監視データ→ホストセクションでは、ホストの設定や管理をおこなうことができます。
既存のホストが詳細情報とともに表示されます。
表示される情報:
列 | 詳細 |
---|---|
名前 | ホストの名前。 名前をクリックすると ホスト設定画面が表示されます。 |
エンティティ (アイテム、トリガー、グラフ、ディスカバリ、Web) | エンティティ名をクリックすると、ホストに設定されたアイテム、トリガーなどが表示されます。 各エンティティの登録数は灰色の文字で表示されます。 |
インターフェース | ホストのメインインターフェースが表示されます。 |
プロキシ | 割り当てられているプロキシがこの列に表示されます。 <プロキシ名> - ホストはスタンドアロンのプロキシによって監視されている(該当プロキシがプロキシグループの一部であっても同様) <プロキシグループ名: プロキシ名> - ホストはプロキシグループによって監視されており、Zabbixサーバーがホストを監視するプロキシを割り当てている <プロキシグループ名> - ホストはプロキシなしでプロキシグループによって監視されているか、Zabbixサーバーがホストを監視するプロキシを割り当てていない 表示なし - ホストはプロキシまたはプロキシグループのいずれによっても監視されていない この列は監視するものオプションで'すべて', 'プロキシ', 'プロキシグループ'を選択している場合にのみ表示されます。 |
テンプレート | ホストにリンクされているテンプレートが表示されます。 リンクされたテンプレートに他のテンプレートが含まれている場合、括弧つきで表示され、カンマで区切られます。 テンプレート名をクリックすると設定画面が開きます。 |
ステータス | ホストのステータス(有効 または 無効)が表示されます。 ステータスをクリックすると、手動で変更することができます。 ホストステータスの前にオレンジ色のレンチアイコン ![]() ディスカバリによって登録されたホストがなくなった場合、infoアイコンが表示されます。アイコンにマウスオーバーまたはクリックすると、詳細な情報を確認できます。 |
エージェントの状態 | 設定されたインターフェースごとのホストの状態を表示します。 アイコンは、ホストのインターフェースの現在の状態を表します。Webインターフェースでホストを無効化すると、ステータスアイコンは設定キャッシュ同期後に変化します。同様にホストを有効化すると、設定キャッシュ同期後ホストにポーリング開始するとステータスアイコンが変化します。 アイコンは、設定されたインターフェースタイプ(Zabbixエージェント、SNMP、IPMI、JMX)の現在の状態を表します。 アイコンにマウスオーバーすると、そのタイプのすべてのインターフェースのポップアップリストが表示され、各インターフェースの詳細、ステータス、エラーが示されます。For Agent interface, the pop-up displays interfaces (passive) and active checks. If a host has active checks only, the Agent interface icon is displayed even if the host does not have an Agent interface configured. インターフェースのないホストの場合、列は空です。 ホストのインターフェースは、そのインターフェースを利用する有効なアイテムとホストとの接続によって決定されます。状態は以下の通りです。 利用可能 - ホストへの接続に成功 利用不可 - ホストへの接続に失敗(タイムアウト、ファイアウォールの問題など) 不明 - ホストへの接続が試行されていないか、結果が不明 Zabbixサーバーがインターフェースの状態をどのように判断しているかの詳細は、不明なインターフェースの状態および到達不能/使用不可のホストインターフェース設定を参照してください。 すべてのインターフェースの現在のステータス 1つのタイプのアイコンがそれぞれのアイコンの色で表示されます。 緑 - すべてのインターフェースが利用可能 黄色 - 少なくとも1つのインターフェースが利用不可で、少なくとも1つが利用可能または状態不明 赤 - 利用可能なインターフェースがない 灰色 - 少なくとも1つのインターフェースが状態不明だが、利用不可のものがない Zabbix 7.0.10以前では、アイテムがそのインターフェースを利用していなくても、同じタイプのすべてのインターフェースの状態からステータスが決定されます。 