ファイル内のServerActiveパラメータの一覧に、そのプロキシが含まれている必要があります。

設定

プロキシのインストール設定が完了したら、次はZabbixのWebインターフェースでの設定をおこないます。

プロキシの追加

ZabbixのWebインターフェースで、プロキシを以下の通り設定します。

  • [管理]→[分散監視]を選択します。
  • [プロキシの作成](または既存のプロキシの名前)をクリックします。

パラメータ 説明
プロキシ名 プロキシ を入力します。プロキシ設定ファイル内のHostnameパラメータと同じ名前である必要があります。
プロキシモード プロキシモー を選択します。
アクティブ - プロキシがZabbixサーバに接続し、設定データを要求します。
パッシブ - Zabbixサーバがプロキシに接続します。
(取り扱いに注意を要する)プロキシ設定データは、アクティブなプロキシの使用時、Zabbixサーバのトラッパーポートへのアクセス権を持つユーザも利用可能な場合があることに注意してください。これが起こり得るのは、誰でもアクティブなプロキシを装って設定データをリクエストすることができ、認証がおこなわれないためです。
ホスト プロ シによる監視対象のホストを追加します。
ホストの設定

ホスト設定フォームで[プロキシによる監視]フィールドを使用して、個々のホストが1つのプロキシによって監視されるように指定することができます。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。