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2 ロケーションでサポートされているユーザーマクロ

概要

このセクションには、ユーザー定義可能なマクロがサポートされている場所のリストが含まれています。

アクションネットワークディスカバリプロキシ、およびこのページのその他の場所セクションにリストされているすべての場所では、グローバルレベルのユーザーマクロのみがサポートされます。 これらの場所では、ホストレベルおよびテンプレートレベルのマクロは解決されません。

マクロ値をカスタマイズするには(たとえば、短縮したり特定の部分文字列を抽出したりする場合)、マクロ関数を使用できます。

アクション

アクションでは、ユーザーマクロを次のフィールドで使用できます。

ロケーション 複数のマクロ/テキストとの混合1
トリガーベースの通知とコマンド yes
トリガーベースの内部通知 yes
障害の更新通知 yes
サービスベースの通知とコマンド yes
サービス更新通知 yes
期間 no
オペレーション
デフォルトの操作ステップ期間 no
ステップ期間 no

ホスト/ホストプロトタイプ

ホストおよびホストプロトタイプの設定では、ユーザーマクロを以下のフィールドで使用できます。

場所 複数のマクロ/テキストとの混在1
インターフェースIP/DNS DNSのみ
インターフェースポート 不可
SNMP v1, v2
SNMPコミュニティ
SNMP v3
コンテキスト名
セキュリティ名
認証パスフレーズ
プライバシーパスフレーズ
IPMI
ユーザー名
パスワード
タグ2
タグ名
タグ値

アイテム / アイテムプロトタイプ

アイテムまたはアイテムプロトタイプの設定では、以下のフィールドでユーザーマクロを使用できます。

場所 複数のマクロ/テキストとの混在1
アイテム名 はい
アイテムキーのパラメータ はい
更新間隔 いいえ
カスタム間隔 いいえ
タイムアウト(サポートされているアイテムタイプで利用可能) いいえ
保存期間(ヒストリおよびトレンド) いいえ
説明 はい
計算/集約アイテム
式(定数および関数パラメータ; アイテムキーのパラメータ; (集約アイテムのみ) フィルター条件(ホストグループ名およびタグ名)) はい
データベース監視
ユーザー名 はい
パスワード はい
SQLクエリ はい
HTTPエージェント
URL3 はい
クエリフィールド はい
リクエストボディ はい
ヘッダー(名前と値) はい
必要なステータスコード はい
HTTPプロキシ はい
HTTP認証ユーザー名 はい
HTTP認証パスワード はい
SSL証明書ファイル はい
SSLキーのファイル はい
SSLキーのパスワード はい
許可されたホスト はい
JMXエージェント
JMXエンドポイント はい
スクリプトアイテム
パラメータ名と値 はい
ブラウザーアイテム
パラメータ名と値 はい
SNMPエージェント
SNMP OID はい
SSHエージェント
ユーザー名 はい
公開鍵ファイル はい
秘密鍵ファイル はい
パスワード はい
スクリプト はい
TELNETエージェント
ユーザー名 はい
パスワード はい
スクリプト はい
Zabbixトラッパー
許可されたホスト はい
タグ2
タグ名 はい
タグ値 はい
プリプロセス手順
パラメータ(カスタムスクリプトを含む) はい
カスタムエラーハンドリングパラメータ(値を設定およびエラーを設定フィールド) はい

ローレベルディスカバリ

ローレベルディスカバリルールでは、以下のフィールドでユーザーマクロを使用できます。

場所 複数のマクロ/テキストとの混在1
キーのパラメータ はい
更新間隔 いいえ
カスタム間隔 いいえ
タイムアウト(対応するアイテムタイプで利用可能) いいえ
失われたリソースの削除 いいえ
失われたリソースの無効化 いいえ
説明 はい
SNMPエージェント
SNMP OID はい
SSHエージェント
ユーザー名 はい
公開鍵ファイル はい
秘密鍵ファイル はい
パスワード はい
スクリプト はい
TELNETエージェント
ユーザー名 はい
パスワード はい
スクリプト はい
Zabbixトラッパー
許可されたホスト はい
データベースモニター
ユーザー名 はい
パスワード はい
SQLクエリ はい
JMXエージェント
JMXエンドポイント はい
HTTPエージェント
URL3 はい
クエリフィールド はい
リクエストボディ はい
ヘッダー(名前と値) はい
必要なステータスコード はい
HTTP認証ユーザー名 はい
HTTP認証パスワード はい
フィルター
正規表現 はい
オーバーライド
フィルター: 正規表現 はい
操作: 更新間隔(アイテムプロトタイプ用) いいえ
操作: 履歴保存期間(アイテムプロトタイプ用) いいえ
操作: トレンド保存期間(アイテムプロトタイプ用) いいえ

