このセクションでは、Zabbix エージェントの設定ファイル(zabbix_agentd.conf)で設定できるパラメータを説明します。
パラメータのリストには詳細は含まれません。 パラメータをクリックすると、詳細が表示されます。
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| Alias | アイテムキーのエイリアスを設定します。 |
| AllowKey | パターンに一致するアイテムキーの実行を許可します。 |
| AllowRoot | エージェントを 'root' として実行できるようにします。 |
| BufferSend | バッファにN秒を超える期間の監視データを保持しない。 |
| BufferSize | バッファに保持できる監視データの最大数 |
| DebugLevel | デバッグレベル |
| DenyKey | パターンに一致するアイテムキーの実行を拒否します。 |
| EnableRemoteCommands | Zabbixサーバーからのリモートコマンドについて許可するか否か |
| HeartbeatFrequency | ハートビートメッセージの頻度。(秒単位) |
| HostInterface | ホストインターフェイスを定義するオプションパラメーター |
| HostInterfaceItem | ホストインターフェイスを取得するために使用される項目を定義するオプションパラメーター |
| HostMetadata | ホストメタデータを定義するオプションパラメーター |
| HostMetadataItem | ホストメタデータを取得するために使用されるZabbixエージェントのアイテムを定義するオプションパラメーター |
| Hostname | ホスト名を定義するオプションパラメーター |
| HostnameItem | ホスト名を取得するために使用されるZabbixエージェントのアイテムを定義するオプションパラメーター |
| Include | 指定されたファイルまたはディレクトリ配下のすべてのファイルを設定ファイルとして展開可能 |
| ListenBacklog | TCPキュー内の保留中の接続の最大数 |
| ListenIP | エージェントがlistenするカンマ区切りのIPアドレスのリスト |
| ListenPort | エージェントがlistenするポート |
| LoadModule | エージェントの起動時にロードするモジュール |
| LoadModulePath | エージェントのモジュールが配置されている絶対パス |
| LogFile | ログファイルの名前 |
| LogFileSize | ログファイルの最大サイズ |
| LogRemoteCommands | 実行されたシェルコマンドを警告としてログに記録できるようにします。 |
| LogType | ログ出力の方式 |
| MaxLinesPerSecond | 'log'および'logrt'アクティブチェックを処理するときに、エージェントがZabbixサーバーまたはプロキシに送信する1秒あたりの行の最大数 |
| PidFile | PIDファイルの名前 |
| RefreshActiveChecks | アクティブ監視のリストが更新される頻度 |
| Server | ZabbixサーバーおよびZabbixプロキシのIPアドレス(オプションでCIDR表記)またはDNS名をコンマで区切ってリストします。 |
| ServerActive | アクティブ監視を受信するZabbixサーバー/プロキシのアドレスまたはクラスター構成 |
| SourceIP | 送信元 IP アドレス |
| StartAgents | パッシブ監視を実行するzabbix_agentdのプロセス数 |
| Timeout | Zabbixプロキシまたはサーバーとの接続を確立してデータを交換するまでの待機時間(秒単位)を指定します。 |
| TLSAccept | 受け入れる着信接続 |
| TLSCAFile | Zabbixコンポーネント間の暗号化された通信に使用される、ピア証明書検証用の最上位CA証明書を含むファイルの完全パス名 |
| TLSCertFile | Zabbixコンポーネント間の暗号化された通信に使用されるエージェント証明書または証明書チェーンを含むファイルの完全パス名 |
| TLSCipherAll | GnuTLS優先度文字列またはOpenSSL(TLS 1.2)暗号文字列。証明書ベースおよびPSKベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準をオーバーライドします。 |
| TLSCipherAll13 | TLS 1.3におけるOpenSSL 1.1.1以降の暗号文字列。証明書ベースおよびPSKベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準をオーバーライドします。 |
| TLSCipherCert | GnuTLSの優先度文字列またはOpenSS(TLS 1.2の暗号文字列。証明書ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。 |
