メッセージの件名やメッセージ本文では、より効率的な問題報告のためにマクロを使用できます。
多くの組み込みマクロに加えて、ユーザーマクロや式マクロもサポートされています。Zabbixでサポートされているマクロの全リストも利用できます。
以下の例は、メッセージでマクロを使用する方法を示しています。
メッセージの件名:
メッセージを受信すると、メッセージの件名は次のように置き換えられます:
メッセージ:
このメッセージを受信すると、メッセージは次のように置き換えられます:
メッセージ:
最新値: {?last(/{HOST.HOST}/{ITEM.KEY})}
15分間の最大値: {?max(/{HOST.HOST}/{ITEM.KEY},15m)}
15分間の最小値: {?min(/{HOST.HOST}/{ITEM.KEY},15m)}このメッセージを受信すると、次のように置き換えられます:
メッセージ:
このメッセージを受信すると、イベントの詳細ページへのリンクが含まれます。このページには、イベント、そのトリガー、および同じトリガーによって生成された最新のイベントのリストに関する情報が表示されます。
トリガー式で複数のホストからの値を通知する。
メッセージ:
Problem name: {TRIGGER.NAME}
Trigger expression: {TRIGGER.EXPRESSION}
1. Item value on {HOST.NAME1}: {ITEM.VALUE1} ({ITEM.NAME1})
2. Item value on {HOST.NAME2}: {ITEM.VALUE2} ({ITEM.NAME2})このメッセージを受信すると、次のように置き換えられます:
Problem name: Processor load is too high on a local host
Trigger expression: last(/Myhost/system.cpu.load[percpu,avg1])>5 or last(/Myotherhost/system.cpu.load[percpu,avg1])>5
1. Item value on Myhost: 0.83 (Processor load (1 min average per core))
2. Item value on Myotherhost: 5.125 (Processor load (1 min average per core))リカバリメッセージで、問題イベントとリカバリエベントの両方の詳細を受信する:
メッセージ:
問題:
イベントID: {EVENT.ID}
イベント値: {EVENT.VALUE}
イベントステータス: {EVENT.STATUS}
イベント時刻: {EVENT.TIME}
イベント日付: {EVENT.DATE}
イベント経過時間: {EVENT.AGE}
イベントの確認: {EVENT.ACK.STATUS}
イベントの更新履歴: {EVENT.UPDATE.HISTORY}
リカバリ:
イベントID: {EVENT.RECOVERY.ID}
イベント値: {EVENT.RECOVERY.VALUE}
イベントステータス: {EVENT.RECOVERY.STATUS}
イベント時刻: {EVENT.RECOVERY.TIME}
イベント日付: {EVENT.RECOVERY.DATE}
運用データ: {EVENT.OPDATA}メッセージを受信すると、マクロは次のように置き換えられます: