Zabbix サーバの設定ファイルでサポートされているパラメータを次に示します:
パラメータ | 必須 | 範囲 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|---|
AlertScriptsPath | 必須でない | /usr/local/share/zabbix/alertscripts | カスタムの警告スクリプトの位置(コンパイル時のインストールの有効なdatadir依存) | |
CacheSize | 必須でない | 128K-2G | 8M | 設定キャッシュのサイズ(バイト単位)。 ホスト、アイテム、トリガーのデータを保存するための共有メモリのサイズ。 上限は、バージョン2.0.5より前は1Gでした。 |
CacheUpdateFrequency | 必須でない | 1-3600 | 60 | Zabbix が設定のキャッシュの更新を実行する頻度(秒単位) |
DBHost | 必須でない | ローカルホスト | データベースのホスト名。 MySQLの場合、ローカルホストまたは空の文字列はソケットを使用する結果になります。PostgreSQLの場合は空の文字列の場合だけ、ソケットを使用しようとします。 |
|
DBName | 必須 | データベース名 SQLite3では、データベースファイルへのパスを必ず指定します。DBUser と DBPassword は無視されます。 |
||
DBPassword | 必須でない | データベースのパスワード。SQLiteでは無視されます。 パスワードが使用されていない場合は、この行をコメントアウトしてください。 |
||
DBPort | 必須でない | 1024-65535 | 3306 | ローカルソケットを使用しない場合のデータベースポート。SQLiteでは無視されます。 |
DBSchema | 必須でない | スキーマ名。IBM DB2に使用されます。 | ||
DBSocket | 必須でない | /tmp/mysql.sock | MySQL ソケットへのパス | |
DBUser | 必須でない | データベースユーザー。SQLiteでは無視されます。 | ||
DebugLevel | 必須でない | 0-4 | 3 | デバッグレベルを指定: 0 - デバッグしない 1 - 致命的な情報 2 - エラー情報 3 - 警告 4 - デバッグ用(多くの情報が生成されます) |
DisableHousekeeping | 必須でない | 0-1 | 0 | 1に設定すると、Housekeeperは無効になります。 |
ExternalScripts | 必須でない | /usr/local/share/zabbix/externalscripts | 外部スクリプトの場所 (コンパイル時のインストールの有効なdatadirに依存) |
|
Fping6Location | 必須でない | /usr/sbin/fping6 | fping6の場所。 fping6 のバイナリがroot権限を持っていることと、SUIDフラグが設定されていることを確認してください。 fpingユーティリティがIPv6アドレスを処理できる場合は、空白(“Fping6Location=”)を作ってください。 |
|
FpingLocation | 必須でない | /usr/sbin/fping | fpingの場所 fping のバイナリがroot権限を持っていることと、SUIDフラグが設定されていることを確認してください。 |
|
HistoryCacheSize | 必須でない | 128K-2G | 8M | ヒストリキャッシュのサイズ(バイト単位) 上限は、バージョン2.0.5より前は1Gでした。 |
HistoryTextCacheSize | 必須でない | 128K-2G | 16M | テキストのヒストリキャッシュのサイズ(バイト単位) 文字、テキスト、ログヒストリデータを保存する共有メモリのサイズ 上限は、バージョン2.0.5より前は1Gでした。 |
HousekeepingFrequency | 必須でない | 1-24 | 1 | Zabbix がhousekeeperのプロシージャをホストで実行する頻度。 Housekeeperは、ヒストリ、警告、アラームの表から不要な情報を削除します。 |
MaxHousekeeperDelete | 必須でない | 0-1000000 | 500 | ( [tablename]、 [field]、 [value]に対応する)「MaxHousekeeperDelete」の行。 1つのhousekeeperの実行サイクル内で1タスクで削除される上限値。 SQLite3では、このパラメータは使用されず、すべての行を制限なく削除します。 0に設定された場合は、制限はまったく使用されません。この場合、自分で何をしようとしているかを知っている必要があります! このオプションは、1.8.2以降でサポートされています。 |
Include | 必須でない | 設定ファイルのディレクトリ内に個別のファイルまたはすべてのファイルを含むことができます。 | ||
JavaGateway | 必須でない | Zabbix Java ゲートウェイのIPアドレス(またはホスト名)。 Java ポーラが開始された場合にのみ必要となります。 このオプションは2.0.0以降でサポートされています。 |
||
JavaGatewayPort | 必須でない | 1024-32767 | 10052 | Zabbix Jaba ゲートウェイがリッスンするポート番号 このオプションは2.0.0以降でサポートされています。 |
ListenIP | 必須でない | 0.0.0.0 | トラッパがリッスンするIPアドレスのカンマ区切りのリスト このパラメータが欠落している場合は、トラッパはすべてのネットワークインターフェースにリッスンします。 複数のIPアドレスは、1.8.3以降にサポートされています。 |
|
ListenPort | 必須でない | 1024-32767 | 10051 | トラッパのリッスンポート |
LogFileSize | 必須でない | 0-1024 | 1 | ログファイルの最大値(MB単位) 0 - 自動ログローテーションが無効 |
LogFile | 必須でない | ログファイルの名前 | ||
LogSlowQueries | 必須でない | 0-3600000 | 0 | 指定した時間以上を要したデータベースクエリをログに記録(ミリ秒単位)。 0 - 遅いクエリをログに残しません。 このオプションは、DebugLevel=3 で有効になります。 1.8.2以降からサポートされました。 |
NodeID | 必須でない | 0-999 | 0 | 分散設定の中での一意なノードID 0 - スタンドアロンサーバ |
