8 systemdサービスの検出

概要

Zabbixを使用してsystemdユニット(デフォルトではサービス)を検出することができます。

アイテムキー

ディスカバリルールで使用するアイテムは、次のとおりです。

systemd.unit.discovery

この itemキーは Zabbix エージェント 2 でのみサポートされています。

このアイテムは、systemd ユニットに関する情報を含む JSON を返します。例:

[{
    "{#UNIT.NAME}": "mysqld.service",
    "{#UNIT.DESCRIPTION}": "MySQL Server",
    "{#UNIT.LOADSTATE}": "loaded",
    "{#UNIT.ACTIVESTATE}": "active",
    "{#UNIT.SUBSTATE}": "running",
    "{#UNIT.FOLLOWED}": "",
    "{#UNIT.PATH}": "/org/freedesktop/systemd1/unit/mysqld_2eservice",
    "{#UNIT.JOBID}": 0,
    "{#UNIT.JOBTYPE}": "",
    "{#UNIT.JOBPATH}": "/",
    "{#UNIT.UNITFILESTATE}": "enabled"
}, {
    "{#UNIT.NAME}": "systemd-journald.socket",
    "{#UNIT.DESCRIPTION}": "Journal Socket",
    "{#UNIT.LOADSTATE}": "loaded",
    "{#UNIT.ACTIVESTATE}": "active",
    "{#UNIT.SUBSTATE}": "running",
    "{#UNIT.FOLLOWED}": "",
    "{#UNIT.PATH}": "/org/freedesktop/systemd1/unit/systemd_2djournald_2esocket",
    "{#UNIT.JOBID}": 0,
    "{#UNIT.JOBTYPE}": "",
    "{#UNIT.JOBPATH}": "/",
    "{#UNIT.UNITFILESTATE}": "enabled"
}]
無効化された systemd ユニットのディスカバリ

無効化された systemd ユニットをディスカバリすることも可能です。この場合、結果の JSON では次の3つのマクロが返されます。

  • {#UNIT.PATH}
  • {#UNIT.ACTIVESTATE}
  • {#UNIT.UNITFILESTATE}.

無効化された systemd ユニット用のプロトタイプからアイテムとトリガーを作成するには、{#UNIT.ACTIVESTATE} および {#UNIT.UNITFILESTATE} に対する禁止 LLD フィルターを必ず調整(または削除)してください。

サポートされるマクロ

以下のマクロは、ディスカバリルールの filter およびアイテム、トリガー、グラフのプロトタイプで使用できます。

Macro Description
{#UNIT.NAME} 主要なユニット名。
{#UNIT.DESCRIPTION} 人間が読める説明。
{#UNIT.LOADSTATE} ロード状態(つまり、ユニットファイルが正常に読み込まれたかどうか)
{#UNIT.ACTIVESTATE} アクティブ状態(つまり、ユニットが現在起動中かどうか)
{#UNIT.SUBSTATE} サブ状態(アクティブ状態の、より細分化されたユニット種別固有のバージョンで、アクティブ状態にはないもの)
{#UNIT.FOLLOWED} このユニットが状態を追跡しているユニット。存在しない場合は空文字列。
{#UNIT.PATH} ユニットオブジェクトのパス。
{#UNIT.JOBID} そのジョブユニットに対してキューに入っているジョブがある場合の数値のジョブID。ない場合は 0。
{#UNIT.JOBTYPE} ジョブタイプ。
{#UNIT.JOBPATH} ジョブオブジェクトのパス。
{#UNIT.UNITFILESTATE} ユニットファイルのインストール状態。

アイテムのプロトタイプ

systemdサービスディスカバリに基づいて作成できるアイテムのプロトタイプには、例えば次のものがあります。

  • アイテム名: {#UNIT.DESCRIPTION} active state info; アイテムキー: systemd.unit.info["{#UNIT.NAME}"]
  • アイテム名: {#UNIT.DESCRIPTION} load state info; アイテムキー: systemd.unit.info["{#UNIT.NAME}",LoadState]