これらのチェックは、データの収集にZabbix エージェントとの通信を使用します。
パッシブエージェントチェックとアクティブエージェントチェックの2種類があります。アイテムを設定するとき、必要なタイプを選択できます:
以下の表は、Zabbix エージェントアイテムで使用できるアイテムキーに関する詳細です。 あわせてこちらも参照してください:
キー | ||||
---|---|---|---|---|
▲ | 説明 戻 | 値 パラメー | コメント | |
agent.hostname | ||||
エージェントのホスト名。 文字列 | - | 設定ファイルからエージェント | ホスト名の実際の値を返します。 | |
agent.ping | ||||
エージェントの稼働をチェック。 エージェントが稼働している場 | は「1」、稼働していない場合は何も返しません。 - | ホストの稼働をチェックするには、関数nodata()を使用します。 | ||
agent.version | ||||
Zabbix エージェントのバージョン。 文字列 | - | 返り値の例:1.8.2 | ||
kernel.maxfiles | ||||
オープンできる最大ファイル数(OSで設定されている値) ファイル数(整数) | ||||
Kernel.maxproc | ||||
最大プロセス数(OSで設定されている値) プロセス数(整数 ) | ||||
log[file,<regexp>,<encoding>,<maxlines>,<mode>] | ||||
監視するログファイル ログ | file - | ルパスとログファイル名 アイテムは [アクティブチェック](/jp/mregexp - 要求するパターンの正規表現 例:log[/homeencoding - code page identifier maxlines - エージェントがZabbixサーバまたはプロキシに送信する、1秒あたりの新しい行の最大値。このパラメータは zabbix_agentd.conf の「MaxLinesPerSecond」の値を上書きします。 mode - 可能な値: all (デフォルト), skip (古いデータの処理をスキップ) modeパラメータは、バージョン2.0からサポートされました。 |
nual/appendix/items/activepassive#アクティブチェック)が設定されている必要があります。 zabbix/logs/logfile,,,100] さらに詳細を参照してください。 |
|
logrt[file_format,<regexp>,<encoding>,<maxlines>,<mode>] | ||||
ログローテーションによるログファイルの監視 ログ | file_format - reg | xp で設定した形式の絶対パスとファイル名 アイテムは[アクティブチェック](/jp/manual/appendix/iteregexp - 要求するパターンの正規表現 例:logrt[""/encoding - コードページ識別子 ログローテンショmaxlines - エージェントがZabbixサーバまたはプロキシに送信する、1秒あたりの新しい行の最大値。このパラメータはzabbix_agentd.conf の「MaxLinesPerSecond」の値を上書きします。 さらに詳細を参照してください。 mode - 可能な値: all (デフォルト値), skip (古いデータの処理をスキップ) modeパラメータは、バージョン2.0からサポートされました。 |
s/activepassive#アクティブチェック)設定されている必要があります。 ome/zabbix/logs/logfile[0-9]{1,3}$"",,,100] は、ファイルの最新の変更時間に基づきます。 |
|
net.dns[<ip>,zone,<type>,<timeout>,<count>] | ||||
DNS サービスが動作しているかどうかをチェックします。 0 - DNS は停止中(サーバが応答しないか | NSの解決が失敗) ip - DNS サーバのIP アドレス(デフォルト DNS サーバは空のまま、W1 - DNS は動作中 **z | ndows では無視されます) 例:net.dns[8.8.8.8,zabbix.com,MX,2,1] ne** - DNSをテストするゾーン typeに使用可能な値:type - クエリーを実行するレコードタイプ(デフォルトは SOA) 国際化ドメイン名はサポートされていません。かわtimeout (Windowsでは無視)- リクエストへのタイムアウトの時間(デフォルトは1秒) Zabbix 2.0以前の名前(サポートはされます): necount (Windowsでは無視) - リクエストの試行数 (デフォルトは2回) |
<NY、A、NS、CNAME、MB、 MG、MR、PTR、MD、MF、MX、SOA、NULL、WKS(Window以外)、HINFO、MINFO、TXT、SRV にIDNAエンコード名を使用してください。 .tcp.dns |
|
net.dns.record[<ip>,zone,<type>,<timeout>,<count>] | ||||
付属のDNSレコードタイプに対するクエリーを実行します。 成功の場合は、必要なタイプの情報を含む文字列を返 | ます。 ip - DNS サーバのIP アドレス(デフォルト DNS サーバは空のまま、Windows | は無視されます) 例:net.dns.record[8.8.8.8,zabbix.com,MX,2,1] zone - DNSをテストするゾーン typetype - クエリーを実行するレコードタイプ(デフォルトはSOA) SRV レコードタイプはZabbix エージェtimeout (Windowsでは無視)- リクエストへのタイムアウトの時間(デフォルトは1秒) 国際化ドメイン名はサポートされていません。かわりにIDNAエcount (Windowsでは無視) - リクエストの試行数 (デフォルトは2回) Zabbix 2.0以前の名前(サポートは |
