Zabbix Documentation 2.0

3.04.04.4 (current)| In development:5.0 (devel)| Unsupported:1.82.02.22.43.23.44.2Guidelines

User Tools

Site Tools

This translation is older than the original page and might be outdated. See what has changed.

Sidebar

jp:manual:appliance

5. Zabbix アプライアンス

手作業による設定の代替、あるいは既存のサーバのZabbix用への再利用に、Zabbixアプライアンスがダウンロード可能です。

Zabbix アプライアンスを開始するには、アプライアンスを起動して、ブラウザでDHCP越しに取得したIPを指定します。

Zabbixアプライアンスの起動

Zabbix アプライアンスのバージョンは、以下のOpenSUSEのバージョンに 基づいています。

Zabbix アプライアンスのバージョンOpenSUSE のバージョン
2.0.012.1
2.0.2
2.0.3
2.0.412.2*
2.0.5

*当初の2.0.4アプライアンスのビルドはOpenSUSE 12.1でしたが、最新のビルドは、Open SUSE 12.2 になっています。

次の形式で使用可能です:

  • vmdk (VMWare/Virtualbox)
  • OVF (Open Virtualisation Format)
  • CD iso
  • HDD/flash image
  • Xen guest

Zabbix アプライアンスは、MySQL上で設定・動作する Zabbix サーバを持っており、使用可能なフロントエンドもついています。

アプライアンスは SUSE Studioを使って構築されています。

1 SUSE 設定への変更

ベースのOpenSUSEの設定がいくつか変更されてます。

1.1 MySQL の設定の変更
  • バイナリログは不可です。
  • InnoDBはデータを別々のファイルの、それぞれのテーブルに保存するように設定されています。
1.2 固定IPアドレスの使用

デフォルトでは、Zabbix アプライアンスは、IPアドレスの取得にDHCPを使用します。固定IPアドレスを指定するには、次のようにします:

  • root ユーザーとしてログインします。
  • 好きなエディタで、/etc/sysconfig/network/ifcfg-eth0 のファイルを開きます。
  • BOOTPROTO変数を、static と設定します。
  • IPADDRNETMASK、その他のパラメータに、使用しているネットワークに必要な値を設定します。
  • /etc/sysconfig/network/routes にファイルを作成します。 デフォルトルートには、デフォルトの192.168.1.1 (あなたのゲートウェイアドレスと置き換えます)を使用してください。
  • rcnetwork restart コマンド を実行します。

DNSを設定するには、 /etc/resolv.conf でネームサーバのエントリを追加します。それぞれのネームサーバを次のように各行に指定します:nameserver 192.168.1.2 そのかわりに、 ネットワーク設定を更新する yast 設定ユーティリティを使用するのでもかまいません。

1.3 タイムゾーンの変更

デフォルトでは、Zabbix アプライアンスはシステムクロックとしてUTCを使用します。タイムゾーンを変更するには、/usr/share/zoneinfo から/etc/localtime へ、適切なファイルをコピーします。例えば:

cp /usr/share/zoneinfo/Europe/Riga /etc/localtime
1.4 その他の変更点
  • ネットワークは、IPアドレスに取得にDHCPを使用するように設定されています。
  • fping ユーティリティは、4710 パーミッションを設定されており、zabbixグループに属しています。SUIDが設定されており、zabbix グループによる使用のみ許可されています。
  • ntpd は、パブリックのプールサーバと同期するように設定されていいます。
  • Zabbix の動作や一般的な監視をより簡単にできるような、基本的なユーリティティが追加されました。

2 Zabbix 設定

Zabbix アプライアンスのセットアップには以下のパスワードがあります。

2.1 パスワード

システム:

  • root:zabbix
  • zabbix:zabbix

データベース:

  • root:zabbix
  • zabbix:zabbix

Zabbix フロントエンド:

  • admin:zabbix
フロントエンドのパスワードを変更する場合は、[設定]→[ウェブ]で、ウェブ監視のパスワードの設定も更新することを忘れないようにしてください。

