付録2. 6.4から7.0での変更点

後方互換性のない変更点

alert

ZBXNEXT-6974 alert.get: メソッドパラメーターの厳密な検証を追加しました。

authentication

ZBXNEXT-8880 プロパティhttp_auth_enabled、http_login_form、http_strip_domains、http_case_sensitiveは、フロントエンド設定ファイル(zabbix.conf.php)で$ALLOW_HTTP_AUTHが有効になっている場合にのみ使用できます。

connector

ZBXNEXT-8735 新しいプロパティitem_value_typeを追加しました。これは、data_typeが"Item values" (0)に設定されている場合にサポートされます。
ZBXNEXT-8735 新しいプロパティattempt_intervalを追加しました。これは、max_attemptsが1より大きい場合にサポートされます。

dashboard

ZBXNEXT-8316, ZBXNEXT-9193, ZBX-24488、ZBX-24490 ダッシュボードウィジェットのplaintextタイプをitemhistoryに名前変更し、ダッシュボードウィジェットのフィールドitemids.0, style, show_as_htmlをcolumns.0.itemid, layout, columns.0.displayに置き換え、新しいダッシュボードウィジェットフィールドを追加しました。
ZBXNEXT-8496 ウィジェットtophostsのダッシュボードウィジェットフィールドcolumns.0.timeshift, columns.0.aggregate_intervalをcolumns.0.time_period._reference, columns.0.time_period.from, columns.0.time_period.fromに置き換えました。
ZBXNEXT-2299 ウィジェットproblems内のダッシュボードウィジェットフィールドunacknowledgedを、2つの新しいフィールドacknowledgement_statusとacknowledged_by_meに置き換えました。
ZBXNEXT-8245 ウィジェットclockとitem内のダッシュボードウィジェットフィールドadv_confを削除しました。
ZBXNEXT-8145 ダッシュボードウィジェットのフィールド名を次のように変更しました: 複合データフィールドの名前をstr.str.index1.index2からstr.index1.str.index2に (例: thresholds.0.threshold.1, ds.0.hosts.1)。データベースオブジェクトを参照するフィールドの名前をstrからstr.index1に (例: itemid.0, severities.0)。
ZBXNEXT-8145 ダッシュボードウィジェットのフィールドfilter_widget_referenceをsysmapid._referenceに置き換え、ウィジェットmapのフィールドsource_typeを削除しました。
ZBXNEXT-8145 ウィジェットgauge, graph, graphprototype, item, plaintext, and urlのダッシュボードウィジェットのフィールドdynamicをoverride_hostid._referenceに置き換えました。
ZBXNEXT-8145 ウィジェットsvggraphのダッシュボードウィジェットフィールドgraph_timeをtime_period._referenceに、time_fromをtime_period.fromに、time_toをtime_period.toに置き換えました。
ZBXNEXT-9044 ダッシュボードウィジェットパラメーターx(0-23から0-71)とy(0-62から0-63)、同様にwidth(1-24から1-72)とheight(2–32から1–64)の値の範囲を変更しました。

discoveryrule

ZBXNEXT-7578 discoveryrule.get, discoveryrule.create, discoveryrule.update: プロパティheadersとquery_fieldsが、名前でインデックスされたオブジェクトから、プロパティnameとvalueが別々に設定されたオブジェクトの配列に変更されました。

event

ZBXNEXT-6974 event.get: メソッドパラメーターの厳密な検証を追加しました。

host

ZBXNEXT-5878 host.create, host.update, host.massAdd, host.massUpdate, host.massRemove: パラメーターgroups、macros、tags、templatesの厳密な検証を追加しました。
ZBXNEXT-8500 host.get: パラメーターproxy_hostsのサポートを廃止しました。
ZBXNEXT-8500 プロパティproxy_hostidをproxyidに名称変更しました。

hostgroup

ZBXNEXT-8702 hostgroup.get: パラメーター名をselectHostPrototypeからselectHostPrototypesに、selectDiscoveryRuleからselectDiscoveryRulesに、selectGroupDiscoveryからselectGroupDiscoveriesに変更しました。各パラメーターは、オブジェクトではなくオブジェクトの配列を返すようになりました。
ZBXNEXT-8702 hostgroup.get: 出力プロパティの名前を、hostPrototypeからhostPrototypesに、discoveryRuleからdiscoveryRulesに、groupDiscoveryからgroupDiscoveriesに変更しました。
ZBXNEXT-8702 hostgroup.get: パラメーターselectGroupDiscoveries (旧称selectGroupDiscovery)のgroupidプロパティのサポートを廃止しました。

item

ZBXNEXT-7726 "サポートされていない値の確認"タイプの保存前処理ステップでは、paramsプロパティが必須になりました。
ZBXNEXT-7578 item.get, item.create, item.update: headersプロパティとquery_fieldsプロパティが、名前でインデックス付けされたオブジェクトから、nameプロパティとvalueプロパティが別々に設定されたオブジェクトの配列に変更されました。