NodeNoEvents | 必須でない | 0-1 | 0 | 「1」に設定した場合、ローカルのイベントはマスターノードに送信されません。 このことは、このノードが子ノードからのイベントを増やす能力に影響しません。 |
NodeNoHistory | 必須でない | 0-1 | 0 | 「1」に設定している場合、ヒストリはマスターノードに送信されません。 このことは、このノードが子ノードからのヒストリを増やす能力に影響しません。 |
PidFile | 必須でない | /tmp/zabbix_server.pid | PID ファイルの名前 | |
ProxyConfigFrequency | 必須でない | 1-604800 | 3600 | Zabbix サーバがZabbix プロキシに設定データを送信する頻度(秒単位) パッシブモードでのプロキシにのみ使用されます。 このオプションは1.8.3以降でサポートされています。 |
ProxyDataFrequency | 必須でない | 1-3600 | 1 | Zabbix サーバがZabbix プロキシからヒストリデータを要求する頻度(秒単位) このオプションは1.8.3以降でサポートされています。 |
SenderFrequency | 必須でない | 5-3600 | 30 | Zabbix が、未送信の警告の送信を試みる頻度(秒単位) |
SNMPTrapperFile | 必須でない | /tmp/zabbix_traps.tmp | SNMPトラップデーモンからサーバにデータを受け渡すのに使用される一時的なファイル zabbix_trap_receiver.pl または SNMPTT設定ファイル内の設定と同じである必要があります。 このオプションは2.0.0以降でサポートされています。 |
|
SourceIP | 必須でない | 外向きの接続のソースのIPアドレス | ||
SSHKeyLocation | 必須でない | SSHチェックとアクションのための公開鍵と秘密鍵の場所 | ||
StartDBSyncers | 必須でない | 1-100 | 4 | プリフォークされたDB Syncer のインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は64でした。 このオプションは1.8.3以降でサポートされています。 |
StartDiscoverers | 必須でない | 0-250 | 1 | プリフォークされたディスカバラのインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は255でした。 |
StartHTTPPollers | 必須ではない | 0-1000 | 1 | プリフォークされたHTTPポーラのインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は255でした。 |
StartIPMIPollers | 必須ではない | 0-1000 | 0 | プリフォークされたIPMIポーラのインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は255でした。 |
StartJavaPollers | 必須でない | 0-1000 | 0 | プリフォークされたJava ポーラのインスタンス このオプションは2.0.0以降でサポートされています。 |
StartPingers | 必須でない | 0-1000 | 1 | プリフォークされたICMPピンガーのインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は255でした。 |
StartPollersUnreachable | 必須ではない | 0-1000 | 1 | プリフォークされた接続できないホスト(IPMIを含む)へのポーラのインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は255でした。 このオプションは1.8.3以降でサポートされています。 |
StartPollers | 必須でない | 0-1000 | 5 | プリフォークされたポーラのインスタンス 上限は、1.8.5より前は255でした。 |
StartProxyPollers | 必須でない | 0-250 | 1 | プリフォークされたパッシブプロキシのポーラのインスタンスの数 上限は、1.8.5より前は255でした。 このオプションは1.8.3以降でサポートされています。 |
StartSNMPTrapper | 必須でない | 0-1 | 0 | 「1」に設定した場合、 SNMP トラッパのプロセスが開始されます。 このオプションは2.0.0以降でサポートされています。 |
StartTrappers | 必須でない | 0-1000 | 5 | プリフォークされたトラッパのインスタンスの数 トラッパは、Zabbix センダー、アクティブエージェント、アクティブプロキシ、子ノードからの内向きの接続を受け入れます。 フロントエンドでサーバの可用性を表示するためには、少なくとも1つのトラッパのプロセスが稼働している必要があります。 上限は、1.8.5より前は255でした。 |
Timeout | 必須でない | 1-30 | 3 | エージェント、SNMPデバイス、外部チェックをどれくらいの期間待機するかを指定します(秒単位) |
TmpDir | 必須でない | /tmp | 一時的なディレクトリ | |
TrapperTimeout | 必須でない | 1-300 | 300 | トラッパが新しいデータを処理するのにかかるかもしれない秒数の指定 |
TrendCacheSize | 必須でない | 128K-2G | 4M | トレンドキャッシュのサイズ(バイト単位) トレンドデータを保存する共有メモリ。 上限は、2.0.5より前は1Gでした。 |
UnavailableDelay | 必須でない | 1-3600 | 60 | ホストが有効でない期間に、可用性をチェックされる頻度(秒単位) |
UnreachableDelay | 必須でない | 1-3600 | 15 | ホストに接続できない期間に、ホストが可用性をチェックされる頻度(秒単位) |
UnreachablePeriod | 必須でない | 1-3600 | 45 | 接続不可になった何秒後にホストを無効として扱うか |
本ページは2013/06/02時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は右上の「Translations of this page」から英語版を参照してください。