データベースユーザーのパスワードを変更するには、次の場所で変更される必要があります。

  • MySQL
  • zabbix_server.conf
  • zabbix.conf.php.
2.2 ファイルの配置
  • 設定ファイルは、/etc に配置されます。
  • Zabbix のログファイルは、/var/log/zabbix に配置されます。
  • Zabbix フロントエンドは、/usr/share/zabbix に配置されます。
  • ユーザー zabbix のホームディレクトリは、 /var/lib/zabbix に配置されます。
2.3 Zabbix 設定 の変更
  • Zabbix フロントエンドのサーバ名は、「Zabbix 2.0 Appliance」に設定されています。
  • フロントエンドのタイムゾーンは、Europe/Riga, Zabbix home に設定されてします。(この設定は /etc/php5/apache2/php.ini で編集可能です。
  • 使用不可のトリガーやウェブシナリオは、混乱を避けるためにデフォルトで表示されます。
2.4 保存の設定

Zabbix アプライアンスの live CD バージョンを実行している場合や、その他の理由で永続的なストレージを持っていない場合には、すべての設定と収集データが入っているデータベース全体のバックアップを作成することができます。

バックアップを作成するには、次を実行します:

mysqldump zabbix | bzip2 -9 > dbdump.bz2

これで、dbdump.bz2 のファイルを他のマシンに移動させることができます。

バックアップからリストアするには、バックアップをアプライアンスに移動させて、つぎを実行します:

bzcat dbdump.bz2 | mysql zabbix
リストアを実行している間は、必ず Zabbix サーバが 停止していることを確認してください。

3 フロントエンドへのアクセス

フロントエンドへは、デフォルトでは以下のアドレスからのアクセスが許可されています:

  • 127.0.0.1
  • 192.168.0.0/16
  • 10.0.0.0/8
  • ::1

ルート (/) は ウェブサーバの /zabbix にリダイレクトされているので、フロントエンドは、http:<host> と http:<host>/zabbix の両方でアクセス可能です。

これは、/etc/apache2/conf.d/zabbix.conf でカスタマイズ可能です。このファイルを編集した後は、ウェブサーバを再スタートする必要があります。そのためには、SSHを使用してroot ユーザーとしてログインし、次を実行します:

service apache2 restart

4 ファイアウォール

デフォルトでは、ポートは、22(SSH)と80(HTTP)の2つだけ開いています。例えば、Zabbix サーバと Zabbix エージェントのポートのような、追加のポートを開くには、SuSEfirewall2 ユーティリティで IPtables の ルールを編集します:

SuSEfirewall2 open EXT TCP zabbix-trapper zabbix-agent

それから、ファイアウォール・ルールをリロードします。

SuSEfirewall2 stop
SuSEfirewall2 start

5 可用性の監視

Zabbix サーバは、次のサポートでコンパイルされています:

  • SNMP
  • IPMI
  • Web monitoring
  • SSH2
  • IPv6

提供されている設定では、Zabbix サーバ 自身は、ローカルでインストールされた、基本のパラメータ用のエージェントによって監視されます。加えて、Zabbix フロントエンドは、ウェブ監視を使用して監視されます。

自身のウェブフロントエンドを監視しているZabbix アプライアンス
ウェブフロントエンドの監視のログイン - これは、監査ログにたくさん登録可能です。

6 名前づけ、init、その他のスクリプト

適切な init スクリプト が提供されています。Zabbix サーバを制御するには、次のスクリプトのうちのいずれかを使用します:

service zabbix_server status
rczabbix_server status
/etc/init.d/zabbix_server status

Zabbix エージェント・デーモン用のagentdを、Zabbixのサーバに置き換えます。

6.1 スケジュールされたスクリプト

Zabbix アプライアンスでは、スケジュールにそって実行されるスクリプトが/var/lib/zabbix/bin に入っており、もしZabbix サーバが動作していなかったら再スタートをかけるスクリプトが crontabから10分毎に実行されます。 /var/log/zabbix/server_problems.log に、タイムスタンプ付きの障害情報とスタートしようとした記録をログとして残します。