<使用可能な値:ANY、A、NS、CNAME、MB、 MG、MR、PTR、MD、MF、MX、SOA、NULL、WKS(Window以外)、HINFO、MINFO、TXT、SRV トのバージョン1.8.6からサポートされるようになりました。 コード名を使用してください。 れます): net.tcp.dns.query |
|
net.if.collisions[if] | ||||
Out-of-windowコリジョン コリジョ | 数(整数) if - インターフ | ース | ||
net.if.discovery | ||||
ネットワークインターフェースのリスト。 JSON オブジェクトローレベルのディスカバリに使用されます。 | Zabbix エージェントのバージョン2.0から | ポートされました。 |
||
net.if.in[if,<mode>] | ||||
ネットワークインターフェースの受信統計 整数 | if - ネットワーク・インター | ェース名(Unix)、ネットワーク・インターフェース正式名称またはIPv4アドレス(Windows) Zabbixエージェントのバージョン1.8.6から、Windows上の複数バイトのインターフェース名がサポートされました。 mode - 使用可能な値は以下: 例: bytes - バイト数(デフォルト) net.if.in packets - パケット数 net.dropped - ドロップパケット数 [差分](差 |
<eth0,errors] f.in[eth0] /時間)の設定とこのキーを組み合わせると、1秒あたりのバイト数を取得できます。 |
|
net.if.out[if,<mode>] | ||||
ネットワークインターフェースの送信統計 整数 | if - ネットワーク・インター | ェース名(Unix)、ネットワーク・インターフェース正式名称またはIPv4アドレス(Windows) Zabbixエージェントのバージョン1.8.6から、Windows上の複数バイトのインターフェース名がサポートされました。 ** mode** - 使用可能な値は以下: 例: bytes - バイト数(デフォルト値) net.if.out packets - パケット数 net.errors - エラー数 差分(dropped - ドロップパケット数 |
<eth0,errors] f.out[eth0] 分/時間)の設定とこのキーを組み合わせると、1秒あたりのバイト数を取得できます。 |
|
net.if.total[if,<mode>] | ||||
ネットワークインターフェース上の送受信の統計の合計 整数 | if - ネットワーク・インターフェース名( | nix)、ネットワーク・インターフェース正式名称またはIPv4アドレス(Windows) 例: mode - 使用可能な値は以下: net.if.tobytes - バイト数(デフォルト値) net.if.totapackets - パケット数 [差分errors - エラー数 ドロッdropped - ドロップパケット数 |
<al[eth0,errors] [eth0] ](差分/時間)の設定とこのキーを組み合わせると、1秒あたりのバイト数を取得できます。 パケットは、障害に対してnet.if.in と net.if.out の両方が動作している場合にのみ使用可能なことに注意してください。 |
|
net.tcp.listen[port] | ||||
ポートの待ち受け状態をチェック 0 - 待ち受け状態ではない | port - ポート番号1 - 待ち受け状態 | 例: net.t |
<p.listen[80] Zabbix エージェントのバージョン1.8.4からLinuxがサポートされました。 |
|
net.tcp.port[<ip>,port] | ||||
portで指定されたポート番号に対するTCP接続可否チェック 0 - 接続不可 |
ip - IPアドレス(デフォルト値は1271 - 接続可 ** | 0.0.1) 例:net.tcp.port[,80]は、ポート80で動作するウェブサーバort** - ポート番号 旧記法: ch | 可用性をテストします。 ck_port[*] 単純なTCPパフォーマンスのテストには、net.tcp.service.perf[tcp,<ip>,<port>]を使用します。 これらのチェックはシステムデーモンのログファイル(通常はSMTPとSSHのセッションがログとして記録されます)にメッセージが追加されることになることに注意してください。 |
|
net.tcp.service[service,<ip>,<port>] | ||||
サービスが動作中でTCP接続を受け入れ可能かどうかをチェック 0 - サービスは停止中 |
service - ssh、ntp、ldap、smtp、ft1 - サービスは動作中 ip | 、http、pop、nntp、imap、tcp、https、telnetのいずれか1つを指定 例: IPアドレス(デフォルト値は127.0.0.1) net.tcp.service[ftpport - ポート番号(デフォルトでは各サービスの標準ポート番号を使用) これらのチェックはシステムデーモンのログファイル(通常はS |