ネットワークディスカバリ

ネットワークディスカバリルール では、次のフィールドでユーザー マクロを使用できます。

ロケーション 複数のマクロ/テキストとの混合1
監視間隔 no
SNMP v1, v2
SNMP コミュニティ yes
SNMP OID yes
SNMP v3
コンテキスト名 yes
セキュリティ名 yes
認証パスフレーズ yes
プライバシーパスフレーズ yes
SNMP OID yes

プロキシ

プロキシ構成では、以下のフィールドでユーザーマクロを使用できます。

場所 複数マクロ/テキストとの混在1
アクティブエージェントのアドレス > ポート(プロキシがグループに属している場合) 不可
インターフェースアドレスとポート(パッシブプロキシの場合) 不可
アイテムタイプのタイムアウト 不可

プロキシグループ

プロキシグループの設定では、以下のフィールドでユーザーマクロを使用できます。

場所 複数のマクロ/テキストとの混在1
フェイルオーバー期間 不可
最小プロキシ数 不可

テンプレート

テンプレートの設定では、次のフィールドでユーザー マクロを使用できます。

ロケーション 複数のマクロ/テキストとの混合1
タグ2
タグ名 yes
タグ値 yes

トリガー

トリガーの設定では、以下のフィールドでユーザーマクロを使用できます。

場所 複数マクロ/テキストとの混在1
名前
オペレーショナルデータ
式(定数および関数パラメータのみ。シークレットマクロは非対応)
一致用タグ
メニューエントリ名
メニューエントリURL3
説明
タグ2
タグ名
タグ値

Web シナリオ

Webシナリオの設定では、次のフィールドでユーザー マクロを使用できます。

ロケーション 複数のマクロ/テキストとの混合1
名前 yes
監視間隔 no
エージェント yes
HTTPプロキシ yes
変数 (値のみ) yes
ヘッダー (名前と値) yes
ステップ
名前 yes
URL3 yes
変数 (値のみ) yes
ヘッダー (名前と変数) yes
タイムアウト no
要求文字列 yes
要求ステータスコード no
認証
ユーザー yes
パスワード yes
SSL 証明書ファイル yes
SSL 秘密鍵ファイル yes
SSL 秘密鍵パスワード yes
タグ2
タグ名 yes
タグ値 yes

その他の場所

ここに記載されている場所に加えて、ユーザーマクロは以下のフィールドでも使用できます。

場所 複数のマクロ/テキストとの混在1
グローバルスクリプト(URL、スクリプト、SSH、Telnet、IPMI)、確認テキストを含む はい
Webhooks
JavaScriptスクリプト いいえ
JavaScriptスクリプトパラメータ名 いいえ
JavaScriptスクリプトパラメータ値 はい
ダッシュボード
Top hostsダッシュボードウィジェットのTextデータ型の列 はい
Item valueおよびGaugeダッシュボードウィジェットのDescriptionパラメータ はい
HoneycombダッシュボードウィジェットのPrimary/SecondaryラベルTextパラメータ はい
URL3パラメータ(URLダッシュボードウィジェット) はい
ユーザー → ユーザー → メディア
有効時 いいえ
管理 → 一般 → GUI
作業時間 いいえ
管理 → 一般 → タイムアウト
アイテムタイプのタイムアウト いいえ
管理 → 一般 → コネクタ
URL はい
ユーザー名 はい
パスワード はい
ベアラートークン はい
タイムアウト いいえ
HTTPプロキシ はい
SSL証明書ファイル はい
SSLキーファイル はい
SSLキーパスワード はい
アラート → メディアタイプ → メッセージテンプレート
件名 はい
メッセージ はい
アラート → メディアタイプ → スクリプト
スクリプトパラメータ はい
アラート → メディアタイプ → メディアタイプ
EmailメディアタイプのUsernameおよびPasswordフィールド(Authenticationが「Username and password」に設定されている場合;シークレットマクロ推奨) はい

Zabbixでサポートされているすべてのマクロの完全なリストについては、サポートされているマクロを参照してください。

脚注

1 フィールド内の複数のマクロまたはテキストと混合されたマクロがそのロケーションでサポートされていない場合は、1 つのマクロでフィールド全体を埋める必要があります。

2 タグ名と値で使用されるマクロは、イベント生成プロセス中にのみ解決されます。

3 シークレットマクロを含む URL は機能しません。それらのマクロは"******"のように解決されます。