17 Zabbix 7.0.12の新機能

保存前処理スループット内部アイテム

新しい内部アイテムzabbix[preprocessing]が追加されました。このアイテムは、保存前処理マネージャーが受信した値の統計情報を含むJSONを返します。

  • queued - 保存前処理を必要とするキュー内の値の数とサイズ(カウンター)。
  • direct - 保存前処理を必要としないキュー内の値の数とサイズ(カウンター)。
  • queue - 保存前処理キューに登録された値の数(zabbix[preprocessing_queue]と同じ)。

net.dns.getクエリ時間の精度向上

net.dns.getアイテムは、query_time属性をマイクロ秒精度で報告するようになりました。小数点以下の桁数が2桁から6桁に増えました。戻り値の詳細については、net.dns.getの戻り値ページを参照してください。

Zabbixエージェント2のMSSQLプラグインの更新

MSSQL plugin for Zabbix agent 2で、アイテムmssql.last.backup.getが更新され、存在しないデータベースがクエリから除外されるようになりました。

Zabbixエージェント2の/statusエンドポイントにおけるListenPortの動作

Zabbixエージェント2の設定でパッシブチェックが無効化されている場合、ListenPortパラメーターに値が設定されなくなります。

テンプレート

新しいテンプレートと既存のテンプレートの変更については、テンプレートの変更を参照してください。