<,45]は、TCPポート45で動作するFTPサーバの可用性をテストします。 TPとSSHのセッションがログとして記録されます)にメッセージ が追加されることになることに注意してください。 ポート993で動作するIMAPやポート995で動作するPOPのように暗号化されたプロトコルは現時点ではサポートされていません。これらのチェックの回避策としては、net.tcp.port を使用してください。 Windows エージェントによるLDAPのチェックは現時点ではサポートされていません。 telnetのチェックではプロンプト(最後の「:」)が探されることに注意してください。 旧記法: check_service[*] ntpのかわりにバージョン1.8.3以前のZabbixのservice.ntpが使用されることに注意してください。 https と telnet は、Zabbix 2.0 からサポートされました。 |
|
net.tcp.service.perf[service,<ip>,<port>] | ||||
サービスのパフォーマンスチェック 0 - サービスは停止中 |
service - *ssh、ntp、seconds - サービスへの接続にかかる時間(秒) ip - IPアドレス( | dap、smtp、ftp、http、pop、nntp、imap、tcp、https、telnet*のいずれか1つを指定 例: フォルト値は127.0.0.1) net.tcp.service.perf[ssh]は、port - ポート番号(デフォルトでは各サービスの標準ポート番号を使用) ポート993で動作するIMAPや、ポート995で動作するP |
<SHサーバからの初期応答速度をテストします。 Pのように暗号化されたプロトコルは現時点ではサポートされていません。 これらのチェックの回避策としては、net.tcp.service.perf[tcp,<ip>,<port>] を使用してください。 Windows エージェントによるLDAPのチェックは現時点ではサポートされていません。 telnetのチェックではプロンプト(最後の「:」)が探されることに注意してください。 旧記法: check_service[*] ntpのかわりにバージョン1.8.3以前のZabbixのservice.ntpが使用されることに注意してください。 https と telnet は、Zabbix 2.0 からサポートされました。 |
|
net.udp.listen[port] | ||||
UDPポートの待ち受け状態をチェック 0 - 待ち受け状態ではない | port - UDPポート番号1 - 待ち受け状態 | 例: net.u |
<p.listen[68] Zabbix エージェントのバージョン 1.8.4からLinuxがサポートされました。 |
|
proc.mem[<name>,<user>,<mode>,<cmdline>] | ||||
ユーザ「user」が実行するプロセスのメモリ使用量 実行する全てのプロセスのメモリ使用量。( | イト) name - プロセス名(デフォルトは全プロセス) |
例: user - ユーザ名(デフォルトは全ユーザ) proc.mem[,rootmode - avg、max、min、sum(初期値)のいずれか1つを指定 proc.mem[zabbixcmdline - コマンドライン使用量によるフィルター。 proc.mem[,oracle, |
<] - ユーザ「root」が実行するすべてのプロセスによって使用されるメモリの使用量。 _server,zabbix] -ユーザ「zabbix」が実行する全てのzabbix_serverのプロセスで使用されるメモリの使用量。 ax,oracleZABBIX] - ユーザoracleが実行し、コマンドラインに「oracleZABBIX」を含む プロセスのうち、最もメモリを消費しているプロセスのメモリ使用量。 |
|
proc.num[<name>,<user>,<state>,<cmdline>] | ||||
ユーザ「userが」実行し、状態が「state」であるプロセスの数 プロセスの数 | name - プロセス名(デフォルトは全プロセス) | キーの例: user - ユーザ名(デフォルトは全ユーザ) proc.num[,mysqstate - all(デフォルト値)、run、sleep、zombのいずれか1つを指定 proc.num[apache2,wcmdline - コマンドラインによるフィルター proc.num[,ora |
<] - ユーザ「mysql」が実行するプロセスの数。 w-data] - ユーザ「www-data」が実行する プロセス「apache2」の数。 le,sleep,oracleZABBIX] - ユーザ「oracle」が実行し、 コマンドラインに「oracleZABBIX」を含むスリープ状態のプロセスの数。 Windowsでは、「name」と「user」のパラメータだけがサポートされています。 |
|
sensor[device,sensor,<mode>] | ||||
ハードウェアセンサーの読み込み | device - デ | イス名( <mode> が使用されている場合、正規表現) Linux2.4では、/proc/sys/dev/sensors を読みsensor - センサー名( <mode> が使用されている場合、正規表現) 例: mode - avg、max、minが使用可能。(省略された場合、「device」と「sensor」は言葉通り、処理されます。) sensor[w83781d-i2c-0-2d,temp1] |
みます。 Zabbix 1.8.4 より先にsensor[temp1]の形式が使用されます。 OpenBSDでは、 hw.sensors MIB を読み込みます。 例: sensor[cpu0,temp0] - 1つのCPUの1つの温度。 sensor[cpu[0-2]$,temp,avg] - 最初の3つのCPUの平均温度。 Zabbix 1.8.4 からOpenBSDがサポートされました。 |