| TLSCipherCert13 | TLS 1.3におけるOpenSSL 1.1.1以降の暗号文字列。証明書ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準をオーバーライドします。 |
| TLSCipherPSK | GnuTLS優先度文字列またはOpenSSL(TLS 1.2)暗号文字列。PSKベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準をオーバーライドします。 |
| TLSCipherPSK13 | TLS 1.3におけるOpenSSL 1.1.1以降の暗号文字列。PSKベースの暗号化のデフォルトの暗号スイート選択基準をオーバーライドします。 |
| TLSConnect | エージェントがZabbix サーバーまたはプロキシに接続する方法 |
| TLSCRLFile | 失効した証明書を含むファイルの完全パス名。このパラメータは、Zabbixコンポーネント間の暗号化通信に使用されます。 |
| TLSKeyFile | Zabbix コンポーネント間の暗号化された通信に使用されるエージェントの秘密キーを含むファイルの完全パス名 |
| TLSPSKFile | Zabbix サーバーとの暗号化通信に使用されるエージェントの事前共有キーを含むファイルの完全パス名 |
| TLSPSKIdentity | Zabbix サーバーとの暗号化された通信に使用される事前共有キー ID 文字列 |
| TLSServerCertIssuer | 許可されたサーバー(プロキシ)証明書の発行者 |
| TLSServerCertSubject | 許可されたサーバー(プロキシ)証明書のサブジェクト |
| UnsafeUserParameters | ユーザー定義パラメータへの引数としてすべての文字を渡すことを許可します。 |
| User | システム上の特定の既存ユーザーの権限を削除します。 |
| UserParameter | ユーザーの独自監視スクリプトを指定するパラメータ |
| UserParameterDir | UserParameterで指定するスクリプトのデフォルトの検索パス |
パラメータが必須であると明示的に記載されていない限り、すべてのパラメータは必須ではありません。
注意点:
アイテムキーのエイリアスを設定します。 長くて複雑なアイテムキーを、より短くてシンプルなものに置き換えるために使用できます。
Alias パラメータは複数指定できます。 同じ Alias キーを持つパラメータは複数指定できません。
異なる Alias キーが同じアイテムキーを参照する場合があります。
エイリアスは HostMetadataItem では使用できますが、HostnameItem パラメータでは使用できません。
例 1: ユーザー'zabbix'のID取得
これで、zabbix.userid という短縮キーを使用してデータを取得できるようになりました。
例 2: デフォルトおよびカスタムパラメーターを使用したCPU使用率の取得
これにより、cpu.utilキーを使用してデフォルトのパラメータでCPU使用率を取得できるだけでなく、cpu.util[all, idle, avg15]を使用してCPU使用率に関する特定のデータを取得できます。
例 3: 同じディスカバリ・アイテムを利用し、複数の ローレベルディスカバリルールを実行
これで、vfs.fs.discoveryを使用して、異なるパラメータを持つ複数のディスカバリルールを設定できるようになりました。(例: vfs.fs.discovery[foo]、vfs.fs.discovery[bar])
パターンに一致するアイテムキーの実行を許可します。キーパターンはワイルドカード表現で、"*"文字を含む任意の数の文字に一致します。
DenyKeyと組み合わせて、複数のキー一致ルールを定義できます。パラメータは出現順序に従って1つずつ処理されます。エージェントチェックの制限も参照してください。
エージェントを"root"で実行できるようにします。無効にした場合、代わりにエージェントが"root"で起動され"zabbix"ユーザーへの切り替えを試みます。一般ユーザーで起動した場合は効果がありません。
デフォルト: 0
値: 0 - 許可しない、1 - 許可する
N秒を超えてバッファ内にデータを保持しません。
デフォルト: 5
範囲: 1-3600
メモリバッファ内の値の最大数。バッファがいっぱいになった場合、エージェントは収集したすべてのデータをZabbixサーバーまたはプロキシに送信します。
デフォルト: 100
範囲: 2-65535BufferSize
デバッグレベルを指定します。
0 - Zabbix プロセスの起動と停止に関する基本情報
1 - 重要な情報
2 - エラー情報
3 - 警告
4 - デバッグ用(多くの情報を生成します)
5 - 拡張デバッグ(さらに多くの情報を生成します)
デフォルト: 3
範囲: 0-5
パターンに一致するアイテムキーの実行を拒否します。キーパターンはワイルドカード表現で、"*"文字を含む任意の数の文字に一致します。
AllowKeyと組み合わせて、複数のキーマッチングルールを定義できます。パラメータは出現順序に従って1つずつ処理されます。エージェントチェックの制限も参照してください。