アクティブチェックの可用性: ホスト上で少なくとも1つのアクティブ・チェックが有効になっている場合、アクティブチェックはエージェント・インタフェース全体の可用性の表示に影響します。エージェント側のアクティブチェックスレッドでハートビートメッセージが送信され、アクティブチェックの可用性が判断されます。ハートビートメッセージの頻度は、Zabbixエージェントまたはエージェント2設定のHeartbeatFrequencyパラメータで制御します(デフォルト60秒、範囲0~3600)。アクティブチェックハートビートが2×HeartbeatFrequency秒より古い場合、アクティブチェックは利用できないとみなされます。 注意: バージョン6.2.xより古いZabbixエージェントはアクティブチェックハートビートを送信しないため、不明の状態になります。 |
エージェント暗号化 | ホストへの接続の暗号化状態が表示されます。 なし - 暗号化されていない PSK - 事前共有鍵を利用して暗号化 Cert - 証明書を利用して暗号化 |
情報 | ホストに関するエラー情報があれば、表示されます。 |
タグ | ホストのタグが表示されます。マクロは解決されません。 |
新しいホストを設定するには、画面右上のホストの作成ボタンをクリックします。YMAL、XMLまたはJSONファイルからインポートする場合、画面右上のインポートボタンをクリックします。
リストの下のボタンは、いくつかの一括編集オプションを提供します。
これらのオプションを使用するには、ホスト先頭のチェックボックスをオンにしてから、必要なボタンをクリックします。
フィルタを使用して、任意のホストのみを表示できます。検索パフォーマンスを向上させるために、データは未解決のマクロで検索されます。
フィルターリンクは、ホスト一覧の右上にあります。
クリックするとサーバーまたはプロキシ、プロキシ名、タグ、ホストグループ、リンクされたテンプレート、名前、DNS、IP、ポート番号等でホストをフィルタリングできるフィルターが使用可能になります。
パラメータ | 詳細 |
---|---|
ホストグループ | 1つ以上のホストグループでフィルタします。 親ホストグループを指定すると、ネストされたすべてのグループが暗黙的に選択されます。 |
テンプレート | テンプレートでフィルタします。 |
名前 | ホストの表示名でフィルタします。 |
DNS | DNS名でフィルタします。 |
IPアドレス | IPアドレスでフィルタします。 |
ポート | ポート番号でフィルタします。 |
ステータス | ホストのステータスでフィルタします。 |
監視するもの | ホストを監視しているZabbixサーバー、プロキシ、プロキシグループでフィルタします。 |
プロキシ | 指定したプロキシで監視しているホストをフィルタします。このフィールドは監視するものフィールドで"プロキシ"が選択されている場合のみ利用できます。 |
プロキシグループ | 指定したプロキシグループで監視しているホストをフィルタします。このフィールドは監視するものフィールドで"プロキシグループ"が選択されている場合のみ利用できます。 |
タグ | ホストタグの名前および値でフィルタします。 特定のタグとタグ値を含めたり除外したりすることができます。いくつかの条件を設定できます。タグ名の照合では常に大文字と小文字が区別されます。 条件ごとに使用できる演算子がいくつかあります。 存在する - 指定されたタグ名を含む 等しい - 指定されたタグ名とタグ値を含む(大文字と小文字を区別する) 含む - 指定されたタグ名を含み、タグ値に指定された文字列を含む(部分文字列の一致、大文字と小文字を区別しない) 存在しない - 指定されたタグ名を含まない 等しくない - 指定されたタグ名と値を含まない(大文字と小文字を区別する) 含まない - 指定されたタグ名を含まず、タグ値に指定された文字列を含まない(部分文字列の一致、大文字と小文字を区別しない) 条件には2つの計算タイプがあります。 And/Or - すべての条件が満たされる必要があり、同じタグ名を含む条件はOr条件によってグループ化される Or - 1つの条件が満たされる |
Zabbixサーバーは、以下の場合にホストインターフェース(Agent, SNMP, IPMI, JMX)の状態を「不明」と表示します。
StartAgentPollers
または StartSNMPPollers
が0
に設定されている)インターフェースの状態は、Zabbixサーバーの設定キャッシュ同期後に「不明」に変化します。
プロキシによって監視されているホストのインターフェースの状態(利用可能/利用不可)は、プロキシの設定キャッシュ同期後に変化します。