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1 Zabbixエージェントの拡張

本チュートリアルでは、ユーザーパラメータを使ったZabbixエージェントの機能を拡張する方法について、順を追って説明します。

ステップ 1

必須パラメータを検索するためのスクリプトまたはコマンドラインを書いてください。

例えば、MySQLサーバによって実行されるクエリー総数を得るために、次のコマンドを書きます。

mysqladmin -uroot status|cut -f4 -d":"|cut -f1 -d"S"

コマンドを実行すると、SQLクエリーの総数が返ります。

ステップ 2

エージェント設定ファイルに次のコマンドを追加してください。

zabbix_agentd.confに以下のコマンドを追加してください。

UserParameter=mysql.questions,mysqladmin -uroot status|cut -f4 -d":"|cut -f1 -d"S"

mysql.questionsは一意な識別子です。これはクエリーなど、どのような文字列でも構いません。

zabbix_get ユーティリティを使って、当該パラメータをテストしてください。

ステップ 3

Zabbixエージェントを再起動してください。

エージェントが設定ファイルを再度読み込みます。

ステップ 4

監視用の新しいアイテムを追加してください。

監視ホストにKey=mysql.questionsが記載されたアイテムを追加してください。アイテムの種類は、ZabbixエージェントまたはZabbixエージェント(アクティブ)にしてください。

戻り値の種類は、Zabbixサーバ上に正しく設定されている必要があります。注意してください。種類が正しく設定されていないと、Zabbixはそれらの値を受け取りません。


本ページは2014/08/05時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は、英語版のZabbix2.2マニュアルを参照してください。