Zabbixサーバーからのリモートコマンドを許可するかどうか。このパラメータは非推奨です。代わりにAllowKey=system.run[*]またはDenyKey=system.run[*]を使用してください。
これは、値に応じてAllowKey/DenyKeyパラメータの内部エイリアスです。
0 - DenyKey=system.run[*]
1 - AllowKey=system.run[*]
デフォルト: 0
値: 0 - 許可しない、1 - 許可する
ハートビートメッセージの送信頻度(秒単位)アクティブチェックの可用性を監視するために使用されます。
0 - ハートビートメッセージは無効です。
デフォルト: 60
範囲: 0-3600
ホストインターフェースを定義する追加パラメーターです。ホストインターフェースは、ホストの自動登録プロセスで使用されます。定義されていない場合は、HostInterfaceItemから値が取得されます。
値が255文字の制限を超える場合、エージェントはエラーを通知して起動しません。
範囲: 0-255文字
ホストインターフェースの取得に使用する項目を定義するオプションパラメータです。
ホストインターフェースは、ホストの自動登録プロセスで使用されます。
自動登録リクエスト中に、指定された項目によって返される値が255文字の制限を超えている場合、エージェントは警告メッセージをログに記録します。
system.run[]項目は、AllowKey/DenyKeyの値に関係なくサポートされます。
このオプションは、HostInterfaceが定義されていない場合にのみ使用されます。
ホストメタデータを定義するオプションパラメータです。ホストメタデータは、ホスト自動登録プロセス(アクティブエージェント)でのみ使用されます。定義されていない場合は、HostMetadataItem から値が取得されます。
指定された値が2034バイトの制限を超える場合、またはUTF-8以外の文字列の場合、エージェントはエラーを発行し、起動しません。
範囲: 0~2034バイト
ホストメタデータの取得に使用するZabbixエージェントアイテムを定義するオプションパラメータです。このオプションは、HostMetadataが定義されていない場合にのみ使用されます。ユーザーパラメータとエイリアスがサポートされています。system.run[]アイテムは、AllowKey/DenyKeyの値に関係なくサポートされます。
HostMetadataItemの値は、自動登録の試行ごとに取得され、ホストの自動登録プロセス(アクティブエージェント)でのみ使用されます。
自動登録リクエスト中、指定されたアイテムによって返される値がUTF-8コードポイントの制限である65535を超える場合、エージェントは警告メッセージをログに記録します。アイテムによって返される値はUTF-8文字列である必要があります。そうでない場合は無視されます。
カンマ区切りの、大文字と小文字を区別する一意のホスト名のリストです。アクティブチェックに必須で、サーバーに設定されているホスト名と一致する必要があります。値が未定義の場合は、HostnameItem から取得されます。
使用可能な文字: 英数字、'.'、' '、'_'、'-' 最大文字数: ホスト名ごとに128文字、行全体で2048文字。
デフォルト: HostnameItem によって設定
ホスト名の取得に使用するZabbixエージェントアイテムを定義するオプションパラメータです。このオプションは、Hostnameが定義されていない場合にのみ使用されます。ユーザーパラメータやエイリアスはサポートされていませんが、system.run[]アイテムは、AllowKey/DenyKeyの値に関わらずサポートされます。
デフォルト: system.hostname
設定ファイルには、ディレクトリ内の個々のファイルまたはすべてのファイルをインクルードできます。指定したディレクトリ内の関連ファイルのみをインクルードするには、パターンマッチングでアスタリスクワイルドカード文字を使用できます。
制限事項については、特記事項を参照してください。
例:
Include=/absolute/path/to/config/files/*.conf
TCP キュー内の保留中の接続の最大数
デフォルト値はシステムに依存するハードコードされた定数
サポートされる最大値はシステムに依存し、値が大きすぎる場合は'実装で指定された最大値'に自動的に切り捨てられる場合があります。
デフォルト: SOMAXCONN
範囲: 0 - INT_MAX
エージェントが待受するIPアドレスのカンマ区切りリスト
デフォルト: 0.0.0.0
エージェントは、サーバーからの接続をこのポートで待ち受けします。
デフォルト: 10050
範囲: 1024-32767
エージェント起動時にロードするモジュール。モジュールはエージェントの機能を拡張するために使用されます。モジュールはLoadModulePathで指定されたディレクトリに配置するか、モジュール名の前にパスを指定する必要があります。パスが絶対パス('/'で始まる)の場合、LoadModulePathは無視されます。
形式:
LoadModule=<module.so>
LoadModule=<path/module.so>