|
system.boottime | ||||
システム起動時のタイムスタンプ 整数 | UNIXタイムスタンプ(日付時刻 | 秒数で)返します。 | ||
system.cpu.intr | ||||
デバイスの割り込み回数 整数 | ||||
system.cpu.load[<cpu>,<mode>] | ||||
CPU load. | プロセッサロードアベレージ(浮動小数点) cpu - all(デフォルト | 、percpu(ロード合計をオンラインのCPU数で除算)のいずれかを指定 例: mode - avg1(デフォルト値)、avg5(直近5分間の平均値)、avg15のいずれか1つを指定 system.cpu.load[,avg5] |
<旧記法: system.cpu.loadX パラメータpercpuは Zabbix2.0.0からサポートされました。 |
|
system.cpu.num[<type>] | ||||
CPUの数 使 | 可能なプロセッサの数 type - *o | line* (デフォルト)、maxのいずれかを指定 キーの例: |
<system.cpu.num |
|
system.cpu.switches | ||||
コンテキストスイッチの回数 スイッチ回数 | 旧記法: system[switc | es] | ||
system.cpu.util[<cpu>,<type>,<mode>] | ||||
CPUの使用率 プロセ | サロードアベレージ(パーセント値) cpu - CPU番号(デフォルトは全C | U) 例: type - idle、nice、user(デフォルト)、sysstem(Windowsのデフォルト)、iowait、interrupt、softirq、stealのいずれか1つを指定 system.cpu.util[0,user,avg5]mode - avg1(デフォルト)、avg5(直近5分間の平均値)、avg15のいずれか1つを指定 旧記法: system.cpu.idleX、 syst |
<m.cpu.niceX、system.cpu.systemX、system.cpu.userX |
|
system.hostname[<type>] | ||||
ホスト名を返す 文字列 | type | Windowsのみ。他システムでは無視されます - netbios (デフォルト)またはhostのどちらかを指定。 値は、GetComputerName()関数(netbios用)またはWindow | のgethostname()関数(host用)、他システムでは「hostname」コマンドで取得されます。 このアイテムのtypeパラメータは、Zabbix 1.8.6からサポートされました。 戻り値の例: Linuxでは: system.hostname → linux-w7x1 system.hostname → www.zabbix.com Windowsでは: system.hostname → WIN-SERV2008-I6 system.hostname[host] → Win-Serv2008-I6LonG さらに詳細も参照してください。 |
|
system.hw.chassis[<info>] | ||||
シャーシの情報を返す 文字列 | info - * | ull (デフォルト)、model、serial、type、vendor*のいずれかを指定 例: system.hw.chassis[full] |
<Hewlett-Packard HP Pro 3010 Small Form Factor PC CZXXXXXXXX Desktop] この値は、メモリから読み取るため、root権限が必要です。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
system.hw.cpu[<cpu>,<info>] | ||||
CPUの情報を返す 文字列 ま | は 数値 cpu - *CP | number、またはall* (デフォルト)のどちらかを指定 例: system.hw.cpu[0,vendor] info - full(デフォルト)、curfreq、maxfreq、model、vendor のいずれか1つを指定。 AuthenticAMD |
<情報は/proc/cpuinfo と/sys/devices/system/cpu/[cpunum]/cpufreq/cpuinfo_max_freq から収集します。 CPU numberとcurfreqまたはmaxfreqが指定されている場合は、数値(Hz)が返されます。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
system.hw.devices[<type>] | ||||
PCI または USBデバイスのリストを返す テキスト | type - pci | デフォルト)または usb のどちらかを指定 例: system.hw.devices[pci] |
<00:00.0 Host bridge: Advanced Micro Devices [AMD] RS780 Host Bridge [..] パラメータなしで実行されているlspci または lsusb ユーティリティのいずれかからのアウトプットを返します。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
system.hw.macaddr[<interface>,<format>] | ||||
