2 テンプレートグループの設定

Overview

Template groups are used for the logical grouping of templates and assigning user permissions to them.

Each template must have at least one template group assigned. A template may belong to multiple template groups, and each template group may contain multiple templates.

Note that in Zabbix, all permissions are based on groups: user groups, host groups, and template groups. So, even if a single user needs access to a single template, it is granted by adding the user to a user group that has permission to access the template group containing that template.

設定

Zabbixフロントエンドでテンプレートグループを作成する方法は2つあります。

方法1:

• [データ収集] → [テンプレートグループ] に移動します
• 画面右上の [テンプレートグループの作成] をクリックします
• フォームにグループ名を入力します

方法2: テンプレートの設定時に、[テンプレートグループ]入力フィールドに存在しないグループ名を入力します。

テンプレートグループが作成されると、[データ収集] → [テンプレートグループ]のリストでテンプレート名をクリックして、グループ名の編集、グループのクローン作成、グループの削除ができます。

テンプレートグループを削除しても、グループ内のテンプレートは削除されず、論理グループのみが削除されます。既存のテンプレートの唯一のグループであるテンプレートグループは削除できません。

テンプレートサブグループの作成

テンプレートサブグループ（またはネストされたテンプレートグループ）は、それを含む親テンプレートグループの子です。

サブグループは、グループ名入力フィールドでスラッシュ '/' を使用して親グループとの関係を示すことで作成されます。例:

• Linux servers/Databases と入力すると、親グループ Linux servers のサブグループ Linux servers/Databases が作成されます。
• Linux servers/Databases/MySQL/Tokyo と入力すると、ネストされた親グループ Linux servers、Linux servers/Databases、Linux servers/Databases/MySQL 内にそれぞれのサブグループが作成されます。

サブグループを作成する際、先頭または末尾にスラッシュを付けたり、連続して複数のスラッシュを使用することはできません。'/' のエスケープはサポートされていません。

サブグループを作成する前に、親テンプレートグループを作成する必要はありません。サブグループ（例: Linux servers/Databases）から作成を開始するか、親テンプレートグループ（この例では Linux servers）から作成を開始するかを選択できます。サブグループから作成を開始した場合、親テンプレートグループは自動的には作成されません。

テンプレートグループへの権限

• 既存の親テンプレートグループにサブグループを作成する場合（例: Linux serversが既に存在する場合にLinux servers/Databasesを作成）、ユーザーグループのサブグループへの権限は親グループから継承されます。
• 既存のサブグループに親テンプレートグループを作成する場合（例: Linux servers/Databasesが既に存在する場合にLinux serversを作成）、親グループへの権限は設定されません。

テンプレートグループを編集する際には、追加オプションとしてすべてのサブグループに権限を適用を設定することもできます。

このチェックボックスをマークして更新をクリックすると、編集中のテンプレートグループのすべての現在および将来のサブグループに同じレベルの権限が適用されます。

したがって、編集中のテンプレートグループのサブグループに対して異なる権限がユーザーグループに付与されている場合でも、チェックボックスをマークすると、すべての現在および将来のサブグループに編集中のグループと同じユーザー権限が付与されます。

このオプションはデータベースには保存されず、既存の権限を上書きすることに注意してください。このオプションによる変更は手動でのみ元に戻すことができます。