LoadModule=</abs_path/module.so>
複数のLoadModuleパラメータを指定できます。
エージェントモジュールの場所へのフルパス。デフォルトはコンパイルオプションによって異なります。
ログファイル名
必須: LogType が file に設定されている場合は必須、それ以外の場合は必須ではありません。
ログファイルの最大サイズ(MB)
0 - 自動ログローテーションを無効にします。
注: ログファイルのサイズ制限に達し、何らかの理由でファイルローテーションが失敗した場合、既存のログファイルは切り捨てられ、新たに開始されます。
デフォルト: 1
範囲: 0-1024
実行されたシェルコマンドを警告としてログに記録します。コマンドはリモートで実行された場合にのみログに記録されます。system.run[] が HostMetadataItem、HostInterfaceItem、または HostnameItem パラメータによってローカルで起動された場合は、ログエントリは作成されません。
デフォルト: 0
値: 0 - 無効、1 - 有効
ログ出力の種類:
file - LogFile パラメータで指定されたファイルにログを書き込みます。
system - syslog にログを書き込みます。
console - 標準出力にログを書き込みます。
デフォルト: file
'log'および'logrt'アクティブチェックの処理時に、エージェントがZabbixサーバーまたはプロキシに送信する1秒あたりの新規行の最大数。ここで指定した値は、'log'または'logrt'アイテムキーで指定された'maxlines'パラメータによって上書きされます。
注: Zabbixは、ログアイテム内で必要な文字列を検索するために、MaxLinesPerSecondで設定された値の10倍の新規行を処理します。
デフォルト: 20
範囲: 1-1000
PIDファイルの名前
デフォルト: /tmp/zabbix_agentd.pid
アクティブチェックのリストを更新する頻度(秒単位)。アクティブチェックのリストの更新に失敗した場合、次の更新は60秒後に試行されます。
デフォルト: 5
範囲: 1-86400
ZabbixサーバーおよびZabbixプロキシのIPアドレス(CIDR表記も可)、またはDNS名をカンマ区切りで指定します。 ここにリストされているホストのみ受信の接続が可能です。 IPv6サポートが有効な場合、'127.0.0.1'、'::127.0.0.1'、'::ffff:127.0.0.1'は同等に扱われ、'::/0'は任意のIPv4アドレスまたはIPv6アドレスを許可します。 '0.0.0.0/0'は任意の IPv4 アドレスを許可します。 'IPv4互換IPv6アドレス'(プレフィックス0000::/96)はサポートされていますが、RFC4291では非推奨となっています。 スペースは使用できます。
例:
必須: StartAgentsが明示的に設定されていない場合は必須
アクティブチェックを取得するZabbixサーバー/プロキシのアドレスまたはクラスター設定。サーバー/プロキシアドレスは、IPアドレスまたはDNS名とオプションのポート番号をコロンで区切って指定します。
クラスター設定は、1つ以上のサーバーアドレスをセミコロンで区切って指定します。複数のZabbixサーバー/クラスターとZabbixプロキシをカンマで区切って指定できます。各Zabbixサーバー/クラスターに複数のZabbixプロキシを指定することはできません。Zabbixプロキシを指定した場合、そのプロキシのZabbixサーバー/クラスターは指定できません。
複数のアドレスをカンマで区切って指定することで、複数の独立したZabbixサーバーを並列に使用できます。スペースの使用も可能です。
ポートを指定しない場合は、デフォルトのポートが使用されます。
ホストのポートを指定する場合は、IPv6アドレスを角括弧で囲む必要があります。ポートを指定しない場合は、IPv6アドレスの角括弧はオプションです。
このパラメータを指定しない場合、アクティブチェックは無効になります。
Zabbix プロキシの例:
複数サーバーの例:
高可用性の例:
2つのクラスターと1つのサーバーによる高可用性の例:
ServerActive=zabbix.cluster.node1;zabbix.cluster.node2:20051,zabbix.cluster2.node1;zabbix.cluster2.node2,zabbix.domain次の送信元IPアドレス:
パッシブチェックを処理する、Zabbix_agentd のプリフォークインスタンスの数。0 に設定するとパッシブチェックは無効化され、エージェントはどの TCP ポートも 待受 しません。
デフォルト: 10
範囲: 0-100
Zabbixプロキシまたはサーバーとの接続を確立し、データ交換を行うまでの待機時間(秒単位)を指定します。
このパラメータは、以下の操作の実行時間を定義します。:
vfs.*チェックの最大実行時間このタイムアウトは、Webインターフェースで設定可能なタイムアウト (グローバル、プロキシ、またはアイテムごとのレベル) を持つエージェント チェックには使用されません。
デフォルト: 3
範囲: 1-30
受け入れる接続の種類。パッシブチェックに使用します。複数の値をカンマで区切って指定できます。