item prototype

ZBXNEXT-7726 "サポートされていない値の確認"タイプの保存前処理ステップでは、paramsプロパティが必須になりました。
ZBXNEXT-7578 itemprototype.get, itemprototype.create, itemprototype.update: headersプロパティとquery_fieldsプロパティが、名前でインデックス付けされたオブジェクトから、nameプロパティとvalueプロパティが別々に設定されたオブジェクトの配列に変更されました。

problem

ZBXNEXT-6974 problem.get: メソッドパラメーターの厳密な検証を追加しました。

proxy

ZBXNEXT-8500 オブジェクトプロパティinterfaceおよびauto_compressを削除しました。
ZBXNEXT-8500 パッシブZabbixプロキシのプロパティaddressおよびportを追加しました。
ZBXNEXT-8500 プロパティhostをnameに、statusをoperating_modeに、proxy_addressをallowed_addressesにそれぞれ名前変更しました。
ZBXNEXT-8500 プロパティoperating_mode (旧称status)の値を変更しました (0 - アクティブプロキシ、1 - パッシブプロキシ)。
ZBXNEXT-8500 proxy.get: パラメーターselectInterfaceのサポートを廃止しました。
ZBXNEXT-8500 proxy.create, proxy.update: パラメーターinterfaceのサポートを廃止しました。

script

ZBXNEXT-8880 script.create, script.update: パラメーターexecute_onの値"1" (Zabbixサーバーで実行)は、Zabbixサーバーでグローバルスクリプトの実行が有効になっている場合にのみサポートされます。
ZBXNEXT-8121 script.getscriptsbyhosts: メソッドはホストIDの配列を受け入れなくなりました。以下のパラメーターを持つオブジェクトを受け入れるようになりました: hostid, scriptid, manualinput
ZBXNEXT-8121 script.getscriptsbyevents: メソッドはイベントIDの配列を受け入れなくなりました。以下のパラメーターを持つオブジェクトを受け入れるようになりました: eventid, scriptid, manualinput

task

ZBXNEXT-8500 プロパティproxy_hostidをproxyidに名称変更しました。

templatedashboard

ZBXNEXT-9044 ダッシュボードウィジェットパラメーターの値の範囲を変更しました: x (0-23から0-71)、y (0-62から0-63)、width (1-24から1-72)、height (2-32から1-64)

user

ZBXNEXT-8760 user.update: ユーザーのプロパティuserdirectoryidが読み取り専用になりました。
ZBXNEXT-8760 user.get: プロビジョニングアクションによって作成されたメディアに、新しい読み取り専用プロパティuserdirectory_mediaidが追加されました。

userdirectory

ZBXNEXT-8760 userdirectory.create, userdirectory.update: メディアマッピングに新しいプロパティactive、severity、periodを追加しました。

usergroup

ZBXNEXT-8760 usergroup.update: プロビジョニング済みユーザーのグループユーザー変更に制限を追加しました。

その他の変更点およびバグフィックス

action

ZBXNEXT-6524 operationtype プロパティに2つの新しい値(13 - ホストタグの追加、14 - ホストタグの削除)と、operationsプロパティでのみ利用可能な2つのeventsourceアクションタイプ(1 - ディスカバリ、2 - 自動登録)用の新しいプロパティoptagのサポートを追加しました。
ZBX-21850 action.get: フィルター条件は式内の順番で並べ替えられます。

auditlog

ZBXNEXT-8541 新しい監査ログのエントリアクション(12 - プッシュ)とリソースタイプ(53 - ヒストリ)を追加しました。

authentication

ZBXNEXT-6876 新しいプロパティmfa_statusとmfaidを追加しました。

mfa

ZBXNEXT-6876 Added new MFA API with methods mfa.create, mfa.update, mfa.get, mfa.delete.

