Zabbix Documentation 2.0

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jp:manual:config:items:itemtypes:simple_checks

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 +==== -#5 シンプルチェック ====
  
 +
 +=== - 概要 ===
 +
 +シンプルチェックは、通常は、サービスのリモートのエージェントレスチェックに使用します。
 +
 +シンプルチェックにZabbixエージェントは必要ありません。シンプルチェックを処理(外部接続の確立など)するのは、Zabbixサーバの役割です。 ​
 +
 +シンプルチェックの使用例:
 +
 +  net.tcp.service[ftp,,​155]
 +  net.tcp.service[http]
 +  net.tcp.service.perf[http,,​8080] ​
 +
 +
 +=== - サポートされているシンプルチェック ===
 +
 +サポートされているシンプルチェックのリスト:
 +
 +^  キー ​ ^^^^^
 +^  ▲  ^  説明 ​ ^  戻り値 ​ ^  パラメータ ​ ^  コメント ​ ^
 +| |||||
 +^icmpping[<​target>,<​packets>,<​interval>,<​size>,<​timeout>​] ​ ^^^^^
 +^ |ICMP ping でサーバにアクセスできるかどうかをチェックします。 |0 - ICMP ping が異常終了 \\ 1 - ICMP ping が正常終了 |**target** - ホストのIPアドレスまたはDNS名 \\ ** packets** - パケット数 \\ **interval** - パケットの送信間隔(ミリ秒単位) \\ **size** - パケットサイズ(バイト単位) \\ **timeout** - タイムアウト(ミリ秒単位) |例: **icmpping[,​4]** - 4パケットのうち少なくとも1パケットが返った場合、アイテムは1を返します。 \\ [[simple_checks#​ICMP ping|ICMP ping]] の処理も参照してください。 |
 +| |||||
 +^icmppingloss[<​target>,<​packets>,<​interval>,<​size>,<​timeout>​] ​ ^^^^^
 +^ |ロスパケット率を返します。 |パケットの損失(パーセント値) |**target** - ホストのIPアドレスまたはDNS名 \\ **packets** - パケット数 \\ **interval** - パケットの送信間隔(ミリ秒単位) \\ **size** - パケットサイズ(バイト単位) \\ **timeout** - タイムアウト(ミリ秒単位) |[[simple_checks#​ICMP ping|ICMP ping]] の処理も参照してください。 |
 +| |||||
 +^icmppingsec[<​target>,<​packets>,<​interval>,<​size>,<​timeout>,<​mode>​] ​ ^^^^^
 +^ |ICMP ping の応答時間。 |秒数 |**target** - ホストのIPアドレスまたはDNS名 \\ **packets** - パケット数 \\ **interval** - パケットの送信間隔(ミリ秒単位) \\ **size** - パケットサイズ(バイト単位) \\ **timeout** - タイムアウト(ミリ秒単位) \\ mode - min、max、avg(デフォルト)のいずれか1つを指定 |ホストが稼働していない場合、(タイムアウトに達したとき)アイテムは0を返します。 |
 +| |||||
 +^net.tcp.service[service,<​ip>,<​port>​] ​ ^^^^^
 +^ |サービスが動作しているかどうかをチェックし、TCP接続を受け入れます。 |0 - サービスは停止中 \\ 1 - サービスは動作中 |**service** - ssh、ntp、ldap、smtp、ftp、http、pop、nntp、imap、tcp、https、telnetのいずれかを指定 \\ **ip** - Zabbixのホストの定義のIPアドレス \\ **port** - ポート番号(デフォルトでは標準のサービスポートが使用されます) |例:**net.tcp.service[ftp,,​45]** \\ TCPポート番号45のFTPサーバの稼働状況をテストできます。 \\ **tcp**サービスではポートの指定は必須であることに注意してください。 \\ これらのチェックによって、システムデーモンのログファイル(SMTP と SSHのセッションはいつもログが記録されています)にメッセージが追加されることになる場合があります。 \\ ポート番号993のIMAPや、ポート番号995のPOPのように、暗号化されたプロトコルのチェックは現時点ではサポートされていません。回避策として、これらのチェックにはnet.tcp.service[tcp,<​ip>,​port]を使用してください。 \\ telnetチェックは、プロンプト(最後の「:​」)を探すことに注意してください。 \\** https** と **telnet**のサービスはZabbix 2.0からサポートされています。 |