MAC アドレスのリストを返します。 文字列 | interface - | all* (デフォルト)または 正規表現 のどちらかを指定 例: system.hw.macaddr[""eth0$"",full]format - full (デフォルト)または short のどちかを指定 [eth0] 00:11:2 | <:33:44:55 与えられたインターフェース正規表現(すべてのインターフェースの場合「all」を指定)と名前が一致するインターフェフェースのMACアドレスをリストします。 formatがshortに指定されている場合は、インターフェース名と完全一致するMACアドレスは返されません。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
system.localtime[<type>] | ||||
システム時刻 整数 また | 文字列 utc - (デフ | ルト)エポック(1970年1月1日00時00分00秒UTC)を起点とした経過秒数。 local - 「yyyy-mm-dd,hh:mm:ss.nn,+hh:mm」形式の時刻 このパラメータはバージョン2.0からサポートされました。 |
||
system.run[command,<mode>] | ||||
ホスト上で指定されたコマンドを実行 コマンドの実行結果(テキスト) | command - 実行するコマンド |
例: mode - wait(デフォルト、実行終了を待機)、nowait(待機しない)いずれか1つを指定 system.run[ls -l /]- rootの デ |
<レクトリの詳細なファイルリスト 注意:この機能を有効にするには、エージェント設定ファイルで「EnableRemoteCommands=1」を設定する必要があります。 |
|
system.stat[resource,<type>] | ||||
仮想メモリの統計 数値 | ent - | このパーティションに受信の権利があるプロセッサユニットの数(浮動小数点) kthr,<type> - カーネルのスレッドステータスに関する情報: r - 実行可能なカーネルスレッドの数の平均値(浮動小数点) b - 仮想メモリマネージャ内に配置され、キューを待っているカーネルスレッドの数の平均値(浮動小数点) memory,<type> - 仮想メモリと物理メモリの使用に関する情報: avm - アクティブな仮想ページ(整数) fre - free リストのサイズ(整数) page,<type> - ページの失敗とページングの活動に関する情報: fi - 1秒あたりの file page-in (浮動小数点) fo - 1秒あたりの file page-out (浮動小数点) pi - ページングスペースからページ読込したページ(浮動小数点) po - ページングスペースにページアウトしたページ(浮動小数点) fr - 解放されたページ(置き換えられたページ)(浮動小数点) sr - ページ置換アルゴリズムによって スキャンされたページ(浮動小数点) faults,<type> - トラップと割り込みの率: in - デバイスの割り込み(浮動小数点) sy - システムコール(浮動小数点) cs - カーネルスレッドのコンテキストスイッチ(浮動小数点) cpu,<type> - CPU使用時間のパーセントの詳細: us - ユーザー時間 (浮動小数点) sy - システム時間 (浮動小数点) id - アイドル時間 (浮動小数点) wa - システムが未処理のdisk/NFS I/O要求を持っているアイドル時間(浮動小数点) pc - 物理的なプロセッサ消費量(浮動小数点) ec - 権利をもつキャパシティの消費量の比率(浮動小数点) lbusy - ユーザーレベルとシステムレベルで実行中に発生する論理プロセッサの使用率(浮動小数点) app - 共有プールにある使用可能な物理プロセッサ(浮動小数点) disk,<type> - ディスクの統計: bps - 1秒あたりのドライブへのデータの転送(読込または書込)量(バイト数・整数) tps - 1秒あたりの物理ディスクまたはテープに対して実行されたデータ転送回数(浮動小数点) このアイテムはZabbix バージョン1.8.1からサポートされています。 |
||
system.sw.arch | ||||
ソフトウェアのアーキテクチャを返す 文字列 | 例:system.sw.arch |
<i686 情報は uname() 関数から取得されます。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
||
system.sw.os[<info>] | ||||
OSの情報を返す 文字列 | info | - full(デフォルト)、short、または name のいずれか1つを指定 例: system.sw.os[short] |
<Ubuntu 2.6.35-28.50-generic 2.6.35.11 情報は次の場所から取得します。(ただし、すべてのディストリビューションでこれらのファイルがすべて存在するわけではありません): [full] - /proc/versio [short] - /proc/version_signature [name] - /etc/issue.net Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
system.sw.packages[<package>,<manager>,<format>] | ||||
インストールされているパッケージをリスト テキスト | package - all (デフ | ルト)または正規表現を指定 例: manager - all (デフォルト)またはpackage managerを指定 system.sw.paformat - full (デフォルト)またはshortを指定 python-minim |
