次のオブジェクトは、authenticationAPIに直接関連しています。
認証オブジェクトには以下のプロパティがあります。
| プロパティ | タイプ | 説明 |
|---|---|---|
| authentication_type | integer | デフォルト認証。 可能な値: 0 - (デフォルト) 内部; 1 - LDAP。 |
| http_auth_enabled | integer | HTTP認証。 可能な値: 0 - (デフォルト) 無効; 1 - 有効。 プロパティの動作: - フロントエンド設定ファイル (zabbix.conf.php) で $ALLOW_HTTP_AUTH が有効な場合にサポートされます。 |
| http_login_form | integer | デフォルトのログインフォーム。 可能な値: 0 - (デフォルト) Zabbixログインフォーム; 1 - HTTPログインフォーム。 プロパティの動作: - フロントエンド設定ファイル (zabbix.conf.php) で $ALLOW_HTTP_AUTH が有効な場合にサポートされます。 |
| http_strip_domains | string | 削除するドメイン名。 プロパティの動作: - フロントエンド設定ファイル (zabbix.conf.php) で $ALLOW_HTTP_AUTH が有効な場合にサポートされます。 |
| http_case_sensitive | integer | HTTP大文字・小文字を区別したログイン。 可能な値: 0 - オフ; 1 - (デフォルト) オン。 プロパティの動作: - フロントエンド設定ファイル (zabbix.conf.php) で $ALLOW_HTTP_AUTH が有効な場合にサポートされます。 |
| ldap_auth_enabled | integer | LDAP認証。 可能な値: 0 - (デフォルト) 無効; 1 - 有効。 |
| ldap_case_sensitive | integer | LDAP大文字・小文字を区別したログイン。 可能な値: 0 - オフ; 1 - (デフォルト) オン。 |
| ldap_userdirectoryid | ID | LDAP認証のデフォルトユーザーディレクトリのID。 LDAPまたはシステムデフォルトに gui_accessが設定されたユーザーグループに使用されます。プロパティの動作: - ldap_auth_enabledが「有効」に設定されている場合は必須 |
| saml_auth_enabled | integer | SAML認証。 可能な値: 0 - (デフォルト) 無効; 1 - 有効。 |
| saml_case_sensitive | integer | SAML大文字・小文字を区別したログイン。 可能な値: 0 - オフ; 1 - (デフォルト) オン。 |
| passwd_min_length | integer | パスワードの最小長要件。 可能な値の範囲は1から70まで。 デフォルト: 8。 |
| passwd_check_rules | integer | パスワードチェックルール。 可能なビットマップ値: 0 - パスワードの長さをチェック; 1 - パスワードが大文字と小文字のラテン文字を使用しているかチェック; 2 - パスワードが数字を使用しているかチェック; 4 - パスワードが特殊文字を使用しているかチェック; 8 - (デフォルト) パスワードが一般的に使用されるパスワードのリストに含まれていないこと、および「Zabbix」やユーザーの名前、姓、ユーザー名の派生語を含まないことをチェック。 これはビットマスクフィールドであり、可能なビットマップ値の任意の合計が許容されます(例: すべてのルールをチェックする場合は15)。 |
| ldap_jit_status | integer | LDAPプロビジョニングのステータス。 可能な値: 0 - 設定されたLDAP IdPで無効; 1 - 設定されたLDAP IdPで有効。 |
| saml_jit_status | integer | SAMLプロビジョニングのステータス。 可能な値: 0 - 設定されたSAML IdPで無効; 1 - 設定されたSAML IdPで有効。 |
| jit_provision_interval | string | ログインユーザーのJITプロビジョニングリクエスト間の時間間隔。 秒数または単位付きの時間(3600s,60m,1h,1d,1M,1y)を受け付けます。最小値: 1h。 デフォルト: 1h。 LDAPプロビジョニングでのみ利用可能。 |
| disabled_usrgrpid | ID | プロビジョニング解除されたユーザーを割り当てるユーザーグループのID。 ユーザーグループは無効である必要があり、設定時に有効化や削除はできません。 プロパティの動作: - ldap_jit_statusが「設定されたLDAP IdPで有効」またはsaml_jit_statusが「設定されたSAML IdPで有効」に設定されている場合は必須 |
| mfa_status | integer | 多要素認証。 可能な値: 0 - (すべての設定済みMFA方式で)無効; 1 - (すべての設定済みMFA方式で)有効。 |
| mfaid | ID | MFA有効なユーザーグループのデフォルトMFA方式。 プロパティの動作: - mfa_statusが「有効」に設定されている場合は必須 |