これらのパラメーターと、各ダッシュボードウィジェットフィールドオブジェクトの有効なプロパティ値を使用することで、dashboard.create
メソッドおよびdashboard.update
メソッドでシステム情報ウィジェットを設定できます。
ウィジェットのfields
プロパティは、ダッシュボードの作成または更新時に検証されません。 これにより、ユーザーは組み込みウィジェットを変更したり、カスタムウィジェットを作成したりできますが、ウィジェットを誤って作成または更新してしまうリスクも生じます。 システム情報ウィジェットを正常に作成または更新するには、以下の表に記載されているパラメーターの動作を参照してください。
システム情報ウィジェットでは、以下のパラメーターがサポートされています。
パラメーター | type | name | value |
---|---|---|---|
リフレッシュ間隔 | 0 | rf_rate | 0 - 更新なし 10 - 10秒 30 - 30秒 60 - 1分 120 - 2分 600 - 10分 900 - (デフォルト) 15分 |
表示 | 0 | info_type | 0 - (デフォルト) システムステータス 1 - HAノード |
ソフトウェア更新チェックの詳細を表示 | 0 | show_software_update_check_details | 0 - (デフォルト) 無効 1 - 有効 パラメーターの動作: - Zabbixサーバー設定の AllowSoftwareUpdateCheck が有効で、表示 が”システムステータス”に設定されている場合、サポート |
次の例は、システム情報ウィジェットのダッシュボードウィジェットフィールドオブジェクトの設定を説明することだけを目的としています。 ダッシュボードの設定の詳細については、dashboard.create
を参照してください。
10分間隔で更新し、ソフトウェアアップデートのチェックを有効にした状態でシステム統計情報を表示するシステム情報ウィジェットを設定します。
{
"jsonrpc": "2.0",
"method": "dashboard.create",
"params": {
"name": "My dashboard",
"display_period": 30,
"auto_start": 1,
"pages": [
{
"widgets": [
{
"type": "systeminfo",
"name": "System information",
"x": 0,
"y": 0,
"width": 36,
"height": 5,
"view_mode": 0,
"fields": [
{
"type": 0,
"name": "rf_rate",
"value": 600
},
{
"type": 0,
"name": "show_software_update_check_details",
"value": 1
}
]
}
]
}
],
"userGroups": [
{
"usrgrpid": 7,
"permission": 2
}
],
"users": [
{
"userid": 1,
"permission": 3
}
]
},
"id": 1
}
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