<kages[mini,dpkg,short] l, python2.6-minimal, ubuntu-minimal 与えられたパッケージの正規表現と一致する名前(「all」の場合はすべて)のインストールされたパッケージが アルファベット順でリストされます。 サポートされているパッケージマネージャ: manager(実行されるコマンド) dpkg (dpkg --get-selections) pkgtool (ls /var/log/packages) rpm (rpm -qa) pacman (pacman -Q) formatを「full」と指定した場合、 パッケージは、異なる行内で角括弧で囲まれた名前のパッケージマネージャによってグループ化されます。 formatを「short」と指定した場合、パッケージはグループ化されず、1行に書き出されます。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
system.swap.in[<device>,<type>] | ||||
デバイスからメモリへのスワップインの回数 スワップ統計(数値) | device - スワップデバイス(デフォルトは全 | ワップデバイス) キーの例: type - count (デフォルト、スワップイン回数)、sectors (スワップインセクター数)、pages(スワップインページ数)のいずれか1つを指定デフォルトに関する詳細は、プラットフォーム別のサポートを参照してください。 system.swap.in[,pages] |
<この情報のソース: Linux 2.4: /proc/swaps, /proc/partitions, /proc/stat Linux 2.6: /proc/swaps,/proc/diskstats, /proc/vmstat |
|
system.swap.out[<device>,<type>] | ||||
メモリからデバイスへのスワップアウトの回数 スワップ統計(数値) | device - スワップデバイス(デフォルトは全ス | ップデバイス) 例: type - count (デフォルト、スワップアウト回数)、sectors (スワップアウトセクター数)、pages(スワップアウトページ数)のいずれか1つを指定。デフォルトに関する詳細は、プラットフォーム別のサポートを参照してください。 system.swap.out[,pages] |
<この情報のソース: Linux 2.4: /proc/swaps, /proc/partitions, /proc/stat Linux 2.6: /proc/swaps,/proc/diskstats, /proc/vmstat |
|
system.swap.size[<device>,<type>] | ||||
スワップ容量 バイト数ま | はパーセント値 device - (デフォル | は全スワップデバイス) 例: type - free(空きスワップ容量、デフォルト)、pfree(空きスワップ容量、パーセント値)、pused(使用中スワップ容量、パーセント値) 、total(合計スワップ容量)、used(使用中のスワップ容量)のいずれか1つを指定 system.swap.size[,pfree] - 空きスワップ容量率 |
<旧記法:system.swap.free, system.swap.total |
|
system.uname | ||||
詳細なホスト情報 文字列 | 戻り値の例: |
<FreeBSD localhost 4.4-RELEASE FreeBSD 4.4-RELEASE #0: Tue Sep 18 11:57:08 PDT 2001 [email protected]: /usr/src/sys/compile/GENERIC i386 |
||
system.uptime | ||||
システムのアップタイム(秒単位) 秒数 | [アイテムの設定](/jp/m | nual/config/items/item#設定)では、読みやすく変換された値にするためにs または uptime units を使用します。 | ||
system.users.num | ||||
接続ユーザ数 ユーザ数 | 値を取得するために | ージェントサイドでwhoコマンドが実行されます。 | ||
vfs.dev.read[<device>,<type>,<mode>] | ||||
ディスク読み込み統計 typeが | sectors、operations、bytes、の場合は整数 device - ディスクデバイtypeが、sps、ops、bpsの場合は浮動小数点 type - s | (デフォルトは全ディスクデバイス[1]) キーの例:vfs.dev.read[,operations] ctions、operations、bytes 、sps、ops、bpsのいずれかを指定(デフォルトでは各種OSで異なるため、使用するパラメータを正確に指定すること) 旧記法: io[*] sps、ops、bpsはそれぞれ sectors、operations、 bytes per second の略。 サポートされているプラmode - avg1(1分間の平均、デフォルト)、avg5(5分間の平均)、avg15(15分間の平均)のいずれか1つを指定。 Zabbix 1.8.6から、LVMがサポートされています。 typeのsps、ops、bps のみで互換あり。 Zabbix 1.8 |