Zabbix サーバの停止が必要な場合は、この crontab を不可にしてください。
6.2 使用可能なディスクの空き容量の拡張
このステップのいずれかを試す前には、すべてのデータのバックアップを作成してください。

Zabbix アプライアンス上の使用可能なディスクの空き容量は十分でない場合があります。その場合は、ディスクを拡張することが可能です。ディスクを拡張するには、まず使用している仮想環境のブロック・デバイスを拡張してから、次のステップにしたがいます:

パーティションサイズを変更するために、fdiskを開始します。 root として、次を実行します:

fdisk /dev/sda

これで、sdaディスク上でfdiskが開始します。次に、以下のように入力して、セクターを切り替えます:

u
c と入力してDOSの互換性モードを不可にしないようにしてください。それを不可にしたまま進めると、パーティションに損傷を与えます。

その後、既存のパーティションを削除して、必要なサイズで新しいパーティションを作成します。多くの場合は、最大使用可能なサイズを割り当てて、バーチャルディスクとして使用可能にしたサイズまで、ファイルシステムを拡張します。これを行うには、fdisk プロンプト内で次のシーケンスを入力します:

d
n
p
1
(accept default 63)
(accept default max)

swapなど、追加のパーティションに空きスペースをいくらか残しておきたい場合は、最後のセクターに、もう一つの値を入力します。完了したら、次を入力して変更を保存します:

w

(編集したパーティションが使用中の場合)バーチャルマシンを再起動します。再起動後、ファイルシステムのリサイズが行われます。

resize2fs /dev/sda1

これで、ファイルシステムがパーティションサイズまで広がります。

7 特定の形式に関する注意

7.1 Xen
xm create -c file-with-suffix.xenconfig

Xen イメージの使用に関してさらに詳細な情報は、次のページを参照してください:

Xen サーバへのイメージの変換 Citrix XenserverでXenイメージを使用するには、ディスクイメージを変換する必要があります。これを行うには:

  • 最低でもそのイメージと同サイズの大きさのバーチャルディスクを作成します。
  • このディスク用のUUIDを探します。
xe vdi-list params=all
  • ディスクがたくさんある場合は、パラメータ name-label を使って、バーチャルディスクを作成したときに割り当てられている名前で絞り込むことができます。
  • イメージをインポートします。
xe vdi-import filename="image.raw" uuid="<UUID>"

以上はBrian Radford blogからの指導です。

7.2 VMWare

vmdk形式のイメージは、VMWare Player、Server 、Workstation 製品のディレクトリで使用可能です。ESX、ESXi、vSphere で使用するには、VMWare コンバータを使用して変換する必要があります。

7.3 HDD/flash イメージ (生データ)

ディスクイメージに関する情報は、http://en.opensuse.org/openSUSE:SUSE_Studio_Disc_Image_Howtos を参照してください。

8 既存の問題

8.1 Windows での解凍の問題

Windowsのアーカイブ管理ソフトが、Zabbix アプライアンスのアーカイブの処理を間違うことがわかっています。オープンソースのツールである7-zipは使えます。

8.2 Zabbix アプライアンス2.0.0 での問題
  • ウェブ監視は事前に設定されていません。
  • 英語以外のロケールが動作しません。英語以外のロケールを使用可能にするには、以下のコマンドを実行します:
/usr/share/zabbix/locale/make_mo.sh
rcapache2 restart
  • 固定IPアドレスは、システムの問題が原因で動作しない可能性があります。Zypper up でシステムをアップデートすることで解決します。
8.3 Zabbix アプライアンス 2.0.2 での問題
  • ウェブ監視は事前に設定されていません。
  • 英語以外のロケールが動作しません。2.0.0 の解決方法を参照してください。
8.4 Zabbix アプライアンス 2.0.4 での問題
  • 初期のビルドでは、SSHデーモンはスタートしない可能性があります。最新のビルド(post-2013.01.27)をダウンロードしてください。
  • ウェブ監視は事前に設定されていません。

本ページは2013/05/07時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
最新の情報は右上の「Translations of this page」から英語版を参照してください。