 +| |||||
 +^net.tcp.service.perf[service,<​ip>,<​port>​] ​ ^^^^^
 +^ |サービスのパフォーマンスをチェックします。 |0 - サービスは停止中 \\ sec - サービスへの接続にかかった時間(秒単位) |**service** - ssh、ntp、ldap、smtp、ftp、http、pop、nntp、imap、tcp、https、telnetのうちいずれか1つを指定 \\ **ip** - Zabbixのホストの定義のIPアドレス \\ **port** - ポート番号(デフォルトでは標準のサービスポートが使用されます) |例:**net.tcp.service.perf[ssh]** \\ SSHサーバからの初動応答のスピードをテストできます。 \\ **tcp**サービスではポートの指定は必須であることに注意してください。 \\ ポート番号993のIMAPや、ポート番号995のPOPのように、暗号化されたプロトコルのチェックは現時点ではサポートされていません。回避策として、これらのチェックにはnet.tcp.service.perf[tcp,<​ip>,​port]を使用してください。 \\ telnetチェックは、プロンプト(最後の「:​」)を探すことに注意してください。 \\ **https** と **telnet**のサービスはZabbix 2.0からサポートされています。 |
 +
 +== タイムアウト処理 ==
 +
 +シンプルチェックにかかる時間がZabbixサーバ設定ファイルで定義されているタイムアウト時間(秒単位)を超えると、シンプルチェックは終了します。 ​
 +
 +
 +=== - ICMP ping ===
 +
 +Zabbixは、外部ユーティリティ**fping**を使用してICMP pingを処理します。
 +
 +このユーティリティはZabbixディストリビューションに付属していないので、別途インストールする必要があります。このユーティリティが存在しない場合や、正しい権限が設定されていない場合、または設定ファイルの「FpingLocation」パラメータで定義されている場所と違う場所に存在する場合、ICMP ping(**icmpping**、**icmppingsec**、**icmppingloss**)は処理されません。 ​
 +
 +**fping**は、rootとして動作するZabbix デーモンのユーザーによって実行可能である必要があります。正しいパーミッションを設定するには、ユーザーrootで以下のコマンドを実行します:
 +
 +  shell> chown root:zabbix /​usr/​sbin/​fping
 +  shell> chmod 4710 /​usr/​sbin/​fping
 +
 +
 +ICMPチェックパラメータのデフォルト値、制限、説明は以下のとおりです:
 +
 +
 +^パラメータ ^単位 ^説明 ^fpingフラグ ^デフォルトの設定 ^^ Zabbixサーバが許可する制限値 ^^
 +^:::          ^:::     ​^::: ​           ^:::           ​^ ​ fping  ^  server ​ ^  min  ^  max  ^
 +|packets |パケット数 |ターゲットにリクエストするパケットの数 |-C | |3 |1 |10000 |
 +|interval |ミリ秒 |連続したパケットの待ち時間 |-p |1000 | |20 |上限なし |
 +|size |バイト数 |パケットサイズ \\ x86上では56バイト \\ x86_64上では68バイト |-b |56 or 68 | |24 |65507 |
 +|timeout |ミリ秒 |最後のパケットが送信されてからタイムアウトまでの時間(-Cフラグに影響を受けます) |-t |500 | |50 |上限なし |
 +
 +
 +<note warning>​fpingのデフォルトは、プラットフォームとバージョンに応じて異なる場合があります。疑わしい場合は、fpingのドキュメントを確認してください。</​note>​
 +
 +
 +Zabbixは、3つのicmpping* キーのいずれかでチェックするアドレスを一時ファイルに書き込み、これが**fping**に渡されます。アイテムに異なるパラメータがある場合、1つのファイルに書き込まれるのは同じパラメータのアイテムのみです。 ​
 +
 +1つのファイルに書き込まれたすべてのアドレスは、fpingによって並行モードでチェックされるので、Zabbix icmp pinger のプロセスは、ファイル内のアドレスの計算を無視するのに固定の時間を使います。
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 +//​本ページは2013/​05/​01時点の原文を基にしておりますので、内容は必ずしも最新のものとは限りません。
 +最新の情報は右上の「Translations of this page」から英語版を参照してください。//​