<トフォーム上でのパラメータ「ops」「bps」「sps」の使用は、8デバイス(7つのデバイスと1つの「all」)に限られています。Zabbix 2.0.1から、この制限は1024個(1023個のデバイスと1個の「all」)に引き上げられました。 6までは、sdaのように、関係するデバイスの名前だけが使用されていましたが、1.8.6からはオプションのプレフィクス/dev/ が 使用可能になりました。(例:/dev/sda ) |
|
vfs.dev.write[<device>,<type>,<mode>] | ||||
ディスク書き込み統計 typeが | section、operations、bytesの場合は整数 device - ディスクデバtypeが、sps、ops、bpsの場合は浮動小数点 type - s | ス(デフォルトは全ディスクデバイス[1]) 例: vfs.dev.write[,operations] ctors、operations、bytes、sps、ops、bpsのいずれかを指定。(デフォルトでは各種OSで異なるため、使用するパラメータを正確に指定すること) 旧記法: io[*] sps、ops、bpsはそれぞれ sectors、operations、 bytes per second の略。 サポートされているプラmode - avg1(1分間の平均、 デフォルト)、avg5(5分間の平均)、avg15(15分間の平均)のいずれか1つを指定。 Zabbix 1.8.6から、LVMがサポートされています。 typeのsps、ops、bps のみで互換あり。 Zabbix 1.8 |
<トフォーム上でのtypeのパラメータ「ops」「bps」「sps」の使用は、8デバイス(7つのデバイスと1つの「all」)に限られています。Zabbix 2.0.1から、この制限は1024個(1023個のデバイスと1個の「all」)に引き上げられました。 6までは、sdaのように、関係するデバイスの名前だけが使用されていましたが、1.8.6からはオプションのプレフィックス/dev/ が使用可能になりました。(例:/dev/sda ) |
|
vfs.file.cksum[file] | ||||
ファイルのチェックサムの計算 UNIXのcksumと同じ | ルゴリズムで計算したチェックサム file - ファイルのフルパス | 戻り値の例: |
<1938292000 例: vfs.file.cksum[/etc/passwd] 旧記法: cksum ファイルサイズの上限は、 ラージファイルのサポートによります。 |
|
vfs.file.contents[file,<encoding>] | ||||
ファイルのコンテンツを取得 ファイルのコンテンツ、ま | は空の場合はEOFあるいは LF/CR 文字のみ file - ファイルのフルパス | 例: |
<vfs.file.contents[/etc/passwd] このアイテムは64KB未満のファイルにのみ使用可能です。 Zabbix エージェント2.0 からサポートされました。 |
|
vfs.file.exists[file] | ||||
ファイルが存在するかどうかのチェック 1 - 存在するファイルまたは存在 | るファイルへの シンボリック/ハードリンク file - ファイルのフルパス0 - それ以外(ファイルは存在しない) | 例: vfs.file.exists[/tmp/application.pid] 戻り値は「S_ISREG P |
<SIX」マクロが何を返すかによります。 ファイルサイズの上限は、ラージ ファイルのサポートによります。 |
|
vfs.file.md5sum[file] | ||||
ファイルのMD5チェックサム ファイルのMD5ハッ | ュ値 file - ファイルのフルパス | 戻り値の例: |
<b5052decb577e0fffd622d6ddc017e82 例: vfs.file.md5sum[/usr/local/etc/zabbix_agentd.conf] このアイテムのファイルサイズの制限(64KB)は、バージョン1.8.6で削除されました。 ファイルサイズの上限は、ラージファイルのサポートによります。 |
|
vfs.file.regexp[file,regexp,<encoding>] | ||||
ファイル内の文字列検索 条件に一致した文字列 | 含む行全体、または条件式が見つからない場合はEOF file - ファイルのフルパス |
最初に一致した行だけが返ります。 regexp - GNU正規表現 例:vencoding - コードページ識別子 |
<s.file.regexp[/etc/passwd,zabbix] | |
vfs.file.regmatch[file,regexp,<encoding>] | ||||
ファイル内の文字列検索 0 - 条件式が見つ | らない file - ファイルのフルパス1 - 条件式が検出された **regexp | 例:vfs.file.regmatch[/var/log* - GNU正規表現 encoding - コードページ識別子 |
app.log,error] | |
vfs.file.size[file] | ||||
ファイルサイズ サイズ(バイ | ) file - ファイルのフル | ス ファイルに対するユーザzabbixの読み取り権 | が必要です。 例: vfs.file.size[/var/log/syslog] ファイルサイズの上限は、ラージファイルのサポートによります。 |
|
vfs.file.time[file,<mode>] | ||||
ファイル時刻情報 秒数 | file | ファイルのフルパス 例: mode - modify(デフォルト、変更時刻)、access(最終アクセス時刻)、change(最終変更時刻)のいずれか1つを指定 vfs.file.time[/etc/passwd,modify] |
<ファイルサイズの上限は、ラージファイルのサポートによります。 |
