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8 Zabbix 2.0.3 における新機能

8.1 フロントエンドの改良

8.1.1 フリッカーフリースクリーン

前バージョンまでは、自動ページ更新または監視画面内のタイムラインのスクロールバーの移動によって、ページ全体がリロードされていました。これは、すべてのスクリーン上の要素が属性を読み込むのに時間がかかるようなスクリーンでは、特によく見られ、結果としてしばしばページの要素がしばらくの時間飛んでしまっていました。

Zabbix2.0.3からは、監視画面においては、ページ全体を更新しないで、画面の個々の要素がすべてバックグラウンドでリロードされ、再配置されています。

加えて、最新データ、グラフ、スライドショーにおいては、画像のバックグラウンドリローディングが実装されました。これによってユーザーエクスペリエンスが改善され、これらのページのすべてについてネットワークトラフィックが削減されます。

8.1.2 複数のマップのリンクの表示

2.0における前のバージョン では、複数の要素が選択されているときは、マップのリンクは編集できませんでした。2.0.3からは、以下のように可能になります:

  • 1つのマップの要素が選択されている場合は、それにつながっているすべてのリンクが一覧表示されます。
  • 複数のマップの要素が選択されている場合は、いずれかの2つにつながっているリンクが一覧表示されます。

8.1.3 メンテナンスステータスによる検索トリガー

メンテナンスステータスにより[監視]→[トリガー]ページを検索することが可能です。

8.1.4 クラシック・テーマのタブの色の改良

前バージョンでは、クラシック・テーマのタブの色は少しわかりづらいものでした。他のタブが明るい背景色なのに、アクティブなタブがグレーの背景色だったので、アクティブでないようにみえました。これが、アクティブなタブが明るい背景色になるように変更され、アクティブでないタブは、青になりました。アクティブなタブでは、表示されているタブと確実にひとつに見えるように、下側の境界線もなくしました。

2.0.3以前のホストのプロパティ
2.0.3からのホストのプロパティ

以前のテーマは2つしかタブがない画面ではよりわかりづらく、どちらのタブがアクティブなのかが明らかではありませんでした。

2.0.3以前のウェブシナリオのプロパティ
2.0.3からのウェブシナリオのプロパティ

8.1.5 アイコンによるメンテナンスの表示

以前は、アクティブなメンテナンスは、次のように表示されていました:

  • [監視]→[トリガー]内 - ホストに続いて文字で表示
  • [監視]→[ダッシュボード]内 - ホスト名がオレンジ色になることによって表示

トリガーページ内では、これによってかなりセルの幅をとっていました。またダッシュボードでは、ホストのコンテキストメニューにも、メンテナンスの詳細情報にも、どちらにもうまくアクセスできませんでした。両方の場面でこれが新しいアイコンを使用するように変更されました -アイコンは、オレンジの丸い背景の上に白いレンチの絵がついています。

以前のメンテナンスステータスの表示方法
新しいメンテナンスステータス表示方法

8.1.6 その他のフロントエンドの改良

  • アイテムの一括更新では、フィールドの長さの限界が拡張されました。
  • 稼働レポートでは、ドロップダウンラベルが[テンプレート]と[テンプレートグループ]から[ホスト]と[ホストグループ]に変更されました。
  • エディタ内のマップリンクは[開始]によってまず最初に保存され、その後[終了]によって保存されます。1つの要素が選択されている場合は、すべてのリンクに対する[開始]について使用されます。複数の要素が選択されている場合は、[開始]に対して低いレベルのsElementIdをもつそれぞれのリンクが使用されます。
  • 画面、ホスト画面、グラフセクションのパフォーマンスが改良されました。

8.1.7 新たな翻訳

  • アメリカ英語
  • 台湾の中国語

8.1.8 翻訳の更新

  • ブラジルのポルトガル語
  • 中国の中国語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • 日本語
  • ラトビア語
  • スペイン語
  • ロシア語
  • ウクライナ語

8.2 API の改良

  • trigger.getメソッド とtriggerprototype.get メソッドに新しいパラメータexpandExpressionが追加されました。
  • maintenance.getメソッドに新しいパラメータselectTimeperiodsが追加されました。

8.3 デーモンの改良

  • 通知レポートのマクロ{ESC.HISTORY}が、リモートコマンドに入りました。
  • trigger 関数count()の2番目のパラメータで、サフィックス“KMGTsmhdw”がサポートされるようになりました。
  • 以前は、潜在的にメモリを疲弊させる、大容量のデータをZabbixサーバに送信することができました。今回からはZabbixプロトコルを使用しているときは、128MBまでを受け付けるように限定されます。その他のデータ(古いバージョンのZabbixプロトコルも含む)は、いずれも16MBまでに限定されます。
  • Zabbixサーバとプロキシは、DNS名への接続や名前の解決が失敗した場合に、MySQLへの再接続をするようになりました。
  • Eメールの表題をUTF-8 からBase64にエンコードするとき、75ベイト以上ある行はRFC-2047による認証のために分割されます。

8.4 その他の改良

1.8から2.0へのアップデート時のデータベース、特にたくさんのイベントがあるシステムでのパッチのパフォーマンスがかなり向上しました。


本ページは2013/04/23時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
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