dashboard

ZBXNEXT-8956 複数のウィジェットに、ダッシュボードウィジェットの新しいフィールドgroupids._reference, hostids._reference, itemid._reference, graphid._reference, referenceを追加しました。
ZBXNEXT-9057 systeminfoウィジェットに、ダッシュボードウィジェットの新しいフィールドshow_software_update_check_detailsを追加しました。
ZBXNEXT-8686 新しいダッシュボードウィジェットタイプitemnavigatorを追加しました。
ZBXNEXT-8685 新しいダッシュボードウィジェットタイプhostnavigatorを追加しました。
ZBXNEXT-8683 新しいダッシュボードウィジェットタイプhoneycombを追加しました。
ZBXNEXT-8907 graphウィジェットに新しいダッシュボードウィジェットフィールドlegend_lines_modeを追加しました。
ZBXNEXT-8496 itemウィジェットに新しいダッシュボードウィジェットフィールドaggregate_function, history, time_period._reference, time_period.from, time_period.fromを追加しました。
ZBXNEXT-7736 hostavailウィジェットのダッシュボードウィジェットフィールドinterface_typeに、新しい値(5 - Zabbixエージェント(アクティブチェック))を追加しました。
ZBXNEXT-7736 hostavailウィジェットに、新しいダッシュボードウィジェットフィールドonly_totalsを追加しました。
ZBXNEXT-7687 tophostsウィジェットに新しいダッシュボードウィジェットフィールドmaintenanceを追加しました。
ZBXNEXT-6974 新しいダッシュボードウィジェットタイプtoptriggersを追加しました。
ZBXNEXT-743 新しいダッシュボードウィジェットタイプgaugeを追加しました。
ZBXNEXT-8331, ZBXNEXT-8145, ZBXNEXT-8908, ZBXNEXT-8907 新しいダッシュボードウィジェットタイプpiechartを追加しました。
ZBXNEXT-8331 graphウィジェットに新しいダッシュボードウィジェットフィールドlegend_aggregationを追加しました。
ZBXNEXT-8145 ウィジェットsvggraph、graphおよびgraphprototypeに新しいダッシュボードウィジェットフィールドreferenceを追加しました。
ZBXNEXT-8145 ウィジェットactionlog、graph、graphprototypeおよびtoptriggersに新しいダッシュボードウィジェットフィールドtime_period._reference、time_period.from、time_period.toを追加しました。

dcheck

ZBXNEXT-8079 新しいプロパティallow_redirectを追加しました。

discoveryrule

ZBXNEXT-6986 Deprecated method discoveryrule.copy.

drule

ZBXNEXT-2732 Added new property concurrency_max.

event

ZBXNEXT-2299 event.get: Added new filtering options action and action_userid.

graph

ZBXNEXT-2020 graph.get: Method now also supports status property if selectGraphDiscovery parameter is used.

history

ZBXNEXT-8541 Added new method history.push.

ホスト

ZBXNEXT-8758 新しいプロパティ monitored_by と proxy_groupidを追加しました。 ZBXNEXT-8758 新しい読み取り専用プロパティ assigned_proxyid を追加しました。 ZBXNEXT-8758 host.get : 新しいパラメータ proxy_groupids を追加しました。 ZBXNEXT-2020 host.get: メソッドでselectHostDiscovery パラメータが使用されている場合、status、ts_disable および disable_sourceプロパティもサポートされるようになりました。

ホストグループ

ZBXNEXT-2020 hostgroup.get: selectGroupDiscoveries パラメータが使用されている場合、status プロパティもサポートされるようになりました。

hostprototype

ZBX-23284 hostprototype.get、hostprototype.update: グループプロトタイプオブジェクトの group_prototypeid プロパティのサポートが返されました。

item

ZBXNEXT-7726 Added scope and pattern components to parameters for steps of the type "Check for not supported value".

item prototype

ZBXNEXT-7726 Added scope and pattern components to parameters for steps of the type "Check for not supported value".

mediatype

ZBXNEXT-4165 mediatype.get: Added new parameter selectActions.

correlation

ZBX-21850 correlation.get: フィルター条件は式内の順番でソートされます。

problem

ZBXNEXT-2299 problem.get: Added new filtering options action and action_userid.

proxy

ZBXNEXT-8500 Removed interface and auto_compress object properties.
ZBXNEXT-8500 Added address and port properties for passive Zabbix Proxies.
ZBXNEXT-8500 Renamed properties host to name, status to operating_mode, proxy_address to allowed_addresses.
ZBXNEXT-8500 Changed operating_mode (previously - status) property values (0 - active proxy, 1 - passive proxy) .
ZBXNEXT-8500 proxy.get: Removed support for parameter selectInterface.
ZBXNEXT-8500 proxy.create and proxy.update: Removed support for parameter interface.

proxygroup

ZBXNEXT-8758 Added new proxygroup API.

script

ZBXNEXT-8121 Added new properties manualinput, manualinput_prompt, manualinput_validator, manualinput_validator_type, manualinput_default_value.
ZBXNEXT-8121 script.execute: Added new parameter manualinput.

settings

ZBXNEXT-1096 Added new properties timeout_zabbix_agent, timeout_simple_check, timeout_snmp_agent, timeout_external_check, timeout_db_monitor, timeout_http_agent, timeout_ssh_agent, timeout_telnet_agent, timeout_script.

templatedashboard

ZBXNEXT-8086 Added new template dashboard widget types (actionlog, dataover, discovery, favgraphs, favmaps, hostavail, map, navtree, problemhosts, problems, problemsbysv, slareport, svggraph, systeminfo, tophosts, trigover, web).
ZBXNEXT-8086 Added new template dashboard widget field types (8 - Map, 9 - Service, 10 - SLA, 11 - User, 12 - Action, 13 - Media type).

trigger

ZBXNEXT-2020 trigger.get: Method now also supports status, ts_disable and disable_source properties if selectTriggerDiscovery parameter is used.

user

ZBXNEXT-6876 user.login: Method now also returns mfaid if userData parameter is used.

usergroup

ZBXNEXT-6876 Added new properties mfa_status and mfaid.