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vfs.fs.discovery | ||||
監視中のファイルシステムのリスト JSON オブジェクトlow-levelのディスカバリで使用します。 | Zabbix エージェント2.0 からサポ | トされました。 | ||
vfs.fs.inode[fs,<mode>] | ||||
iノードの数 数値 | fs | - ファイルシステム 例: vfs.fs.inodmode - total(デフォルト)、free、used、pfree(空き容量、パーセント値)、pused(使用中容量、パーセント値)のいずれか1つを指定 旧記法:vfs.fs.inode.free[*]、vfs.fs.inode.pfree | [/,pfree] [*]、vfs.fs.inode.total[*] |
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vfs.fs.size[fs,<mode>] | ||||
ディスク容量 ディスク容 | (バイト) fs - ファイルシステ | マウントされているボリュームの場合、ローカルファmode - total(デフォルト)、free、used、pfree(空き容量、パーセント値)、pused(使用中容量、パーセント値)のいずれか1つを指定 例: vfs.fs.size[/tmp,free] |
ルシステムのディスク容量を返します。 旧記法: vfs.fs.free[*]、vfs.fs.total[*]、vfs.fs.used[*]、vfs.fs.pfree[*]、vfs.fs.pused[*] |
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vm.memory.size[<mode>] | ||||
メモリサイズ メモリサイ | (バイト)またはパーセント率 mode - *total(デフォルト)、 | ctive、anon、buffers、cached、exec、file、free、inactive、pinned、shared、wired、used、pused、available、pavailable*のいずれか1つを指定 旧記法: m.memory.buffers、vm.memory.cached、m.memory.free、vm. | emory.shared、vm.memory.total Memory size アイテム vm.memory.size[] は、3つのパラメータのカテゴリに対応しています。 1つめは、合計からなるカテゴリ- 合計メモリ量です。 2つめは、プラットフォーム毎のメモリタイプのカテゴリ: active、anon、buffers、cached、exec、file、free、inactive、pinned、shared、wired 3つめは、どれくらいのメモリが使用されていて、使用可能かについてのユーザーレベルの概算:used、pused、available、pavailable vm.memory.sizeパラメータの詳細な説明を参照してください。 |
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web.page.get[host,<path>,<port>] | ||||
ウェブページの内容の取得 ウェブページのソース( | キスト) host - ホスト名 |
異常終了の場合はEOFを返します。例: web.page.gepath - HTMLドキュメントへのパス(デフォルトは/) port - ポート番号(デフォルトは80) |
[www.zabbix.com,index.php,80] | |
web.page.perf[host,<path>,<port>] | ||||
ウェブページ全体のロードにかかる時間の取得 秒数 | host - ホスト名 |
異常終了の場合は 0 を返します。例:web.pagpath - HTMLドキュメントへのパス(デフォルトは/) port - ポート番号(デフォルトは80) |
.perf[www.zabbix.com,index.php,80] | |
web.page.regexp[host,<path>,<port>,<regexp>,<length>] | ||||
ウェブページで最初に正規表現に一致した文字列の取得 見つかった文字列 | host - ホスト名 |
異常終了または一致しない場合はEOFを返します。例: path - HTMLドキュメントへのパス(デフォルトは/) web.page.regex[wport - ポート番号(デフォルトは80) regexp - GNU正規表現 length - 返す文字列の最大数 |
<w.zabbix.com,index.php,80,OK,2] |
[1]** vfs.dev.***キーの最初のパラメータにデフォルト「all」を使用した場合、キーは、以下の情報を含むサマリーの統計を返します:sda、sdaとそのパーティションsda1、sda2、sda3…などのすべてのブロックデバイスや、それらブロックデバイス/パーティションに基づくMDレイドのような複数のデバイス、LVMのような論理ボリューム このような場合、戻り値は単なる相対値で動的なものとみなされ、絶対値とはみなされません。
Linux特有の注意事項:Zabbixエージェントには、ファイルシステム/procに対する読み取り専用アクセス権が必要です。www.grsecurity.orgで公開されているカーネルパッチは、非特権ユーザのアクセス権を制限します。
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