unencrypted - 暗号化なしの接続を受け入れます(デフォルト)
psk - TLSと事前共有鍵(PSK)を使用した接続を受け入れます
cert - TLSと証明書を使用した接続を受け入れます。
必須:TLS証明書またはPSKパラメータが定義されている場合は必須、そうでない場合は必須ではない。
Zabbix コンポーネント間の暗号化通信に使用される、ピア証明書検証用の最上位 CA 証明書を含むファイルのフルパス名
Zabbix コンポーネントとの暗号化通信に使用されるエージェント証明書または証明書チェーンを含むファイルのフルパス名
GnuTLS の優先度文字列または OpenSSL (TLS 1.2) の暗号文字列。証明書ベースおよび PSK ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。
例:
TLS 1.3 における OpenSSL 1.1.1 以降の暗号文字列。証明書ベースおよび PSK ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。
GnuTLS の例:
NONE:+VERS-TLS1.2:+ECDHE-RSA:+RSA:+ECDHE-PSK:+PSK:+AES-128-GCM:+AES-128-CBC:+AEAD:+SHA256:+SHA1:+CURVE-ALL:+COMP-NULL::+SIGN-ALL:+CTYPE-X.509OpenSSL の例:
GnuTLS の優先度文字列または OpenSSL (TLS 1.2) の暗号文字列。証明書ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。
GnuTLS の例:
NONE:+VERS-TLS1.2:+ECDHE-RSA:+RSA:+AES-128-GCM:+AES-128-CBC:+AEAD:+SHA256:+SHA1:+CURVE-ALL:+COMP-NULL:+SIGN-ALL:+CTYPE-X.509OpenSSL の例:
TLS 1.3 における OpenSSL 1.1.1 以降の暗号文字列。証明書ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。
GnuTLS の優先度文字列または OpenSSL (TLS 1.2) の暗号文字列。PSK ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。
GnuTLS の例:
NONE:+VERS-TLS1.2:+ECDHE-PSK:+PSK:+AES-128-GCM:+AES-128-CBC:+AEAD:+SHA256:+SHA1:+CURVE-ALL:+COMP-NULL:+SIGN-ALLOpenSSL の例:
TLS 1.3 における OpenSSL 1.1.1 以降の暗号文字列。PSK ベースの暗号化におけるデフォルトの暗号スイート選択基準を上書きします。
例:
エージェントがZabbixサーバーまたはプロキシに接続する方法。アクティブチェックに使用されます。指定できる値は1つだけです。
unencrypted - 暗号化なしで接続(デフォルト)
psk - TLSと事前共有鍵(PSK)を使用して接続
cert - TLSと証明書を使用して接続
必須:TLS証明書またはPSKパラメータが定義されている場合は必須、そうでない場合は必須ではない。
失効した証明書を含むファイルのフルパス名。このパラメータは、Zabbixコンポーネント間の暗号化通信に使用されます。
Zabbix コンポーネント間の暗号化通信に使用されるエージェント秘密鍵を含むファイルのフルパス名
Zabbix サーバーとの暗号化通信に使用されるエージェントの事前共有キーを含むファイルのフルパス名
Zabbixサーバーとの暗号化通信に使用される、事前共有キーのID文字列
許可されたサーバー(プロキシ)証明書の発行者
許可されたサーバー(プロキシ)証明書のサブジェクト
ユーザー定義パラメータの引数として、すべての文字を渡すことを許可します。以下の文字は許可されません: \ ' " ` * ? [ ] { } ~ $ ! & ; ( ) < > | # @
改行文字も許可されません。
デフォルト: 0
値: 0 - 許可しない、1 - 許可する
システム上の特定の既存ユーザーの権限を削除します。
'root'として実行され、AllowRoot が無効になっている場合にのみ有効です。
デフォルト: zabbix
監視するユーザー定義パラメータ。複数のユーザー定義パラメータを指定できます。
形式: UserParameter=<キー>,<シェルコマンド>
シェルコマンドは空文字列やEOLのみを返さないでください。UserParameterDirパラメータが指定されている場合、シェルコマンドは相対パスで指定できます。
例:
UserParameter コマンドのデフォルトの検索パスです。このパスを指定すると、エージェントはコマンド実行前にここで指定されたディレクトリに作業ディレクトリを変更します。これにより、UserParameter コマンドにはフルパスではなく相対パスの ./ プレフィックスを付けることができます。
指定できるエントリは1つだけです。
例: