1 シンプルグラフ

概要

シンプルグラフは、アイテムによって収集されたデータを可視化するために提供されています。

シンプルグラフを表示するために、ユーザー側で設定を行う必要はありません。 これらはZabbixによって標準で利用できます。

監視 > 最新データ に移動し、該当するアイテムの「グラフ」リンクをクリックするだけで、グラフが表示されます。

シンプルグラフは、すべての数値アイテムに対して提供されます。 テキストアイテムについては、監視 > 最新データ で「履歴」へのリンクを利用できます。

期間セレクター

グラフの上にある期間セレクターを使用すると、よく使用する期間をマウスのクリック1 回で選択できます。 詳細については、期間セレクターを参照してください。

直近のデータと長期間のデータの違い

ごく直近のデータでは、受信した各値を結ぶ1本の線が描画されます。 この1本の線は、1つの値に対して少なくとも水平方向に1ピクセルの表示領域がある限り描画されます。

より長い期間を示すデータでは、3本の線が描画されます。濃い緑色の線は平均値を示し、薄いピンク色と薄い緑色の線は、その時点における最大値と最小値を示します。 最高値と最小値の間の領域は、黄色の背景で塗りつぶされます。

グラフでは、稼働時間(稼働日)は白い背景で表示され、非稼働時間は灰色で表示されます(デフォルトのWebインターフェーステーマ Original blue の場合)。

稼働時間はシンプルグラフでは常に表示されますが、カスタムグラフで表示するかどうかはユーザー設定によります。

グラフの表示期間が3か月を超える場合、稼働時間は表示されません。

トリガーライン

シンプルトリガー は、トリガーの深刻度の色の上に黒い破線のラインとして表示されます。グラフ上の青いラインと、凡例に表示されるトリガー情報に注目してください。
グラフには最大3本のトリガーラインを表示できます。トリガーがそれより多い場合は、深刻度の低いトリガーが優先されます。
トリガーはシンプルグラフでは常に表示されますが、カスタムグラフ で表示するかどうかはユーザー設定によります。

simple\_graph\_trigger.png

履歴/トレンドからの生成

グラフは、アイテムの履歴またはトレンドに基づいて描画できます。

Webインターフェースのデバッグモードを有効にしているユーザーには、データの取得元を示す灰色の縦向きキャプションがグラフの右下に表示されます。

履歴とトレンドのどちらが使用されるかには、いくつかの要因が影響します。

  • アイテム履歴の保持期間
    たとえば、アイテム履歴を14日間保持することができます。
    この場合、14日より古いデータはトレンドから取得されます。
  • グラフ内のデータの密度
    横方向のグラフの1ピクセルに表示される秒数が3600/16を超える場合、トレンドデータが表示されます(同じ期間のアイテム履歴がまだ利用可能であっても)。
  • トレンドが無効になっている場合、グラフの作成にはアイテム履歴が使用されます。
    ただし、その期間のデータが利用可能である必要があります。

データがない場合

通常の更新間隔を持つアイテムでは、アイテムのデータが収集されていない場合、グラフには何も表示されません。

ただし、trapperアイテムおよびスケジュールされた更新間隔を持つアイテム(通常の更新間隔が0に設定されている場合)では、最初に収集された値までの区間と、最後に収集された値からグラフの終端までの区間に直線が描画されます。この線は、それぞれ最初の値/最後の値のレベルに表示されます。

生の値への切り替え

右上のドロップダウンで、シンプルグラフから 値/最新500件の値 の一覧に切り替えることができます。
これは、グラフを構成する数値を確認する際に役立ちます。

ここに表示される値は生の値であり、つまり単位や値の後処理は使用されません。
ただし、値のマッピングは適用されます。

既知の問題

グラフについては、known issuesを参照してください。